令和6年度第2回厚木市消防審議会 会議録

更新日:2024年03月26日

公開日:2024年03月26日

会議概要

会議主管課

消防総務課消防総務係

会議開催日時

令和6年11月14日(木曜日)
午後4時から午後5時

会議開催場所

消防本部3階会議室

出席者

厚木市消防審議会委員8人

説明者

  消防長、次長兼警防課長、厚木消防署長、北消防署長、消防総務課長、指令課長、予防課長、救急救命課長
 進行:次長兼警防課長

 会議経過は次のとおりです。 

1 挨拶

田村会長 挨拶

 

消防長 挨拶

 

2 開会

【次長兼警防課長】

それでは、ただ今から、令和6年度第2回厚木市消防審議会を開催いたします。

はじめに、出席委員数の確認ですが、本日は、8人中8人出席でございますので、厚木市消防審議会規則第6条第2項の規定によりまして、定足数に達しておりますことを御報告申し上げます。なお、本日の傍聴者はおりません。

消防審議会規則第5条第2項の規則によりまして田村会長に議事進行をお願いいたします。

3 報告事項

(1) 厚木消防署本署再整備に向けての進捗について

【田村会長】

それでは、議題についてはございませんので、報告事項に移ります。

報告事項1厚木消防署本署再整備に向けての進捗について、事務局から説明をお願いいたします。

 

【消防総務課長】

《資料に基づき説明》

 

【田村会長】

ただ今、事務局から説明がありましたが、委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

 

【池田委員】

資料の中、火災の原因について、放火が最も多いとなっていますが、どのような放火が多いのでしょうか。

 

【次長兼警防課長】

令和5年については放火が多いということで、まず、火災の発生状況から鑑みて放火、放火の疑いが多いとなっているところでございます。

一般的に申し上げますと、自宅の前の雑誌、車等に火をつける、こういったものを放火として、公表しているところでございます。

過去の原因を見ても放火や放火の疑いが上位ですが、近年、特別に放火、放火の疑いが原因の火災増加しているかと言うと、そういったわけではなく、概ね上位で推移しているところでございます。

 

【田村会長】

厚木市のみならず、全国的にも放火、放火の疑いが多いとなっていると聞き及んでおります。

 

【次長兼警防課長】

そのとおりでございます。

 

【落合委員】

現本署庁舎を建て替えるか新築移転するかといった課題のところで、建て替えの場合は仮庁舎が必要かと思います。

1点目は、仮庁舎の場所についてどこか検討しているのかということ、2点目は、新築移転の場合の適地選定として、旧厚木警察署跡地があるかと思いますが、交渉等の経過についてお教えいただきたい。

 

【田村会長】

差し支えない範囲でお示しいただければ。

 

【消防総務課長】

1点目の仮庁舎の選定について、現在、まだ検討の段階であります。

大型車両が入らないといった課題も鑑み、ポンプ車や救急車であれば配置できる仮庁舎など、中心市街地での公用地を視野に入れて検討しております。

また、厚木市役所移転後の跡地についても検討として出ておりましたが、市の土地の利活用の方針として消防署仮庁舎として使用が困難な状況となっております。

また、2点目の、適地選定としては、厚木市消防本部消防力適正配置調査の中で、最適地は厚木警察署跡地付近と示されております。

検討の中では、半径500m程度は適地として捉えております。

しかしながら、厚木警察署跡地東側に国道129号線が面しており、北側方向(相模原方面)への出動に支障はありませんが、南側への出動に関しては、中央分離帯が存してることや交通状況を鑑み迂回するといった、出動に支障がある場所と、検討の中で上がっております。

 

【落合委員】

消防総務課長が仰ったのは建て替えのための仮庁舎を先に考えているように思えますが、私としては、新しい場所に新築移転として、市民のための消防力がストップすることなく、現在の本署庁舎を活かしながら進めていただきたいと思います。

 

【田村会長】

落合委員は建て替えでなく、新築移転と。

その辺については、ご意見ありますか。

 

【消防総務課長】

新築移転での案も検討しております。

しかしながら、現在の本署の消防力を落とさずに移ることができる候補地が、見つからないのが現状であります。

 

【次長兼警防課長】

補足いたします。

新築移転においては、中心市街地から離れてしまうこともございますが、検討しております。

しかしながら、現状の本署庁舎も大変有力な候補地であります。

ですので、こちら(現状の本署庁舎)の建て替え、仮庁舎が必要になってくる、といった状況でございます。

 

【落合委員】

新築移転の案については、仮庁舎が必要ないといった経費の問題や消防力を落とさずに進めていけるので、よいと思います。

中心市街地に有力な空き地がないというのは大変理解できます。

しかしながら、南北に少し離れた土地でも、市民の方が良いのであれば、検討していくべきだと思います。

 

【田村会長】

落合委員からは、仮設庁舎ではなく、新築移転というご意見でした。

 

【土屋職務代理】

消防の施設を新築するにあたり、消防審議会以外の委員会等はございますか。

 

【消防総務課長】

厚木市役所の方で厚木市役所本庁舎跡地等有効活用検討委員会といったものを開催しております。

消防庁舎については、その中でも検討はしておりますが、今後、別の路線で検討を進めていくことになろうかと思います。。

 

【土屋職務代理】

というのも、こういった場で検討しているだけでは、ここの意見だけで終わってしまうのかな、と思います。

 

【田村会長】

ほかになければ、次の、その他に移りたいと思います。

委員から何かございますか。

 

【池田委員】

先日、ある地区で防災行政無線の放送が入りました。

外国人の方もいらっしゃる中で、内容が理解できないのではないかと危惧されます。

119番通報の時などもそういった場合があるかと思いますが、どうお考えでしょうか。

 

【指令課長】

119番通報につきましては日本語が理解できない方向けに、多言語業務委託を契約しており、こちらは32の言語、厚木市にお住いの外国人の方の90%以上に対応できるものとなります。

我々消防が対応できない場合は、三者間(通報者等‐通訳業者‐消防)での通話で通訳をお願いしているところでございます。

また、救急隊などが、現場で対応できない場合についても、現場の携帯電話を使用して通訳することが可能となっております。

 

【田村会長】

ほかにはございますか。

 

【土屋職務代理】

消防団員の確保について、現在は団に入られる方がなかなか見つからず、苦慮しているところです。

 

【消防総務課長】

団員確保については全国的に苦慮しており、厚木市としては、例えば、あつぎ消防団ふれあい広場を開催し消防団員をアピールするなど、努めているところです。

 

【川田委員】

消防総務課長が仰るとおり、厚木市の消防団員は減少、高齢化しており、自治会のお祭り等も利用して、団員確保に努めていますが、大変苦慮しております。

 

【田村会長】

ほかにはございますか。

 

【平本委員】

2019年に大型の台風の影響で白山ダムの放流を行った際に、障害がある方が避難する際に苦慮していたことや、避難所での配慮について、どのように対応すべきか聞かれたことがありました。

それについてお教えいただきたい。

 

【次長兼警防課長】

平本委員が仰った対策といったところは、必要な部分でありますので、市の危機管理課と横断的に連携をとって対応していきたいと思います。

 

【田村会長】

避難所の運営等に関しては市の危機管理課がメインになろうかと。

 

【土屋委員】

各地区に避難所運営委員会がございます。

場所によっては避難しようとして逆に災難になってしまうこともあろうかと思いますので、ご自分の地区の状況をよく確認しておくとよいと思います。

 

【池田委員】

市役所の危機管理課といったようなところだけに頼るのではでなく、身近な人は地区の皆さんで、みんなでお互いに守っていくことが大事だと思います。

 

【田村会長】

地区の役割ということですね。

(2)その他

なし。

4 その他

なし。

5 閉会

【次長兼警防課長】

委員の皆様におかれましては、貴重な御意見をいただき、また、御審議くださいまして、ありがとうございました。

最後に土屋職務代理から閉会のご挨拶いただきたいと存じます。

 

【土屋職務代理】

《挨拶》

以上をもちまして、令和6年度第2回厚木市消防審議会を終了いたします。

 

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