令和6年厚木市議会第7回会議(12月定例会議)総務企画分科会長報告
12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月20日の予算決算常任委員会に報告された総務企画分科会の分科会長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。
ただいま議題となりました日程のうち、本分科会に分担されました案件につき、去る12月11日に予算決算常任委員会 総務企画分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告申し上げます。
「 議案第86号 令和6年度厚木市一般会計補正予算 第6号 所管科目 」 は、委員から、
【質疑】ガバメントクラウド利用料について、ガバメントクラウドの内容は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】デジタル庁が提供する政府共通のクラウドサービスのことである。迅速、柔軟かつ安全で効率の高いシステムが構築可能であり、最新かつ最高レベルの情報セキュリティを確保できることや、データ保存の安全性を確保できることが利点で、こうした利用環境が地方公共団体の情報システムの標準化対応において活用される。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】ガバメントクラウド移行による令和7年度のコスト削減の見込みは。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】デジタル庁が定めたセキュリティ対策や耐障害性、災害対策といった非機能要件の基準が、現行環境よりかなり高水準であるため、年間で約4000万円上がる試算である。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】ハードの維持では将来的にコストメリットが出るか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】市はサーバを保有していないので費用の削減はないが、クラウドの利点は、運用面で動的にリソースを増減できるところであるため、毎月モニタリングし、支払い段階で現状に近い金額となるよう、企業と調整し進める。
との答弁がありました。また、
【質疑】ガバメントクラウド利用料で基本的な為替レートは幾らとしているか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】150円で計算している。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】国内の企業が手を挙げた時の移行は、ある程度想定された仕組みか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】自治体がクラウドを選ぶというよりは、システムベンダーがそのソフトウェアをどこの環境で構築しているかということなので、間接的に選ばれる仕組みになっている。
との答弁がありました。また、
【質疑】急傾斜地安全対策事業で300万円増額の内容は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】8月の台風10号の影響により、下古沢地区の個人所有の敷地の崖が崩れ、その復旧及び対策工事にかかる費用として300万円の補助をする。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】今年度の申請件数は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】現在までに4件の申請があった。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】この事業が創設されてからの件数は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】創設された平成30年度は1件、令和元年度2件、2年度1件、3年度2件、4年度4件、5年度3件の実績である。
との答弁がありました。また、
【質疑】財政調整基金利子増について、詳細は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】当初予算で利子収入の見込みを2100万円としたが、今年度実際運用し4400万円程度の見込みとなったことから、差額の約2300万円を積み立てるものである。内訳は、国債や地方債を運用し、約3000万円、金銭信託で約1100万円。その他普通預金等で約300万円の利子収入を見込んでおり、トータル約4400万円の利子収入を見込んでいる。
との答弁がありました。
以上で報告を終わります。
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更新日:2024年12月24日
公開日:2024年12月24日