水漏れや詰まりの修理事業者からの高額請求に注意

更新日:2023年03月23日

公開日:2022年02月14日

高額な料金を請求をされたというトラブルが増加しています。お困りの方は消費生活センターにご相談ください。

  「水回り修理〇〇円~」という安い価格のインターネット広告を出している業者を自宅に呼んだところ、作業後に数十万円という高額な料金を請求をされたというトラブルが増えています。他に鍵の交換、冷暖房設備の修理、害虫駆除等、業者に自宅に来てもらって作業を依頼する形態のサービスでも同様のトラブルが報告されています。

・「修理〇〇円~」という広告に表示された金額をうのみにしないこと

   水漏れやトイレ・配水管の詰まり、設備の故障、害虫等の原因や、それに必要な作業はケースバイケースであり、広告に表示された安い金額で修理等ができるとは限りません。

・急なトラブルが生じた場合の対応方法を日頃から考えておくこと

   災害時のことも考えて非常時用簡易トイレ、飲料水などを常日頃から備蓄しておく、水漏れに備えて自宅の止水栓の位置、使い方を確認しておく、施工業者や大家、管理会社等、緊急時の連絡先を控えておくなどを日頃から考えておけば、いざという時に慌てることなく冷静に対処できます。

・次々と作業を提案される場合、高額な作業が提案される場合には断ること

   契約を急かされたり、すぐに直さないといけないという消費者の不安に付け入る形で次々と高額な作業等の提案がなされているケースがトラブルに発展しています。広告とかけ離れた料金の作業が次々と提案されるなど、少しでも疑問に思ったら、その場で無理に判断せず、作業を断ることも必要です。

・早めに消費生活センター等に相談をすること

   広告とは異なる料金を請求された、壊れた箇所が直っていないなど、料金や作業内容に疑問がある場合には「後日適正な金額を支払う意思がある」と伝えて、その場での支払いを拒否をしても構いません。その後、速やかに消費生活センター等に相談してください。また、やむを得ず高額な料金を支払ってしまった場合でも、クーリング・オフや契約の取消しにより解決できる場合もあります。

水漏れした場合は、まず止水栓を閉めて水を止め、慌てずに業者に依頼してください。できれば何社かに修理費の確認や見積書(修理明細の分かるもの)を取ってから依頼してください。

水漏れした場合は、まず止水栓を閉めて水を止めてください。(インターネットでも止水栓の閉め方は検索できます。)それから、調べておいた業者の何社かに修理費を確認し、できれば見積書(修理明細の分かるもの)をとってから依頼してください。ご不明な点は、消費生活センターにお問い合わせください。

神奈川県消費生活課の注意・警戒情報の事例

相談事例

  急にトイレが詰まったので、慌ててインターネットで事業者を探して、修理を依頼した。来訪した事業者は、次々と異なる修理方法を試し、最後には「新しい便器に交換しなければ直らない」と言い、数十万円の費用を請求してきた。

アドバイス

・まずは、上水栓や元栓から水を止めましょう!

・料金等に納得できない場合は、きっぱり契約を断りましょう!

・困ったときは、消費者ホットライン局番なしの188にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

市民交流部 市民協働推進課 消費生活センター
〒243-0017
厚木市栄町1-16-15(厚木商工会議所4階)
電話番号:046-225-2155
ファックス番号:046-294-5801

消費生活相談時間 9時30分から16時まで
相談専用電話番号 046-294-5800
※土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)は相談受付しておりません。

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