令和4年度第1回厚木市下水道運営審議会会議録

更新日:2022年11月29日

公開日:2022年11月29日

令和4年度第1回厚木市下水道運営審議会会議録

会議主管課

都市整備部下水道総務課

会議開催日時

令和4年11月21日月曜日

午後2時00分から午後3時00分まで

会議開催場所

厚木市役所第2庁舎15階農業委員会会議室

出席者

下水道運営審議会委員10人
都市整備部長、下水道総務課長、下水道施設課長、

下水道総務係長、下水道許認可・計画係長、下水道建設係長、下水道施設係長、下水道総務係員

 

会議の経過は以下のとおりです。

 

事務局

本日は、大変お忙しいところ、令和4年度厚木市下水道運営審議会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、会議の開催もためらわれるような状況が続いておりますが、委員の皆様に報告させていただく案件もございますので、本日、本年度1回目の開催をさせていただくこととなりました。

また、本日は、審議会の後にマンホールデザインコンテストの選考会も予定しておりますので、長時間、御多忙のところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

まず、会議に先立ちまして、都市整備部長から、御挨拶を申し上げます。

 

―挨拶―

 

事務局

それでは、令和4年度第1回厚木市下水道運営審議会を開催いたします。

まず始めに、資料の確認をさせていただきます。

 

―資料確認―

 

事務局

続きまして、下水道運営審議会委員の紹介に移らせていただきますが、紹介に先立ちまして、本年度から新しく委員となった方の御紹介をさせていただきます。

6月1日付で岩崎実様、細川順一様、10月26日付で山本佳嗣様、以上の3名の皆様です。なお、山本委員におかれましては、水谷前委員からの退任のお申出に伴いまして、選出母体であります東京工芸大学からの新委員の御推薦をいただきましたもので、任期は前任者の残任期間である令和5年5月31日までとなっております。

それでは、厚木市下水道運営審議会委員の紹介に移らせていただきます。阿部委員から順に自己紹介をお願いします。

 

―自己紹介―

 

事務局

都市整備部下水道関係職員の自己紹介をさせていただきます。

 

―自己紹介―

 

事務局

それでは、議事に入りたいと思いますが、会議の議長につきましては、厚木市下水道運営審議会規則第5条第2項により会長が議長となる旨が規定されておりますので、平野会長に議長をお願いいたします。なお、本日の審議会でございますが、委員12名のうち松永委員と石井委員のお二人が御都合により欠席されていらっしゃいますが、10名出席ということで、規則第6条第2項に定められた会議の成立条件は満たしていることを御報告いたします。

それでは、平野会長よろしくお願いいたします。

 

議長

皆さん、本日はお忙しい中、参集いただきましてありがとうございます。

これから、案件について活発な議論となりますよう、各委員さんの御協力をよろしくお願いいたします。

それでは、案件に入る前に、会議の傍聴の申出はありますか。

 

事務局

傍聴の申出者はおりません。

 

議長

それでは、案件(1)『副会長の選出について』、事務局の説明をお願いします。

 

事務局

本審議会の副会長であられました水谷前委員が退任されましたため、現在、副会長が決まっていない状態となっております。厚木市下水道運営審議会規則の第5条によると、委員の互選により定めることとなっておりますが、事務局としましては、副会長である水谷前委員の残任期間を引き継いでいただいているということもありますので、会の御同意がいただけるようでしたら、水谷委員の後任の山本委員に副会長をお願いしたいと考えております。

 

議長

ただいま、副会長を山本委員にということですが、皆様いかがでしょうか。よろしければ、拍手をお願いしたいと思います。

 

―拍手多数―

 

議長

それでは山本委員よろしくお願いいたします。

案件(1)については決まりましたので、続いて案件(2)『下水道事業の経営状況について』、事務局の説明をお願いします。

 

―説明―

 

議長

ただいま事務局から説明がありましたが、何か御質問等ありましたらお願いします。

 

委員

経費回収率のところで、下水道使用料と汚水処理経費が月当たり100%以上になっていますが、今後は光熱水費の値上がりが影響するかもしれないという話がありました。電気料金がかなり上がっているため今後その影響も出てくると思いますが、汚水処理経費の中で電気料金が占める割合はどれくらいなのでしょうか。

 

事務局

電気料金が一番影響するのは流域下水道の負担金です。流域下水道について簡単に御説明いたしますと、下水が最終的に行き着く場所を処理場と呼びますが、厚木市の場合は処理場を独自に運営しないで相模川流域の12市町の下水をまとめて県の運営する処理場で処理する仕組みを取っております。それが流域下水道と呼ばれるものでございまして、場所は平塚市にございます。そこの維持経費を負担金という形で厚木市は納めております。その負担金の今年度当初予算は11億円ぐらいだったのに対し、来年度は15億円ぐらいになる動向がありまして、従来でしたらそのうち電気料金は2割程度でしたが、来年度の見込みでは4割ほどの額を、負担金の中で占めるであろうとされております。15億円の4割なので、約6億円が電気料金となるのではないかと思われます。汚水処理費は18億円ですので、18分の6ということで約33%が電気料金として占める現状でございます。従来はその半分ぐらいでしたため、今もですが来年度も厳しい経営状況となる見込みです。

 

委員

わかりました。ありがとうございました。

 

議長

他に何か御質問ありました、お願いします。

御質問等ないようでしたら、この件につきましては以上でよろしいでしょうか。

 

委員一同 【異議なし】

 

議長

それでは、案件(3)『主要な事業の取り組み状況について』事務局からの説明をお願いいたします。

 

―説明―

 

議長

ただいま事務局から説明がありましたが、何か御質問等ありましたらお願いします。

 

委員

資料3青の浸水対策について、雨水貯留管は一時間当たり65ミリまで大丈夫だと話がありましたが、10分最大や30分最大がどれくらいかというのは出されておりますか。

 

事務局

時間降雨については、通常、正時一時間当たりの降雨になりますが、平成25年4月6日に降った既往最大降雨時をシミュレーションし、連続60分間の最大降雨を想定した計画となっているため、10分又は30分最大雨量を想定した計画ではありません。

 

委員

わかりました。一時間平均だけでなく、瞬間的に降った雨も考慮して設計されているのですね。ありがとうございました。

 

議長

他に御意見等ございますか。

特に御意見がなければ、この件につきましては、以上でよろしいでしょうか。

 

委員一同 【異議なし】

 

議長

今回、案件1・2・3とありましたが、本日の案件は以上でございます。委員の皆様の方から、その他補足・御意見ございますでしょうか。

 

委員

下水道は他の地区は雨水と汚水を分けて流す区域です。しかし、引っ越してきたところは合流式の地域です。しかも全国的に50ミリ以上ですが、そこは40ミリしかありません。台風はもちろんですが、普段でも大雨が降るとトイレが使えなくなる、下水臭がキッチンに立ち込めて料理が出来なくなると、とても困っております。厚木に来て初めてこのような体験をしました。引っ越しは今まで何度も経験しましたが、他の自治体に住んでいた時はどこもそのようなことは一度もありませんでした。1990年代から何度も市役所に、近所の皆さんが交代で訴えてきたが、一向に改善されませんでした。これではこのまま厚木市に住むのは不可能です。引っ越しを考えています。しかし、今すぐに引っ越すというのはとても大変なので、すぐに動くことは出来ません。それで非常に困っています。もともと、今住んでいる所は8メートル幅の水路があった所です。その水路を埋めて、厚木市道になりました。そして、40ミリしかない下水道がつきました。それからトラブルが始まりました。あさひ公園に貯留施設が完成しましたが、そこからは離れているため現在でもトラブルは続いています。天気予報で大雨の予報がで出るととても不安で、トイレに行けなくなるかもと思うと、水分を取るのも控えるようになってしまいました。これでは体にも悪影響です。何とかすぐに、きちんとした対応をしていただけるように、切にお願いいたします。

 

事務局

厚木の街中に関しては早期の整備であったということで、合流区域となっています。これは、先進的に下水道を整備した地区はどこも合流区域、要は汚水と雨水を同じ管に流すという形になっております。委員からあったような御意見は、市にもいただいておりまして、改善策として合流区域の分流化をできないかという調査を今年させていただいている次第です。ただ、これにつきましては、合流区域がとても広範囲であるということと、現実的に街中は非常に狭小な部分もございますので、どういった形で出来るのか、本当に出来るのかという部分も含めまして、今年度いっぱいで調査をしております。結果につきましては、次回の審議会にでも御報告させていただければと思います。

 

委員

御説明ありがとうございます。今の住まいは合流式なのですが、同じ道路を挟んだすぐ向かいは分流式です。そちらでは一度もトラブルは起きていません。同じ道路なのに、道路の北側と南側、お向かいさんなのに、片方は大雨が降るたびにトラブルが起きる。片方は分流式で、一度もトラブルが起きたことがない。それでしたらば、その道路を横断する形でそちらの方に流していただくとか、そのようなことは出来ないでしょうか。本当に短い距離です。道路一本です。それで、トラブルが起きている合流式地域からお向かいさんの所まで、道路を横断して、一度もトラブルが起きたことがないという所に流させていただくことは出来ないでしょうか。お願いします。

 

事務局

おっしゃっていただいたとおりの形がすぐにとれれば、改善が出来るかもしれませんが、計画には排水の区域というのが定められておりまして、合流区域と分流区域をまたいで改善できるかというのは、なかなか難しい部分がございます。ただ、おっしゃっていただいたことは私達も良く分かりますので、どういった形が取れるのかということは今後も調査し、検討させていただければと思います。

 

委員

台風というよりも、普通の日の大雨が降るともうトラブルが起きてしまいます。ですから、来年度の台風シーズンの前に話をしましょうということではなく、もっとその前の時点ですぐにでも問題の解決に向かって着手していただきたいと思います。本当に切実で、大雨が降るたびに不安で仕方がないのです。よろしくお願いいたします。

 

事務局

状況はこちらも把握しておりますが、今日は審議会の場なので、そういった個別の御相談にお答えする場ではないと思います。改善に向けては今後も、その場所に限らず着手しているところでございます。皆さまが住みよい街にさせていただけるように努力していきたいと思います。

 

委員

出来るだけ早く、この件が改善されることを望んでおります、そうでないとこのまま厚木市に住み続けることが出来ません。

 

議長

審議会というのはそれを伝える場所ではありません。もっと大きなことを審議する場であるため、そういった問題も抱えている事態があるということを、我々は認識したということでよろしいでしょうか。個別の話は、審議会の範ちゅうを超えるため、ここまでとさせていただきます。

 

委員

よろしくお願いいたします。

 

議長

他に御意見等何かある方はいらっしゃいますか。

 

―特になし―

 

議長

事務局から何かありますか。

 

―特になし―

 

議長

それでは、令和4年度第1回厚木市下水道運営審議会の議事は全て終了いたします。議長の任を解かせていただき、進行を事務局にお返しいたします。ありがとうございました。

 

事務局

皆さま、熱心な御審議をいただきましてありがとうございました。これをもちまして、令和4年度第1回厚木市下水道運営審議会を終了いたします。

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都市インフラ整備部 河川下水道総務課 河川下水道総務係
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ファックス番号:046-222-8749

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