平成28年厚木市教育委員会7月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成28年7月26日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 山田 一夫  
委員 難波 有三 委員 馬嶋 順子
委員 水上 裕
事務局
加藤教育総務部長、荒井社会教育部長、曽我教育総務部次長、
高橋学校教育部次長、小山社会教育部次長、若林教育総務課長、
武田学校施設課長、岩崎保健給食課長、落合学校給食センター所長、
佐後学校教育課長、馬場学務担当課長、清水教職員課長、
大田垣教育研究所長、川上青少年教育相談センター所長、
三武社会教育課長、古村スポーツ政策課長、増田文化財保護課長、
市川中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

  • 日程1 議案第27号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価について
  • 日程2 議案第28号 平成29年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について

3 報告事項

  • (1) 児童数・生徒数将来推計について
  • (2) 放射性物質の測定結果について
  • (3) 厚木市久保奨学金(平成28年度高校等修学奨学金(第2期生))の支給決定の取消しについて

会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 曽田教育長 それでは、ただ今から、平成28年厚木市教育委員会7月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、水上委員を指名させていただきます。お願いします。
     始めに、私から報告をさせていただきます。
     平成28年7月定例教育委員会教育長報告。
     平成28年6月25日土曜日に開催されました6月定例会以後の主な行事30件につきまして御報告申し上げます。
     まず、1番目でございます。6月26日、日曜日、荻野運動公園メインアリーナにおきまして、第32回県央厚木剣道大会が開催されました。私から挨拶をさせていただきましたが、県央地区やその周辺の都市の小学生から大人まで500人近くの剣士の皆さんにお集まりいただきまして、大変盛大に開催をされました。途中まで試合を拝見しましたが、気合の籠った声が飛び交い、会場全体が引き締まるような感じがいたしました。
     次に、5番目でございます。6月29日、水曜日、厚木市文化会館小ホールにおきまして、平成28年度第1回家庭教育情報提供講演会を開催いたしまして、私が講師で、家庭教育の重要性という題で、200人の方々を前に、自分の経験等も踏まえて話をさせていただきました。
     次に、7番目でございます。6月30日、木曜日、高坪橋親水広場におきまして、水辺ふれあい事業が実施されました。これは、東京農業大学の教授と学生が、子どもたちに対して指導してくださる事業で、かなりの回数を重ねて、今年度に至っているものです。
     前日少し雨が降ったので、実施が心配されたのですが、それ程水かさも多くなくて、予定どおり毛利台小学校5年生の児童119人が参加しまして、8班に分かれて、指導していただきながら、いろいろな調査等を実施しておりました。
     次に、8番目でございます。同日でしたが、厚木第二小学校におきまして、厚木南地区世代間交流給食会が実施されました。厚木南地区にお住まいの御年配の方々がいらっしゃいまして、子どもたちと一緒に給食を食べて、いろいろとお話をするというものでした。私も2年生のクラスに入って、同じテーブルについた子どもたちと話をしながら、楽しく給食を頂戴いたしました。
     1枚おめくりをいただきまして、12番目でございます。7月5日、火曜日、平成28年度第2回厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。夏休みが間近に迫ったこの時期に、毎年開催しているわけですが、1学期を振り返って、併せて夏季休業から2学期に向けて、どういったようなことについて御配慮いただきたいか、私自身の思いも含めながら、36校の校長先生方に話をさせていただきました。
     次に、14番目でございます。7月6日、水曜日、平成28年度厚木市教育委員会表彰式を開催いたしました。今回は、個人表彰23人、団体表彰6団体、教育委員会感謝状3人・8団体、教育長感謝状1人・5団体に、表彰状のお渡しをさせていただきました。スポーツ、文化、様々な面において、厚木の子どもたち、厚木の方々が活躍をされているということで、私自身にとっても大変誇りに思える表彰式でございました。
     また、教育委員会教育長の感謝状をお渡しした個人・団体等の皆様におかれましては、学校教育環境に対して、様々な面で御理解、御協力をいただき支えていただいているということで、改めて感謝を申し上げました。
     次に、16番目でございます。7月7日、木曜日、相川小学校の子どもたちが、熊本地震の義援金の寄附金を持参してくださいました。
     相川小学校の子どもたち8人、校長先生、担当の先生でしたが、校長先生が集会のときに話をされたことが一つのきっかけとなって、子どもたち自身が、熊本地震で被災された方々のために私たちができることは何かないだろうかといったようなことを発案し、全校児童に訴えかけをし、浄財を集め、それを熊本にお届けいただきたいということで、持参してくださいました。
     次に、1枚おめくりをいただきまして、18番目でございます。7月10日、日曜日、及川球技場におきまして、第31回厚木市小学生ソフトボール大会開会式が行われました。参加チーム数が19チーム、参加者数は約300人ということで、協会関係の方々、チームを御指導いただいている監督、コーチの方々、さらには大変多くの保護者の方々もお見えになられました。
     前日が開会式の予定だったのですが、天候不順により翌日順延ということで、10日の日曜日に開催されたのですが、当日はソフトボール大会日和のお天気の中で、開会式の後、大会がスタートいたしました。私は始球式をさせていただきましたが、ボールは何とかとんでもない方向には行かずに、キャッチャーの人がミットにおさめてくださいました。
     次に、19番目でございます。7月12日、火曜日、本庁舎4階大会議室において、第47回交通安全こども自転車神奈川県大会報告会、第5回交通安全高齢者自転車神奈川県大会報告会が行われました。参加をされた清水小学校の児童、御指導くださった監督、交通安全協会の方々を始め、高齢者の部門において優勝された皆様方が、大会に向けての取組、大会での様子等を報告くださいました。
     子どもたちの方では、清水小学校Aチームが第2位、Bチームが第4位、個人成績では、お一方が優勝、もうお一方が5位ということで、大変素晴らしい成績を収めることができました。
     優勝しないと全国大会には行けないということで、成績は大変素晴らしいと思ったのですが、子どもたち自身からは、悔しいといった表情を見てとることができました。今回のことを踏まえて、また来年度以降、頑張っていってくださいといったお話をさせていただきました。
     次に、20番目でございます。7月14日、木曜日、臨時の厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。これは、小学校のプール指導において事故が発生いたしまして、大事故にはならなかったのですが、このことを教訓として、全ての小学校・中学校においてプール事故を防止するという趣旨から、校長先生方にお集まりをいただき、事故状況等を詳しくお話しする中で、今一度、プール指導のあり方について見直しをしていっていただきたいといったお願いをいたしました。
     次に、22番目でございます。7月19日、火曜日、平成28年度第1回厚木市図書館協議会委員委嘱式を実施いたしました。図書館協議会委員の皆様には、今回新しい図書館のあり方について御意見をおまとめいただいたわけですが、今年度はそれを基にして新しい図書館の基本構想を作成していくということになりますので、そのことについてもお願いをしながら委嘱状を交付させていただきました。
     次のページをおめくりいただきまして、27番目でございます。7月21日、木曜日、北小学校体育館におきまして、厚木市立北小学校創立50周年記念式典が行われました。小林市長共々出席をさせていただきまして、子どもたちや出席された多くの地域関係者の方々とともに、創立50周年の歩みを振り返りながら、お祝いの言葉を述べさせていただきました。
     次に、29番目でございます。7月23日、土曜日、県立厚木商業高等学校格技場におきまして、第68回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場の壮行会が実施されました。厚木商業高等学校ソフトボール部が21回目の出場を決めたということで、7月30日から広島県においてインターハイがスタートいたしますが、それに先立って選手の皆様の県大会優勝までを称えさせていただき、また、インターハイでの全国優勝に向かって頑張ってくださいといった激励をさせていただきました。
     以上でございます。
     本日の日程のうち、報告事項3については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開といたします。
     なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら御退出いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきいただきたいと思います。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1、議案第27号、教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 議案第27号、教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき、点検及び評価を行いましたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第3項の規定に基づき、提案するものでございます。
     それでは、報告書につきまして、概要を御説明させていただきます。
     始めに、2ページをお開きください。2ページから5ページにまでにつきましては、教育委員会の基本目標と8つの基本方針及び厚木市教育大綱を掲載しております。
     次に、8ページをお開きください。8ページから14ページにつきましては、教育委員会名簿、定例会の開催状況や主な活動などについて記載しております。
     次に、16ページをお開きください。ここからが、点検・評価の内容になります。
     まず、1の趣旨でございますが、法律の規定により、教育委員会は、毎年、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、自ら点検・評価を行い、その結果を議会に提出するとともに、公表しなければならないと定められていることから、この報告書を作成したものでございます。
     次に、2の点検・評価の対象でございますが、平成27年度の厚木市教育充実プランに位置付けた主要事業59事業を対象として実施したものでございます。
     3の点検・評価の方法についてでございますが、点検・評価の客観性を確保するため、規定により、点検・評価を行うに当たっては教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとすると定められております。このため、学識経験者として、御覧の方々を委員とした厚木市教育委員会点検・評価委員会を設置し、委員から各事業に対し、御意見をいただきました。一昨年度からは、公募の委員を入れ、また、保護者代表ということで、PTAからも委員をお願いしたところでございます。そして、いただいた御意見を受けまして、基本方針ごとに評価を行い、次年度以降に向けた教育委員会の考え方を示してございます。
     次に、18ページからが点検・評価の中身となりますが、23ページを御覧ください。基本方針1の「「確かな学力」を身に付ける教育を推進します。」につきましては、15の事業がございますが、23ページの小学校児童支援推進事業を例に御説明いたします。
     一番上に事業名、写真の横に事業概要と平成27年度実績、中段に成果指標の経年変化、その右側に成果と課題・今後の取組等を記載しております。これらを点検・評価委員に見ていただき、下段にありますように、委員から御意見をいただきました。
     こうしたまとめ方で各ページが構成されており、さらに、基本方針ごとに点検・評価委員会から総括的意見をいただいております。34ページをお開きください。34ページには、基本方針1に対する点検・評価委員会からの総括的意見を記載しております。
     35ページ目からは、基本方針2について、以降同様に、基本方針ごとに83ページまで記載しております。
     次に、86ページをお開きください。点検・評価委員会から、全体を通しての総括的御意見をいただいておりますので、内容を紹介させていただきます。
     まず、児童・生徒に対して実施している事業の取組については、きめ細やかな指導や支援を行っており、それぞれの事業が実績を上げていて、高い効果を上げていると評価をいただきました。また、教職員の資質・能力と組織力の向上については、現代の課題に対して工夫された幅広い分野の研修事業を展開しており、教職員の技術向上につながっていると評価をいただきました。さらに、各地区の公民館を中心に、地域の特性を生かした取組を通して、全国に誇れる生涯学習のまちづくりが進められていると評価をいただきました。
     これらの意見を受けまして、右側の87ページに、教育委員会としての点検・評価の総括を記載しております。
     平成27年度におきましても、学校に対する人的支援の更なる充実や教職員研修などの充実により、きめ細やかな学習支援や教職員の資質・指導力の向上を図るとともに、教職員が児童・生徒一人一人と向き合える時間を確保できるように、職場環境の整備・充実を図りました。
     また、公民館などの社会教育施設を活用した地域の特性をいかした事業に取り組み、地域における教育力の向上を図りました。さらに、誰もがスポーツに親しむことができる環境づくりや、豊かな自然や歴史文化の認識をより一層深めてもらうような取組をいたしました。
     次に、89ページからは、8つの基本方針ごとに、教育委員会としての評価を記載してございます。
     89ページを例に説明いたしますと、基本方針1に対する評価、また、成果指標における実績が目標に達した主な事業、達しなかった事業、同様に、90ページは基本方針2に対して、以降96ページまで基本方針ごとに記載しております。
     最後に97ページになりますが、これら事業別の成果指標の達成状況を記載しております。二重丸につきましては実績が目標を上回ったもの、丸は実績が目標に対して80%以上だったもの、三角は実績が目標に対して80%未満だったもの、横のバーは指標を設定しないものでございます。
     説明は以上でございます。
     なお、この報告書につきましては、本委員会で採決をいただいた後、市議会に提出し、公表することとなりますので、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     水上委員。
  • 水上委員 総括的な評価のとおりで、1年間大変充実した実績があるのだということが、これで分かると思います。
     ただ、この総括的意見のところで、ソフトの部分は沢山評価されているのですが、ハードの部分を少し考えると、例えば49ページの中学校校舎・体育館改修事業では、トイレの改修率が成果指標として載っています。これを見ると、目標が3%ずつアップとなっているのですが、これで本当にいいのかというところが少し疑問です。
     というのは、委員からの意見のところを見ていただくと、最低限必要な改修工事だと認識しているという記述があります。最低限必要なものが3%ずつのアップでいいのか、教育環境日本一を目指すのであれば、目標値をもう少し高くして、何とか最低限必要な改修工事は前進させるべきではないかと思いました。
     以上です。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 武田学校施設課長 御意見ありがとうございます。
     まず、各小・中学校の改修工事ですが、長寿命化計画という計画が別にございまして、その中で、学校施設だけではなくて、ほかの公民館や、市内にございます他施設、消防庁舎とかというものを全て表にしまして、その中の順番で改修工事を決めていきます。さらに、その中の委員会において、ふるいにかけられて、最終的に教育委員会の学校の改修工事、それから、ほかの部署の施設の改修工事が決まっていくものですから、計画的に進めたくても、思うとおりになかなか予算が付かないという面がございます。
     また、学校に関しましては、トイレ改修などで設計委託等が完了しているが改修工事ができないという、要するに改修工事待ちの物件が多いという状況です。この点では、まちづくり計画部の建築課に監督業務をお願いして改修工事を進めていく関係で、もし多くの予算が付いたとしても、建築課の職員が全ては受けられないということもありえます。なお、平成27年度は藤塚中学校の屋上外壁改修工事とトイレ改修工事だったのですが、平成28年度は少し改修工事が増えています。
     このように、長寿命化計画の部分、建築課が監督業務として受けられる部分、そして予算という部分がございますが、計画的に改修工事が進められるように努力してまいりたいと思っております。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 水上委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     山田委員。
  • 山田委員 非常にきめ細かい評価、ありがとうございました。
     まず、基本方針の1から御質問したいと思います。23ページです。
     確かな学力を身に付ける教育を推進するということで、小学校の児童支援推進事業をやっていただいて、非常にありがたいと思っております。その中で、ここでは特に、児童指導担当や教育コーディネーターを担任外にして、いわゆる負担を軽減して自由に動けるようにするということが、一つの大きな趣旨だと思います。
     現在、児童指導担当と教育相談コーディネーターに当たっておられる人が、どのくらい担任から外れておられるのかをお聞きしたいのですがどうですか。
  • 曽田教育長 教職員課長。
  • 清水教職員課長 現在、はっきりした数は把握できておりませんが、学校規模によりまして定数も決まっております。大きな学校ですと担任外の定数がございますので、児童指導担当という形で、専任で動ける学校もありますし、規模の小さな学校になりますと担任以外いわゆる級外で配当されている教員の数が少ないですので、児童指導担当を専任でやるということができておりません。
     平成27年度の17人ですが、市内23校の小学校のうち、厚木小学校や南毛利小学校といった大きな学校につきましては、定数で児童指導担当も付いておりますので、専任で担当できておりますが、大規模ではない学校につきましては、この非常勤講師を派遣することによって、担任を持っている児童指導担当や教育相談コーディネーターが少しでもその業務に対応できるようにということで、平成27年度は17人派遣ということになっております。
  • 曽田教育長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 児童指導担当、教育相談コーディネーターについてでございますが、平成28年度につきましては、両方合わせまして11人が級外になってございます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 山田委員 はい、ありがとうございます。
     学校事情があるので、今おっしゃったように、これだけのことをしていただいているというのは、非常にありがたいことだと思いますので、是非続けてほしいということと、この辺の評価・鑑定を大きくいかしてほしいということがあります。
     それから、2点目ですが、89ページに教育委員会の評価が出ておりまして、基本方針1ですが、成果指標における実績が目標に達しなかった事業で、学力ステップアップ支援委員派遣事業というのがあります。これは、29ページに記載されている事業ですが、具体的にどういう部分が目標に達しなかったのかということと、その対策をどう考えるのかという点をお聞かせいただければと思います。
  • 曽田教育長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 29ページを御覧いただきたいのですが、今回、成果指標としておりますのは二つございまして、一つが児童・生徒の学習意欲の向上の割合、もう一つが児童・生徒の学習理解度の割合という形で、指標を設定してございます。
     まず、最初の学習意欲の向上の割合について、目標が82%に対して79.5%ということで、今回達成していないという評価になっているのですが、これにつきましては、中学校の生徒に対するアンケートを指標にしております。
     アンケートの質問内容が「先生と支援員がいるので意欲が保てる。」ということに対して、「そのとおりである。」と回答した者の数が79.5%でございました。学習に関する意欲を高めていくということが、確かな学力を身に付けるということにつながっていくところなのですが、ステップアップ支援員がいることによって子どもが教科に対する意欲を持つことに反映されているかどうかは、子どもの主観の部分もあるので、なかなか捉えにくい面もあって、こういう形になっているということは感じているところでございます。
     同じく学習理解度の割合につきましても、中学校の生徒を対象にアンケートを取っているのですが、アンケートの質問内容が「先生とステップアップ支援員がいるので学習が分かりやすい。」ということに対する答えになっており、現状としては89.2%ということで、目標の94%には達しておりません。
     これに対する対策といたしましては、子どもたちに授業が分かる、これにつきましては、もちろんステップアップ支援員の力も大いに借りているところではございます。先生方が授業、指導方法等を工夫・改善していくことと併せて、ステップアップ支援員とともに、子どもたちの学習意欲・学習の理解を深めるということを進めていきたいと思っております。
  •  また、ステップアップ支援員につきましては、研修会を実施しておりまして、いろいろな課題のある子どもたちも含めて、対応方法についての研修を行ったり、学習指導法についても、ステップアップ支援員にお示しする研修の機会を持っておりますので、先生方の授業の工夫・改善と併せて、ステップアップ支援員に対する研修を行うことによって、この指標目標に到達できるように努力してまいりたいと思っております。
     以上です。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 山田委員 ありがとうございました。課長さんの説明でよく分かりました。
     それから、点検評価委員会の委員の皆様からもいろいろな意見が出ていますが、それぞれもっともだと思います。
     学力の向上と口では簡単に言いますが、学力を上げるというのは非常に大変なことです。その辺りは、今課長が話されたように、やはり授業をいかに工夫していくかということや教職員の問題、子どもの意欲も絡んでくるわけです。それには、どういう題材を与えたら、どう伸びていくかというのが大事なので、学力ステップアップ支援員とうまくリンクして、また研修会も行われたということなので、その辺も踏まえて進めていくと、更にいい費用対効果が出るのではないかという気がしますので、今後ともよろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     馬嶋委員。
  • 馬嶋委員 私は、次の基本方針2の成果指標における実績が目標に達しなかった主な事業の登校支援推進事業に関してお聞きしたいと思います。
     厚木の登校支援推進事業に関しては、かなりきめ細やかにやっていただいていると思っているのですが、今回特に小学生の不登校児童の割合が増えて、中学生も少し増えていると思うのですが、小学生から不登校でなかなか学校に行けなくなると、中学校に入ってさらに厳しいことも多いと思いますし、その辺の背景とか、それに対する対策とかを教えていただければと思います。
  • 曽田教育長 青少年教育相談センター所長。
  • 川上青少年教育相談センター所長 それでは、昨年度の不登校について、特に小学校の児童の結果につきまして御説明させていただきます。
     36ページの成果指標にございますように、小学校のいわゆる不登校の出現率が上がってしまったということなのですが、昨年度の調査等の結果を見ますと、その要因として、家庭に関わる状況と、学校生活の中では学習に関わる状況が、例年よりも増えている現状がございます。
     特に、平成26年度の1年生が例年よりも多かったのですが、その1年生が昨年度2年生になりまして、中には不登校が解消されたお子さんもいらっしゃるのですが、また新たな不登校が出てしまったというような現状が2年生にはございます。
     また、昨年度の6年生が年度の途中から不登校になってしまったという現状がございまして、家庭的な要因、学校に関わる学習での要因等につきましては、教育ネットワークコーディネーターやスクールカウンセラー等の相談活動も行っておりますので、より早期に対応できるように今年度も行っているところでございます。
     また、学習につきましては、今月の校長会でも校長先生方にお話しいたしましたが、誰もが分かる授業づくりや多くの課題に対応した指導などをお願いしているところでございます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 いかがでしょうか。
  • 馬嶋委員 ありがとうございました。
     なかなか難しい問題があるとは思います。特に、発達のアンバランスなお子さんが今まで気が付かないで学校に行って、勉強にどうもついていけないとか、分からないとか、環境になじめないといった要因もあると思うので、またよろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     それでは、私から一つお聞きします。成果指標については、事業の所管課に一定の考え方があって設定していると思うのですが、100%の成果指標を設定している事業については、なかなか達成が難しいという面もあるだろうと思うのですが、何か考えがあってのことでしょうか。例として、45ページの「先生のための研修事業」ですが、これは平成26、27、28年の3か年度の成果指標が100%で設定されていますが、どういう考えに立って設定しているのかをお聞かせいただきたいと思います。
     教育研究所長。
  • 大田垣教育研究所長 先生のための研修事業の成果指標につきまして、その設定の趣旨を御説明いたします。
     45ページにございますように、平成26、27、28年度は、目標値を100%ということで設定しております。この研修講座は、平成27年度は20講座ほど企画いたしましたが、先生方には、それぞれ自主的な希望により参加をしていただいております。平成27年度以前から、参加していただく先生方には、非常に高い意欲としっかりとした課題意識を持っていただいておりまして、アンケートでは、参加した内容について大変実用的であったといった回答も寄せていただいているところです。
     そういったこともございまして、もともと先生方からの評価を一定程度いただいておりますので、教育研究所といたしましては、参加していただいた先生方に役に立ったと言ってもらえるものを必ず一つは持って帰ってもらおうという意識を持って今年度も進めております。
     このようなことから、全ての先生方にきちんとお土産を持って帰ってもらいたいという気持ちを込めて、目標値は100%といった形になろうかと思います。
     目標の設定の仕方、あるいは成果の測り方につきましては、こういった形でいいのかどうか検討していく必要もあろうかと思いますので、今いただきました御意見を踏まえ、今後また検討してまいりたいと思っております。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 今、一つの例として、教育研究所の話を聞いたのですが、各所管課が、目標はこういう考えがあって設定しているのだということを明確にしておく必要があるのではないかと感じました。一つの高い目標を掲げ、そこに近づくという努力を一生懸命やっていくことは必要なことだと思いますけが、今申し上げたことを各所管課において、十二分に考えていく必要があると感じました。
     そのほか、いかがでしょうか。
     山田委員。
  • 山田委員 すみません、基本方針5のところでございます。
     64ページの「早寝早起き朝ごはん」啓発推進事業ということで、各公民館などで、いろいろ啓発チラシを配布されていると思うのですが、毎年チラシを配布されていて、具体的にその効果というのはどうなのでしょうか。
  • 曽田教育長 社会教育課長。
  • 三武社会教育課長 「早寝早起き朝ごはん」啓発推進事業の啓発の関係でございますが、平成27年度の実績としては、181回開催し、啓発人数としては1万1,520人の方に対して啓発を行いました。
     この「早寝早起き朝ごはん」というのは、平成18年の文科省の子どもの生活リズム向上プロジェクトのスタートを受けまして、いろいろ経過を踏んできているのですが、教育委員会といたしましては、この「早寝早起き朝ごはん」がいろいろな理論の中で有効になっているという部分で、その植え付けというものは進めてこられたのではないかと思っておりますので、今年度におきましても引き続き、この啓発を続けていきたいと考えております。
     以上でございます。
  • 山田委員 ありがとうございます。
     そのとおりだと思います。「早寝早起き朝ごはん」は、やはりすごく大事なことです。しかし、どの程度浸透しているかという点ではなかなか厳しい部分もあるかと思うので、さらにうまく浸透するように啓発いただければありがたいと思います。
     続けてよろしいでしょうか。基本方針7のところで、69ページの「あつぎスポーツアカデミー推進事業補助金」ということで、いろいろやっていただいています。非常にきめ細かく、スポーツの健全育成のためにやっていただいているのですが、その平成27年度の実績に、スポーツアカデミーが726人と書いてあるのですが、何種目ぐらい実施されたのかをお聞きしたいと思います。
  • 曽田教育長 スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 スポーツアカデミー事業でございますが、この事業につきましては、幼児から中学生までを対象に、それぞれの年齢に応じて運動能力をステップアップしていくプログラムを組んでございます。
     その中で、種目に限定いたしますと、中学生についてはトップアスリート養成事業ということで、平成27年度につきましてはソフトテニスとソフトボール、それから、最初に申し上げましたとおり年齢に応じて行っておりますので、未就学児につきましては、マット運動や跳び箱、縄跳びといった、競技力の向上ではなくて、全身運動を通した運動能力の開発が中心となった取組を行いました。
     また、小学校1年生から3年生につきましては、かけっこアカデミーということで、全てのスポーツの基本となる走ることについて、正しいフォームで走ることができるようにするという取組でございます。
     それから、小学校3年生から6年生は、トレーニングアカデミーということで、こちらも全身運動を通した運動能力、体幹運動を鍛えるプログラムということで、種目というのは中学生だけが種目を限定しておりますが、全体を通しては、こういった事業を行ったことで、総計で726人の方が参加したということでございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山田委員 ありがとうございました。
     確かに、中学生は種目になっていると思いますので、小学校までは、今課長がおっしゃっていたように、いろいろな運動に親しんで、スポーツ、種目を限定しないで総合的に鍛えていくと、非常に良い発達バランスがあるので、さらに進めていただければありがたいと思っております。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     難波委員。
  • 難波委員 私も、この点検・評価報告書を見させていただいて、学校現場の先生方に、本当に多方面にわたって手厚い支援がなされているなという感想を持ちました。
     この評価とは直接関係ないのですが、62ページに「家庭教育学級交付金」という事業があります。その委員からの意見のところで、この後の報告事項の児童・生徒数の将来推計とも関連してくるのかと思いますが、PTA組織の維持をすることも難しい状況が見られますという記載があります。これは、やはり児童・生徒数の減少によってPTA活動の運営が円滑になされない、そういう危機的な問題があるのかと思ったものですから、事務局としてはどのような見解を持っていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。
  • 曽田教育長 社会教育課長。
  • 三武社会教育課長 PTAの関係でございますが、直近の数字でいくと、1万6,038人の方がPTAの会員数、連絡協議会の会員数としてはおられます。今、難波委員さんが言われたように、この62ページの評価には、PTA活動の指針となるよう有効性を発揮してほしいと思いますということになっております。
     家庭教育学級につきましては、小・中学校PTA、それと保育園の保護者会等を通じて、実際に運営しておりますので、この辺りは大変な部分もございます。
     この家庭教育学級については、おおむね3回程度開催してほしいということで、教育委員会の方で、実施する講座の内容などについてパンフレット的なものを作成して、その中からチョイスすることも可能としておりますので、そういう部分での負担軽減を図った上で、実際には父母会、PTAにやっていただくので、その辺りの強化を図っていただければ非常にありがたいと考えてございます。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 難波委員 はい、分かりました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第27号を可決いたします。
     次に、日程2、議案第28号、平成29年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 議案第28号、平成29年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     平成29年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書について、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条、14条の規定により、採択を求めるものでございます。
     今年度使用しております教科用図書は、小学校用につきましては平成26年度、中学校用は平成27年度にそれぞれ採択されておりますが、法令により、4年間は同一の教科書を使用するものとされているため、平成29年度につきましては、学校教育法附則第9条の規定による教科用図書を除き、今年度と同一の教科用図書を採択することになります。
     恐れ入りますが、議案書を1枚おめくりください。
     今年度、小学校で使用している教科用図書と同一のものを、平成29年度厚木市立小学校で使用する教科用図書一覧として載せてございます。また、中学校につきましては、恐れ入りますが、裏面を御覧ください。今年度、中学校で使用している教科用図書と同一ものを、平成29年度厚木市立中学校で使用する教科用図書一覧として載せてございます。
     平成29年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書として、ここに記載されているものについて、御採択いただけますようお願いいたします。
     次に、右側、A4横向きのページを御覧ください。
     さらに1枚おめくりいただきますと、平成29年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書採択一覧表がございます。前年度、同法附則第9条の規定に基づきまして、全国の特別支援学級で比較的多く採択された教科用図書の一覧が、文部科学省から県教育委員会を通して学校に送付されております。学校は、その一覧表や特別支援教育研究部会等で交換される情報を参考にし、個々の児童・生徒の障害の状況や発達段階などを考慮した上で、次年度に使用する図書を申請いたします。
     附則第9条に係る教科用図書につきましては、毎年度異なる図書を採択できることとなっておりますので、事務局では、各学校から希望がありました図書について、その内容等を検討し、適切であると判断した図書につきまして、一覧表に載せてございます。
     学校教育法附則第9条の規定による教科用図書につきましては、この一覧に記載されているものについて、採択していただきますようお願いいたします。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第28号を可決いたします。
     報告事項に入ります。
     報告事項1、児童数・生徒数将来推計について報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 報告事項1、児童数・生徒数将来推計につきまして御報告申し上げます。
     本件につきましては、将来の学校施設整備を初めとする教育環境の整備計画などに資するため、毎年度、児童数・生徒数の将来推計値を算出しているものでございます。
     資料1を御覧ください。
     始めに、将来推計の算出方法でございます。まず、児童数・生徒数でございますが、もととなりますのは、平成28年5月1日現在の実数及び住民基本台帳の人口でございます。これを基に、各地域の人口変動率や学校の在籍率を考慮し、算出いたしました。
     次に、(2)学級数についてでございますが、小学校1年生から3年生は35人学級、小学校4年生から中学校は40人学級という設定で推計いたしたものでございます。
     次に、(3)宅地分譲による増加の考慮でございますが、南毛利小及び南毛利中の推計については、学区内に住宅が建設中であることを考慮して推計いたしました。
     続きまして、児童数・生徒数の動向についてでございますが、恐れ入りますが、1枚おめくり、A4判横の児童数・生徒数将来推計【全体】という資料を御覧ください。
     下のグラフの小学校をまず見ていただきますと、本年度は児童数が1万1,828人、来年度の児童数は若干増える予想ですが、それ以降徐々に減少するとの推計で、9年後の平成37年度には1万618人で、約1,200人、率でいいますと約10%の減と推計しております。
     学級数につきましては、本年度が通常学級と特別支援学級の合計で461学級、平成37年度が418学級で、やはり徐々に減少するとの推計でございます。
     次に、中学生ですが、生徒数は本年度の6,096人をピークに徐々に減少するとの推計で、9年後の平成37年度は約650人、率で約11%の減と推計しております。 学級数につきましては、本年度の210学級をピークに減少していくとの推計です。
     1枚おめくりいただきまして、この表は学校別の推計値でございます。今年度から10年間の推計となります。学校別に、5年後の平成33年度と9年後の平成37年度をそれぞれ比較してみますと、5年後に40人以上増加する小学校ですが、3校ございます。まず、上から9校目になります南毛利小学校が、本年度949人から平成33年度には1,053人で、104人増加する推計です。次に、その4つ下の戸室小学校が、486人から660人で、174人増加し、また、その2つ下の妻田小学校につきましては、472人から514人で、42人増加します。
     一方、5年後に40人以上減少が見込まれる学校ですが、全部で10校ございます。その中で、特に率で見ると大幅に減少する学校は、荻野小学校、玉川小学校、毛利台小学校、上荻野小学校、飯山小学校、森の里小学校の6校で、25%以上の減少率となっております。
     次に、下段の中学校ですが、40人以上増加する学校はありませんが、40人以上減少する学校は6校ございまして、荻野中学校、睦合中学校、玉川中学校、林中学校、藤塚中学校、睦合東中学校でございます。
     9年後の平成37年度につきましても、ほぼ同様な傾向が見られ、地域間で特徴が出ている状況でございます。
     この推計値につきましては、教育委員会事務局として、翌年度の予算編成などの基礎資料として、また、教室の確保などハード面、あるいは市内に偏りがあることから、学区の再編成に当たっての資料として活用していくもので、様々な計画を策定していく基礎・基本となるものでございます。
     委員の皆様にも、将来の児童・生徒数がどのように推移していくのか参考にされ、今後御意見をいただく資料としていただければと思います。
     報告につきましては以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対しまして、何かございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     特にないようですので、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2、放射性物質の測定結果について報告をお願いします。
     保健給食課長。
  • 岩崎保健給食課長 報告事項2、放射性物質の測定結果について御報告いたします。
     恐れ入りますが、資料2を御覧ください。
     始めに、6月15日から7月14日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、6月27日に調理後の給食の測定を行っており、それらを含む御覧のページ及び裏面のページ、全て不検出となっております。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、右側のページを御覧ください。
     学校給食用食材の測定につきましては、給食食材として多く使用されている品目を中心に、保護者の皆様からの要望が多いキノコ類、根菜類などの食材を取り入れ、火曜日、木曜日に実施しております。また、測定する品目数につきましては、できる限り早く測定結果を出すため、翌日の給食で使用する食材の中から3品目を目安に測定をしております。
     6月分につきましては、保護者の方からの要望はなく、27品目を測定いたしました。7月分につきましては、2人の保護者の方からの7品目の要望に対して、教育委員会が選定いたしました食材を合わせ、15品目を測定いたしました。
    なお、7月21日から夏季休業のため、測定回数は5回となっております。
    恐れ入りますが、裏面を御覧ください。
     大気中放射線量の測定につきましては、環境農政部において、市内5か所を観測地点として年4回実施しております。第2回目の7月4日の測定結果につきましては、数値的には特に変化は示しておりません。
     こちらからは以上でございます。
  • 曽田教育長 スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 続きまして、スポーツ政策課から、放射性物質の測定結果につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料2の最後のページを御覧ください。
     本件につきましては、本年7月6日から9月5日まで開場しております市営水泳プール水の放射性物質の測定結果の報告でございます。
     資料にもございますように、開場前の7月1日に検査を実施しており、測定結果は全て不検出となっております。
     9月5日までの開場期間中、今月中と8月の後2回、検査を実施する予定でおりますので、8月の定例会におきましても測定結果を御報告させていただく予定でおります。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対しまして、何かございますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田委員 1点お願いします。
     大気中放射線量測定結果の測定場所ですが、これは定点でやっているのか、それとも、ローテーションで変わっていくのかをお聞きしたいと思います。
  • 曽田教育長 保健給食課長。
  • 岩崎保健給食課長 こちらの場所につきましては、変わらずに定点でやっております。
  • 山田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。 なお、傍聴いただいた方についても、これ以降、会議非公開となりますので、御退出くださいますようお願いいたします。

暫時休憩15時09分
再開時刻15時11分

  • 報告事項3 厚木市久保奨学金(平成28年度高校等修学奨学金(第2期生))の支給決定の取消しについて
     (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     なお、非公開案件の資料については、事務局により処分いたしますので、この後回収させていただきます。
     これをもちまして、平成28年厚木市教育委員会7月定例会を閉会いたします。お疲れ様でした。

閉会時刻15時13分

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

教育委員会 教育部 教育総務課 教育総務係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

メールフォームによるお問い合わせ