令和6年厚木市議会第2回会議(2月定例会議)総務企画分科会長報告

更新日:2024年03月19日

公開日:2024年03月19日

2月定例会議が終了しました。
こちらでは、3月15日の予算決算常任委員会に報告された総務企画分科会の分科会長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

ただいま議題となりました日程のうち、本分科会に分担されました案件につき、去る3月6日に予算決算常任委員会 総務企画分科会を開きましたので、主な質疑につきましてご報告申し上げます。

「議案第6号  令和5年度厚木市一般会計補正予算 第7号 所管科目 」は、委員から、

【質疑】急傾斜地崩壊対策事業費増について、場所はどこか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】関口地区の急傾斜地崩壊危険区域に指定された急傾斜地が対象となっている。
との答弁がありました。

「議案第20号 令和6年度厚木市一般会計予算 所管科目 」は、委員から、

【質疑】魅力発信事業費について、この事業の中でどういうところを軸にして行っていくのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】厚木の魅力を高めるために、広く、市のイメージアップや認知度の向上、定住人口、交流人口を増やすことをシティプロモーションの目的としているため、市外の方には、厚木に行ってみたい、厚木で暮らしたいと感じていただき、また、市民の皆様には、厚木への愛情や誇りをより一層感じていただけるよう、取組を行っていきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】感震ブレーカー整備事業費について、概要及びメリットは。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】市内に居住または事務所等を置き、感震ブレーカーの購入を希望する個人または団体に対して有償配付をする予定である。比較的安価で、汎用性の高い簡易タイプの感震ブレーカー1種類に絞り、購入者の負担金は500円、申し込みは令和6年5月、配付は8月ごろを予定している。感震ブレーカー設置のメリットは、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合などに、電気火災のリスクを防止軽減する有効な手段と考えている。単体で設置しても火災の延焼を防ぐことは難しく、面的な整備が必要なため、広く周知を図り、自治会単位での申込みにも対応したい。
との答弁がありました。また、
【質疑】市制70周年記念事業費の概要は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】令和6年度は、市制記念日に行う記念式典や、まちづくりに関するフォーラム、厚木市内をロケ地とした映画制作に対する支援も進める。記念日の前はカウントダウン期間として、機運を盛り上げるためにPRや啓発などを行い、具体的な事業内容は実行委員会でも検討を進め、市民の皆様との協働のもと、多くの方が参加できる事業を実施していきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】国際交流推進事業費について、コロナで全く交流がなかった時代は除いても、過去おつき合いが途切れたようなときがあったが、行政としてはつき合いを継続していくのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】一貫して国同士の関係に左右されることなく、都市同士交流することを伝え、先方もそういう思いを持っていることを確認している。近年の揚州市との関係は改善され、行政関係者とは随時連絡を取り合い、今月は小学生同士のオンライン交流が計画されている。また、ニューブリテン市とは関係希薄なところもあったが、昨年訪問し、新たなパイプを築いている。行政や友好交流委員会の方、またコネチカット州立大学からも交流の申し出をいただき、来年度はその学生を迎える計画がある。友好都市としての長年の歴史があるため、引き続き、しっかりと友好関係を築いていきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】公務災害補償事業費について、公務災害の年間発生件数と原因は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】年間35件程度発生している。発生の事由は、ごみ収集中に手を切る、児童の指導中の転倒、消防訓練や消火活動中の事故が多く報告されている。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】防止対策が大事だが、今後の対策は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】再発防止対策として、事業場ごとに安全衛生委員会を設置し、職場の巡視や啓発活動を順次行っている。公務災害が発生した場合は、所属長が事故等の検証を十分に行い、結果を共有し、周知をしていく。さらに、必要に応じて作業手順の見直しを行っている。
との答弁がありました。また、
【質疑】車両維持管理事業費について、カーボンニュートラルの実現に向けて2030年度までにすべての公用車を電動化することを目標に、電気自動車への積極的な転換を進めているとのことだが、状況は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】公用車の約7割を占める軽貨物タイプの電気自動車が販売されたことから、リースの更新時期に合わせて、電気自動車を新たに12台、121万円見込んでいる。また、災害時などに施設へ電力を供給する電気自動車電力供給システムが整備されている公民館などに優先して配車していきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】定額減税減収補てん特例交付金の概要と期間は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】令和5年11月に閣議決定された、デフレ完全脱却のための総合経済対策に基づき、来年度1人4万円の減税が行われる予定である。この実施により市税収入が減る分を補填するために、国から10分の10交付される内容である。令和6年度の課税額がベースになるため、6月ごろから着手になり、少なくとも来年度いっぱいはかかってしまうと思うが、円滑に事業を実施していきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】キャッシュレス決済事務経費の詳細は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】市内の公共施設の窓口で、手数料等を徴収する際にキャッシュレス決済を行っており、これを運用するための経費を計上している。
との答弁がありました。また、
【質疑】消防活動用ドローン導入事業費について、消防活動の水中ドローンは、どのような時に使うのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】水中ドローンは有線による遠隔操作により、地上で操縦を行うことができ、水中カメラを備え、水中の映像をリアルタイムに地上の隊員に共有して確認することができる。今まで空から検索活動を行っていたが、空と水中の両面から行うことで、今まで以上に活動の幅が広がり、長時間でも効率的な検索活動が可能となるため、潜水隊員の負担軽減や活動時間の短縮、救助者の早期発見に繋がる。
との答弁がありました。また、
【質疑】自動体外式除細動器 AED 設置事業費について、費用の詳細とセブン-イレブンへの設置台数は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】リース料で、来年度は19台の更新分である。コンビニエンスストアは市内58店舗に設置しており、随時、新規店舗にも積載するようにしている。市内公共施設及びコンビニエンスストア234か所に設置している。
との答弁がありました。また、
【質疑】救急高度化事業費について、救急救命士の人数と養成の状況は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】現在、救急救命士は74人、気管挿管認定士35人、薬剤認定救命士66人である。救急隊員の中では救急救命士53人を配置しており、すべての隊員が認定救命士の資格を持っているが、採用された救急救命士の資格者は、就業前研修を受けた後、認定救命士となる。
【答弁】消防職員が救急救命士になるにはある程度要件があり、要件を満たして初めて養成所に行く資格を得られ、毎年大体1名の養成をしている。
との答弁がありました。また、
【質疑】消防団活性化事業費について、詳細と団員確保の状況は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】台風、集中豪雨などの風水害対策の一環として、カッパを視認性の優れたものに更新するため増額した。団員確保については、今年度は各地区の自治会連絡協議会や商工会議所の例会で消防団の重要性を説明し、自治会に募集の回覧の依頼をした。市のホームページ、広報あつぎ、SNS、イベント等で、魅力の発信や広報等に努めており、今後も、様々な機会をとらえ、より一層確保に尽力していく。
との答弁がありました。また、
【質疑】消防団施設整備事業費について、令和6年度の予定は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】消防団施設は地域の防災拠点として重要であるため、木造から鉄骨造に整備し耐震性を備えた拠点施設を整備している。令和6年度は、築年数が38年の飯山地区の第5分団第3部の建て替えを予定しており、今回も予算の平準化を図るためリース方式で、県の補助金等を活用して整備する。
との答弁がありました。

以上で報告を終わります。

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