令和7年厚木市議会第7回会議(12月定例会議)市民福祉分科会長報告

更新日:2025年12月23日

公開日:2025年12月23日

12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月19日の予算決算常任委員会に報告された市民福祉分科会の分科会長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

  ただいま議題となりました日程のうち、本分科会に分担されました案件につき、去る12月11日に予算決算常任委員会 市民福祉分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告申し上げます。

 

「議案第115号 令和7年度厚木市一般会計補正予算 第5号 所管科目」は、委員から

【質疑】生きがいセンター維持補修事業費増について、高圧設備の関係とのことだが、詳細は。また、繰越明許にならざるを得なかった理由は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】高圧設備の中の低濃度のPCBが含有されている変圧器を処分するものである。

また、変圧器の国の基準が改正され、新製品の出荷が令和8年5月以降になるため、繰越明許とした。

との答弁がありました。さらに、

【質疑】生きがいセンターの廃止が決定されている中での補正だが、今後の活用方法などの検討状況は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】現在、施設を利用しているシルバー人材センター及び就労継続支援B型事業所しらゆりについては移転に向けた猶予期間を設けた上で、機能廃止に向け条例の廃止の準備を進めており、それ以降の利用については現在検討している。

との答弁がありました。また、

【質疑】高齢者外出支援事業費増について、詳細は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】今回の主な補正は、高齢者タクシー助成で、11月1日現在で7,200人を超える申請者があり、今後も増加が想定されるため増額補正を行う。

との答弁がありました。さらに、

【質疑】タクシー助成が予定より増加した要因は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】令和5年度に助成制度を拡大し、チケットの枚数を増やしたため、利用が広がったと考えている。

との答弁がありました。さらに、

【質疑】バスか、タクシーのどちらかを選ぶが、どちらが多いか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】今年度の見込みは、バスは昨年度と変わらず約1万1,000人、タクシーは昨年度より少し増え8,000人である。

との答弁がありました。また、

【質疑】理髪、はり・きゅう・マッサージ助成事業費も増額しているが、タクシー助成増額とリンクするところはあるか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】昨年度から、郵送によるチケット配付を行い、その際に申請書等を送付しているため、双方の周知が図られ両助成が増加している。

との答弁がありました。さらに、

【質疑】理髪券、はり・きゅう・マッサージ券どちらが伸びているか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】両方とも伸びている状況で、昨年度の申請者数を両方とも上回っている。

との答弁がありました。また、

【質疑】生活保護費支給事業費について、医療扶助増加の理由は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】1件あたり100万円を超える高額な入院医療費が多く、また、長期入院が多いためである。生活保護利用者の8割程度が医療を必要としているが、国民健康保険が提供されず全額生活保護費から支給するため、医療費が高額になる傾向がある。

との答弁がありました。また、

【質疑】介護保険事業特別会計繰出金増は、成年後見人についての高齢者申請増、障害者地域生活支援事業費の成年後見等利用支援事業費増は障害者の申請増とのことだが、内容と申請増の要因は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】成年後見制度が徐々に認知されてきたため、後見人等報酬助成の申請が増加している。

との答弁がありました。また、

【質疑】障害福祉サービス開設準備・運営経費補助金増について、年度途中での開設だが、事業所の種類等は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】重度の自閉症者を対象にした生活介護事業所の開設が令和8年4月を目標に進められている。

との答弁がありました。

 

以上で報告を終わります。

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