特色のある学校給食
食育月間(6月)
毎年6月は食育月間です。自分自身の食生活を見直すとともに、地域に伝わる食文化や生産者や調理をする人に感謝するなど、健全な食生活を実践するために食育を推進していく必要があります。
今年度は市立小・中学校36校で郷土料理を提供しました。
栄養士が給食ができるまでの様子をまとめた資料
全国学校給食週間の実施(1月24日から1月30日)
学校給食は、明治22年、山形県の小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちに食事を提供したことが始まりといわれています。
その後、戦争による食糧不足で一旦中止となりましたが、海外からの支援物資(小麦や脱脂粉乳)を使って給食が再開されたのが、昭和21年12月24日でした。この日を記念して、12月24日を給食記念日としていましたが、学校が冬休みに入ってしまうため、1か月後の1月24日が「学校給食記念日」となりました。
1月24日からの一週間を「全国学校給食週間」として、給食の歴史を学ぶ機会としています。
小学校:「くじら給食」ほか
「くじら給食」
今ではなかなか口にすることができないくじら肉。調査が終了したあとの貴重なくじら肉が、年に一度、給食に登場します。
昔の給食「鮭の塩焼き」「コッペパン」
明治22年に給食が始まった頃のメニューは、「おにぎり」「塩鮭」「漬け物」でした。
そして戦後、給食が再開された昭和21年頃は、海外からの支援物資を使い、「コッペパン」「スキムミルク」などが提供されていました。
学校給食週間では、昔の給食を再現して、給食の歴史について学ぶ機会としています。
明治22年:給食が始まったころの給食
戦後:給食が再開されたころの給食
中学校:友好都市の料理を取り入れた給食
中学校給食では、学校給食週間に、友好都市にちなんだメニューを提供しています。
ここで紹介している献立の他にも、北海道網走市や大韓民国軍浦市(くんぽし)のメニューも登場しています。
沖縄県糸満市
2018年8月4日に厚木市と糸満市は友好都市を締結しました。
糸満市でよく食べられている料理を給食で提供しました。
アメリカ合衆国ニューブリテン市
1983年5月31日に友好都市を締結しています。
胚芽バンズにハンバーグを挟んで、ハンバーガーにして食べます。
読書月間に「おはなし給食」:平成30年10月から11月
学校の読書月間に合わせて、絵本に出てくる料理を給食で再現した「おはなし給食」を実施しています。
栄養士と学校司書、教員が連携して、本と食への興味や親しみを相乗効果で高めています。
「おばけの天ぷら」から「かきあげ」
「ぐりとぐら」から「ぐりとぐらのカステラ」
献立に出てくる絵本は、図書委員会の児童による読み聞かせや、図書室の掲示などで紹介されています。
親しみのある絵本のメニューが出てくることで、苦手なものでも進んで挑戦する児童もいるようです。
ニュージーランドの食材を使った給食
東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、ホストタウンの相手国であるニュージーランドとの交流を深めるため、ニュージーランド産の食材を学校給食に取り入れています。
第2回目:平成29年11月《ニュージーランド産のチーズ、ホキ》
第2回目のニュージーランド給食は、ニュージーランド産のチーズを使ったチーズパンと、ニュージーランド産ホキの香草焼き、ホキのフライをメインに、小学校23校で実施しました。
厚木市オリンピック・パラリンピック国際交流推進員キム・マリー氏が、11月17日に厚木小学校を訪問し、5年生の児童と一緒に給食を食べ、交流を深めました。
第1回目:平成29年4月《マヌカハニー、ニュージーランド産のホキ》
《献立》ふたごパン、白身魚フライ、コンソメスープ、マヌカハニーサラダ、牛乳、(キウイフルーツ)
献立の紹介
チーズパン
パンの中に、ニュージーランド産のチーズが入っています。
マヌカハニーサラダ
ニュージーランドで生産されている蜂蜜「マヌカハニー」を使用した、蜂蜜風味のドレッシングのサラダです。日本でも知られるようになってきたマヌカハニー。子どもたちからは、「これがマヌカハニーなんだ!」「おいしい」という声がありました。
白身魚フライ
使用する白身魚(ホキ)はニュージーランド産のホキを使用しました。
キウイフルーツ
単独校のみ(アレルギーの関係で実施しない学校もあり)
ニュージーランドでよく採れる果物として紹介しました。
(公開日:平成31年2月21日)
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ファックス番号:046-224-5280
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日