「厚木市下水道事業経営ビジョン」を策定しました

 厚木市の下水道は、昭和48年6月に供用を開始しました。順次市街化区域の汚水管整備を進めた結果、平成29年度末時点での人口に対する普及率は89.4％となっています。今後は、事業計画に基づき、市街化調整区域の汚水管整備や、大雨による浸水被害を軽減するための雨水管や貯留施設の整備を進めるほか、下水道施設の長寿命化・耐震化に取り組んでまいります。

 一方で、整備のためには多額の借入金（下水道事業債）を必要としますが、返済の財源でもある下水道使用料は、人口減少や節水型機器の普及により収入減が見込まれており、将来の負担を考えながら事業を行わなければなりません。

 このような状況の中で、投資計画と財源見通しの均衡を図り、安定した下水道事業を継続していくため、経営の基本方針である「厚木市下水道経営ビジョン」を策定しました。

2018（平成30）年度から2027年度までの10年間

• 本ビジョンは、平成26年8月に総務省から通知された、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」として策定したものです。
• 2020年4月に地方公営企業法の一部適用を予定しているため、公営企業会計導入後に収支計画を見直し、本ビジョンの改定を行う予定です。

（公開日：平成30年10月19日）