令和6年厚木市議会第7回会議(12月定例会議)総務企画常任委員会委員長報告
12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月23日の定例会議最終日に報告された総務企画常任委員会の委員長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。
ただいま議題となりました日程のうち、本委員会に付託されました案件につき、去る12月11日に総務企画常任委員会を開きましたので、その経過と結果につきまして、御報告申し上げます。
「議案第76号 刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例について」は、委員から、
【質疑】法改正により、どのような充実が図られるのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】近年の刑法犯の検挙人員のうち5割近くを再犯者が占めているため、改善更生や再犯防止に向けた処遇の充実をさらに推進する。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】再犯の5割を減少させるための法改正か。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】そのとおりである。
との答弁がありました。また、
【質疑】懲役、禁錮、拘禁刑の違いは。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】懲役の受刑者は刑務所に収容拘束され、刑務作業を行わなければならない。禁錮の受刑者は刑務所に収容拘束されるのみで、刑務作業を行わなくてもよいが、受刑者から刑務作業を行いたいと申出があった場合に、刑務所長がこれを許すことができることになっている。拘禁刑は、刑事施設にまず拘置し受刑者の改善更生を図るため、必要な作業を行わせ、必要な指導を行うことができる。拘禁刑の創設により、一律に作業を行わせるのではなくて、作業と指導の組み合わせによって、個々の受刑者の特性に応じた柔軟な処遇を推進することができることになった。
との答弁がありました。
採決の結果は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
「議案第77号 厚木市職員の給与に関する条例及び厚木市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」は、審査し、
採決の結果は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
「議案第78号 厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例及び厚木市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について」は、委員から、
【質疑】以前の三役は給与を返納されていたが、現在はどうなっているのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】現在、そのようなことは行っていない。
との答弁がありました。
採決の結果は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
「議案第79号 厚木市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」は、審査し、
採決の結果は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
「議案第80号 厚木市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について」は、委員から、
【質疑】農業振興推進委員会の設置目的は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】農業振興の推進について、市長の諮問に応じて調査、審議し、その結果を報告し、またその意見を建議することを目的として設置する。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】このタイミングで設置する理由は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】現在、農業振興地域整備計画の変更を予定しており、この整備計画の変更が附属機関として扱うべき内容に該当することから、新たに附属機関を設置する。
との答弁がありました。また、
【質疑】教育振興基本計画審議会について、委員5人の内訳は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】公募の委員、小・中学校の校長先生と、学識経験者等である。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】要綱で定数は15人だが、委員が5人だと市民公募は1人となり、市民の声を広く聞くという目的から形式上聞く形に見えてしまうが見解は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】代表として意見を聞く考え方である。
との答弁がありました。また、
【質疑】委員が5人、臨時委員が5人となるのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】審議会の下部組織として新たに計画の策定を目的とする計画策定部会を設置し、この部会で新たに臨時委員5人程度を任命する。点検評価委員5人以内が審議会に移り、臨時委員と合わせて10人程度で構成する。
との答弁がありました。また、
【質疑】計画の策定と点検評価で委員が違うが、どのように連携するのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】審議会の委員は、計画の策定、進捗管理、点検評価を行っていただく。臨時委員は、計画の策定が終われば任期は終わる考え方である。
との答弁がありました。また、
【質疑】臨時委員に報酬は支払われるか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】支払われる。
との答弁がありました。また、
【質疑】現在、物価高騰等の社会的情勢の中で報酬額を引き上げる考えは。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】本市では一般的な審議会委員長の報酬額は8800円、委員は7800円であるが、報酬額の増額を行っている市町村等が出ているため今後検討する。
との答弁がありました。
採決の結果は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わります。
この記事に関するお問い合わせ先
議会事務局 議会総務課 議事調査係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17(市役所本庁舎5階)
電話番号:046-225-2701
ファックス番号:046-223-9535
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2024年12月24日
公開日:2024年12月24日