平成27年厚木市教育委員会12月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成27年12月22日火曜日
午後3時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 山田 一夫  
委員 難波 有三
委員 馬嶋 順子
委員 水上 裕
事務局
松本教育総務部長、須藤学校教育部長、荒井社会教育部長、
曽我教育総務部次長、高橋学校教育部次長、霜島教育総務課長、
岩崎保健給食課長、柳田社会教育課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第39号 厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱について

3 報告事項

(1) 事務の臨時代理の報告について
(2) 平成27年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
(3) 給食用食材の放射性物質の測定結果について

会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻15時00分

  • 曽田教育長 定刻になりました。
     現在の出席委員は4人で、定足数に達しております。
     ただいまから平成27年厚木市教育委員会12月定例会を開会いたします。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山田委員を指名させていただきます。お願いいたします。
     始めに、私から報告をいたします。平成27年11月24日火曜日に開催されました11月定例会以後の主な行事等16件につきまして、御報告申し上げます。
     まず、3番目でございます。11月27日、金曜日、厚木市立睦合東中学校インターナショナルセーフスクール認証取得ということで、南波校長先生ほか先生2人、PTA会長、すこやかネットワーク会議の議長、現生徒会長と前生徒会長の生徒2人が、12月13日にISS認証したことを改めて報告するために、市長を訪問してくださいました。私も同席させていただきまして、南波校長先生の方から、この取得に至った経緯、取組等を聴かせていただきました。
     次に、4番目でございます。11月28日、土曜日、厚木市文化会館小ホールにおきまして、第30回和田傳文学賞授賞式が執り行われました。
     各委員にも御出席をいただきましたので、授賞式については御存じかと思いますが、今回、大賞が3人、特選が8人、入選が24人、合わせて35人の児童・生徒の皆さんが受賞されました。特に、大賞を受賞された男の子が朗読をしてくれたのですが、一つの疑問を次から次へと膨らませていき、それを文章にまとめ上げており、素晴らしいと感じました。
     次に、7番目でございます。12月5日、土曜日、荻野運動公園競技場におきまして、第4回ちびっこマラソン&駅伝競走大会が行われました。各委員にも御出席をいただきましたが、参加者数は小学生が616人、保護者の方が135人ということでした。沢山の方々に親子で参加していただきまして、親子の触れ合いを深めていただきました。
     1枚おめくりいただきまして、2ページ目、8番目でございます。同日でしたが、厚木シティプラザ6階サイエンスホール250におきまして、あつぎヒューマンライツフェスタが行われました。人権作文で受賞された生徒による作文発表と人権ポスターで受賞された生徒への表彰状の授与等でした。その後、テレビ東京の茅原ますみさんによる講演も行われました。
     次に、9番目でございます。12月9日、水曜日、小学生空手全国大会に入賞したお子さん、保護者の方が市長を表敬訪問されました。空手もいろいろな流派がありますが、極真空手の全国大会に出場した毛利台小学校の男子児童と小鮎小学校の女子児童の2人が、それぞれ3位、優勝という非常に素晴らしい成績を上げられたということで、市長に報告をいただきました。
     次に、12番目でございます。12月13日、日曜日、荻野運動公園競技場におきまして、第21回厚木市民ラグビーフットボール大会兼平成27年度厚木市ラグビーフットボール選手権大会が実施されました。少し肌寒い天候だったのですが、参加6チームの方々によって、熱戦が繰り広げられました。
     挨拶の中でも触れたのですが、今年ほどラグビーに人々の注目が集まった年はないということで、ラグビーに熱狂する人々が非常に沢山誕生しました。来年のオリンピックでも、7人制のラグビーに男女とも出場することになりましたので、恐らくもっともっとファンが増えていくのではないかと思っています。この大会は、主催が市のラグビーフットボール協会で、体育協会、教育委員会は後援をさせていただきました。
     次に、13番目でございます。同日でしたが、あつぎ市民交流プラザ5階におきまして、各委員にも御出席をいただきましたが、平成27年度厚木市SEL教育基金事業、第7回厚木こども科学賞の表彰式が行われました。受賞された児童・生徒、保護者の方、大変多くの方に出席をいただきまして、市長から賞状の授与等が行われました。
     特に、小学校の部で大賞を受賞された依知小学校6年生の児童の植物に関わる研究発表と、中学生の部で大賞を受賞された玉川中学校1年生の生徒のやはり植物の葉面温度の研究発表では、研究に取り組むきっかけや取組の経過等について、本人が報告してくれたのですが、正に小さな科学者だなと感じました。
     この報告を聴いて、いずれは厚木市からもノーベル賞を受賞する人が出てくるといいなと思った人もいられたのではないかと思いました。
     次に、15番目でございます。12月19日、土曜日、神奈川工科大学におきまして、「レゴブロックで厚木未来都市をつくろう」という、クリスマスを目前にしてのイベントが行われました。
     主催は神奈川工科大学であり、今年で5回目を迎えられ、市内の小学生を中心に、親子合わせて300人ほどの方々が参加されました。参加者がレゴブロックを組み合わせて家を作り、それを広いスペースに置いていき、町を作っていったのですが、本当にこのような都市があったらいいと思えるような、素晴らしい厚木の未来の姿が表されておりました。
     このほか自動車やロボットを作って動かすなど、いろいろな取組が行われておりました。私も学校教育部長と参加し、1時間ほどレゴブロックを組み合わせて家を作ったのですが、すっかり熱中してしまいました。
     厚木市では、神奈川工科大学を含め5大学と協定を結んで、様々な取組を行っているわけですが、今回のこのイベントについては、子どもたちの科学への興味を高めるという点で、大変素晴らしい企画だということで、大学関係者に感謝の言葉を伝えてまいりました。
     次に、16番目でございます。平成27年厚木市議会第7回会議、12月定例会については、本日終了いたしましたが、議員の皆様から一般質問をいただいておりますので、議案及び陳情と併せまして、各所管の部長から御報告申し上げます。
     教育総務部長。
  • 松本教育総務部長 それでは、教育総務部から、御報告を申し上げます。
     提出議案等につきましては、議案第80号、厚木市学校給食費に関する条例の一部を改正する条例について及び陳情第11号、私学助成の拡充を求める意見書を国に提出することを求める陳情並びに陳情第12号、私学助成の拡充を求める意見書を神奈川県に提出することを求める陳情の上程がありました。
     12月14日に開催されました環境教育常任委員会において審査され、議案第80号、厚木市学校給食費に関する条例の一部を改正する条例については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものとされ、陳情第11号、私学助成の拡充を求める意見書を国に提出することを求める陳情並びに陳情第12号、私学助成の拡充を求める意見書を神奈川県に提出することを求める陳情は、賛成少数で不採択すべきものと決せられました。
     また、本日開催の本会議におきまして、議案第80号、厚木市学校給食費に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数で可決され、陳情第11号、私学助成の拡充を求める意見書を国に提出することを求める陳情並びに陳情第12号、私学助成の拡充を求める意見書を神奈川県に提出することを求める陳情は、賛成少数で不採択とされました。
     続きまして、教育総務部関連の一般質問につきましては、新川勉議員、山崎由枝議員、望月真実議員、新井啓司議員、遠藤浩一議員の5人の方から6項目について質問がございました。
     まず、新川議員から教育行政について、小学校の児童数の適正化について、学区再編成についての取組はとの質問がありました。教育長から、通学区域の再編成については、これまでも学校の新設や児童・生徒数の急増が見込まれる場合など、区域の変更を行ってきた。児童・生徒数は全市的には減少が見込まれるものの、中心市街地等の学校では増加傾向にある。このような状況を踏まえて、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針を策定し、これに基づき、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択及び小規模特認校制度について、来年度からの実施に向け準備を進めており、今後においてもよりよい教育環境とするため、学校規模の適正化に取り組む旨の答弁をいたしました。
     次に、山崎議員から、教育行政について、適応指導教室の給食について、児童・生徒の通室状況に応じた配慮はされているかとの質問がありました。教育長から、適応指導教室は様々な理由により通学できない児童・生徒の一時的な居場所であり、個々の特性や教育的配慮から、給食の提供はしていないが、在籍校に通学する場合に、一人一人の状況に応じた給食の提供に配慮している旨の答弁をいたしました。
     次に、望月議員から、市政一般について、子どもの貧困対策について、高校生への就学支援について、現状の取組と課題は何かとの質問がありました。教育長から、現在、教育委員会が実施している高校生への就学支援については、高等学校等修学旅行費支援金や久保奨学金制度があり、高校生への就学支援については、国・県により授業料の無償化等がなされている。今後も機会を捉え、教育費に関する公的支援の拡充について国・県に要望していきたいと考えている旨の答弁をいたしました。
     次に、新井議員から、教育行政について、子どもと向き合う時間の確保について、教職員の多忙化解消に向けてのプロジェクトの進捗状況はとの質問がありました。教育長から、現在、教育委員会にプロジェクトチームを設置して、現状と課題を整理し検討を進めている。具体的には、学校への依頼事項等について精査を図ることや、モデル校を選定し学校の現状を把握しているところである。併せて学校業務の補助を行う人材の派遣を検討しているところである。教職員が児童・生徒一人一人に向き合う時間と自己研さんに励む時間を確保することが何よりも大切であると考え、今後も業務多忙化の解消に努めていく旨の答弁をいたしました。
     次に、同じく新井議員から、学校の課題解決に向けて、法律知識を持った専門職の配置の考えはとの質問がありました。教育長から、全国の学校において、様々な事案への対応に際し、法律知識が求められていると認識している。本市においても、このような事態に対応するとともに、教職員の負担軽減と子どもたち一人一人と向き合う時間を確保することを目的として、教育委員会内に法曹有資格者を配置する必要性について研究を行っていく旨の答弁をいたしました。
     次に、遠藤議員から、教育行政について、学校規模の適正化について、未来を見据えたときの学校規模の適正化の考え方はとの質問がありました。教育長から、本年9月に厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針を策定し、これに基づき、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択及び小規模特認校制度について、来年度からの実施に向け準備を進めている。本方針は、おおむね10年を対象期間として、適正化の方策を定めた。今後においても、さらに、その先を見据えた適正化に取り組み、児童・生徒にとってより良い教育環境の整備に努めていく旨の答弁をいたしました。
     教育総務部の所管につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 須藤学校教育部長 それでは、学校教育部関連の一般質問につきまして、御報告を申し上げます。
     学校教育部には、沼田幸一議員、山崎由枝議員、田口孝男議員、新井啓司議員、遠藤浩一議員の5人の議員から、7項目の質問がございました。
     まず、沼田議員からは、小規模特認校制度について、制度開始に当たり、配慮した点は何か、ほかの小規模特認校の設置についてはどう考えているかとの質問がございました。教育長から、教育委員会では恵まれた自然環境をいかし、地域と連携した農業体験など特色ある教育活動を行っている玉川小学校において、小規模特認校制度を導入した。導入に当たっては、学校評議員や保護者、地域の皆様に対し、本制度の趣旨や期待される効果等について丁寧な説明を行った。今後については、同校での成果と課題について検証し、本市の魅力ある学校づくりに役立てていく旨の答弁をいたしました。
     次に、山崎議員から、安心安全のまちづくりについて、小中学校の通学路へ防犯カメラの設置が必要ではないかとの質問がございました。教育長から、通学路への防犯カメラの設置については、犯罪の抑止という点で一定の効果があると認識しているが、プライバシーへの配慮などの課題もある。今後も関係部署と連携を図り、更なる見守り活動の充実など、児童・生徒の安全確保に努めていく旨の答弁を行いました。
     次に、同じく山崎議員から、発達障害に関わる教育について、文部科学省が実現を目指す「チーム学校」をどのように考えているか、また、専門スタッフによる取組を考えているかとの質問がございました。教育長から、「チーム学校」は、校長のリーダーシップのもと、学校の教育力、組織力を向上させ、教職員や多様な人材が専門性をいかし、一人一人の子どもの状況に応じた教育の実現を目指すものである。教育委員会では、専門職を含む教育活動を支援する人材の派遣事業に取り組んでいる。発達障害に関わる教育においても、特別支援教育の充実を重点の一つとして位置付け、特別支援教育介助員、スクールカウンセラー、学力ステップアップ支援員を配置し、各小・中学校の教育活動を支援している旨の答弁を行いました。
     また、同じく山崎議員から、障がい児の保護者と学校におけるマイサポートブックの活用は、周知徹底されているかとの質問があり、教育長から、マイサポートブックについては、出生から現在に至るまでの生活履歴を記録することにより、一貫した療育支援を行うために独自施策として配布しているものである。小・中学校では、特別な支援を必要とする児童・生徒に、適切な指導・支援を継続することができるよう、教育委員会が配布した支援シートを就学等の相談時に活用している。マイサポートブックは、保護者が支援シートを作成する際に活用しているものと認識しており、学校においても、更に広く認知されるよう引き続き取り組んでいく。今後も児童・生徒の状況に寄り添った指導・支援を充実させ、全ての子どもたちが安心して学ぶことができる環境づくりに努めていく旨の答弁を行いました。
     次に、田口議員からは、インターナショナルセーフスクールについて、小学校に続いて中学校が認証されたが、その成果と課題は、今後の取組はとの質問がございました。教育長から、清水小学校に続き、本年11月に睦合東中学校が国際認証を取得した。成果としては、けがの発生件数の減少や、児童・生徒の安心安全に対する意識が高まったことなどが挙げられる。また、学校と地域がネットワークを構築し、一体感を持って活動ができた点も大きな成果と考えている。今後は、清水小学校、睦合東中学校の取組や、その精神を各学校に広め、安心安全な環境づくりに取り組んでいく旨の答弁を行いました。
     次に、新井議員から、「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果について、「不登校」「いじめ・暴力行為」等に対する取組の成果と課題はとの質問がございました。教育長から、不登校対策を強化するために、不登校支援推進事業を立ち上げるとともに、各学校において校内支援体制を整え、登校を促すために迎えに行くなど、根気強い取組を継続してきた。その結果、不登校児童・生徒数は大幅に減少してきている。いじめ・暴力行為については、生徒指導体制の構築や、学校への訪問の際に指導・助言を行うことにより、いじめの認知率、暴力行為の発生率は、神奈川県平均を下回っている。教育委員会としては、今後も学校との連携を深め、取組を推進していく旨の答弁を行いました。
     最後に、遠藤議員から、学校規模の適正化について。未来を見据えたときの小規模特認校の考え方はとの質問がございました。教育長から、教育委員会では、恵まれた自然環境をいかした特色ある教育活動を行っている玉川小学校において、小規模特認校制度を導入した。今後、同校での成果と課題について検証し、児童・生徒数の推移等、学校を取り巻く環境の変化を見極めながら、本市の魅力ある学校づくりに役立てていく旨の答弁を行いました。
     学校教育部の所管につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 社会教育部長。
  • 荒井社会教育部長 次に、社会教育部から御報告を申し上げます。
     まず、提出議案でございますが、議案第83号、平成27年度厚木市一般会計補正予算(第5号)につきましては、12月14日の環境教育常任委員会におきまして、可決すべきものと決せられ、本日の本会議において、賛成多数で可決されました。これは、社会教育集会所、公民館、体育施設の維持管理、維持補修事業に係る補正予算でございます。
     また、本定例会にも報告事項として提出させていただいておりますが、議案第86号、工事請負契約の締結については、本日の本会議におきまして、賛成全員で可決されました。議案提出の所管は総務部でございますが、関連議案として報告させていただきます。これは、厚木南公民館の本体工事の契約議案でございます。
     次に、一般質問につきましては、田口孝男議員、高橋知己議員、田上祥子議員の3人の議員から、3項目について質問がありました。
     まず、田口議員からは、スポーツ施策について、日本体育大学との協定締結による今後の取組はとの質問がございました。教育長から、学校法人日本体育大学との協定締結を機に、あつぎスポーツアカデミーの更なる充実を図り、市民の体力向上・健康づくりにつながる取組を進める。具体的な事業として、日本体育大学の施設を活用した教室の実施や、国内トップレベルの講師による講習会等を予定している旨の答弁をいたしました。
     次に、高橋議員から、図書館について、図書貸出数の動向と図書館活動における課題は、中央図書館のリニューアルに当たり取り組むべき課題は、愛甲石田駅でも予約資料の受取はできないかとの質問がございました。教育長から、公共図書館の図書貸出数については、多くの図書館で減少傾向にあり、また、本市の図書館においても貸し出し数は減少傾向にある。これはスマートフォンやパソコンの普及による読書量の減少が要因の1つである。こうした状況を踏まえ、子ども読書活動の推進など、読書に親しむ環境の整備に努める。中央図書館のリニューアルについては、将来を見据えた新しい機能や設備を整え、市民の交流拠点や情報拠点として、多様なニーズに応える図書館を目指してまいる。愛甲石田駅連絡所の利便性向上については、市民ニーズの把握に努めるとともに、具体的な受け渡し方法について研究を進める旨の答弁をいたしました。
     田上議員からは、読書活動の推進について、ガイドブックを作成してはどうかとの質問がございました。教育長から、子ども読書活動の推進を図るため、絵本リストや推薦図書案内、家庭での読書を啓発するパンフレット等を配布している。これらはガイドブックと同様の効果があると認識していることから、今後は更に内容を充実していきたい旨の答弁をいたしました。
     社会教育部の所管につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 審議事項に入ります。
     日程1、議案第39号、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱についてを議題といたします。議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 議案第39号、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員につきましては、5人の方を委嘱しておりましたが、欠員が生じましたことに伴い、厚木市久保奨学金基金条例第15条第3項の規定により、新たに選考委員会委員をお一人委嘱するものでございます。
     1枚おめくりいただき、裏面を御覧ください。記載のとおり、元中学校長でございます尾崎利秀様を委嘱するものでございます。
     なお、任期につきましては、条例第15条第4項の規定により、前任者の残任期間であります平成29年5月31日まででございます。
     説明につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     特にないようですので、採決に移ります。本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第39号を可決いたします。
     次に、報告事項に入ります。
     報告事項1、事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     社会教育課長。
  • 柳田社会教育課長 報告事項1、事務の臨時代理の報告についてを御説明申し上げます。
     恐れ入りますが、資料1の裏面、臨時代理書を御覧ください。
     本件につきましては、平成27年第2回厚木市議会第7回会議(12月定例会議)に係る厚木南公民館新築工事請負契約の締結議案について、市長から意見を求められましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理したことを、裏面の資料1のとおり、第6条の規定により報告するものでございます。
     厚木南公民館につきましては、平成25年4月に策定されました中心市街地の公共施設再配置計画や地域からの要望を踏まえまして、旧勤労福祉センター跡地に新築移転することが位置付けられました。その後、平成26年度から平成27年度にかけて実施いたしました勤労福祉センターの解体工事や、厚木南公民館新築工事に係る基本・実施設計を経まして、現在、公民館新築工事に先立つ基礎工事を実施しております。
     恐れ入りますが、参考の2ページを御覧ください。厚木南公民館新築工事の請負契約につきましては、平成27年12月4日に入札に付した結果、契約金額4億5,359万6,760円で、山王・信和特別共同企業体と請負契約を締結する運びとなりました。履行期限は、平成27年12月23日から平成29年3月10日まででございます。
     なお、本契約は、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約でございますので、厚木市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本日、議会の議決を受けましたので、落札業者との仮契約から本契約への手続が完了してございます。
     続きまして、参考資料の3ページの工事請負契約状況を御覧ください。こちらは、本体工事に付随します電気工事、衛生工事、空調工事の附帯工事につきまして、議決案件ではございませんが、本年10月に入札を終了し、本体工事同様、本日付けで仮契約から本契約への手続が完了しておりますので、参考に御報告いたします。
     最後に、参考資料の4ページにつきましては、厚木南公民館新築工事の概要、入札執行方法及び開札結果を、5ページ及び6ページは各附帯工事の開札結果を、7ページから9ページは新築する公民館の位置図、配置図及び各階層の平面図を参考にお示ししております。
     報告は以上でございます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対して、何か御質問等ございますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田教育長職務代理者 素晴らしい施設ができるということで、大変良いことだと思っております。一つお伺いしますが、ここは比較的駅に近い立地ですが、駐車場はどのくらいあるのですか。
  • 曽田教育長 社会教育課長。
  • 柳田社会教育課長 全部で17台で、そのうち1台が身障者用駐車場でございます。
  • 山田教育長職務代理者 ありがとうございます。中心市街地ですので、駐車場の設置についてはなかなか難しい部分もあるとは思いますが、活動の幅が広がるということ良いことだと思います。
  • 曽田教育長 ほかに、いかがでしょうか。
     特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2、平成27年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 報告事項2、平成27年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
     資料2を御覧ください。本件につきましては、厚木市教育委員会表彰規程第2条第1号に基づき、学校教育又は社会教育の振興・研究若しくは改善に努め、その功労が顕著な方につきまして表彰するものでございます。被表彰者につきましては、厚木市教育委員会表彰要綱に基づき、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考を行い、平成28年1月30日土曜日に開催いたします厚木市教育委員会表彰式で表彰を行います。
     恐れ入りますが、裏面を御覧ください。被表彰者でございますが、公民館長として多年にわたり御尽力いただきました鈴木泉様を始めといたしまして、19人の方々でございます。
     報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただいまの報告について、何か御質問等ございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3、給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
     保健給食課長。
  • 岩崎保健給食課長 報告事項3、給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料3を御覧ください。始めに、11月16日から12月10日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、11月27日に調理後の給食の測定を行っており、それらを含む御覧のページ及び裏面のページ全て不検出となっております。
     恐れ入りますが、右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、保護者の方からの要望を取り入れ、火曜日、木曜日に、翌日の給食で使用する食材を1日3品目を限度として測定をしている中で、11月分につきましては、3名の保護者の方からの21品目の要望に対して、教育委員会が選定した食材を合わせ21品目を測定いたしました。12月分につきましては、1名の保護者の方からの24品目の要望に対して、予定を含め18品目の測定をいたします。
     なお、学校給食につきましては、12月21日で全校終了となりますので、測定回数は予定を含め6回となっております。
     報告につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対して、何か御質問等ございますでしょうか。
     よろしいですか。
     特にないようですので、報告事項3を終わります。
     以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。これをもちまして、平成27年厚木市教育委員会12月定例会を閉会いたします。お疲れ様でした。

閉会時刻15時40分

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