令和7年厚木市議会第7回会議(12月定例会議)環境教育分科会長報告

12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月19 日の予算決算常任委員会に報告された環境教育分科会の分科会長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

  ただいま議題となりました日程のうち、本分科会に分担されました案件につき、去る12月12日に予算決算常任委員会環境教育分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告申し上げます。

「議案第115号 令和7年度厚木市一般会計補正予算 第5号 所管科目」は、

委員から

【質議】中央図書館窓口等業務委託経費について、この時期の補正となった理由は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】当初予算編成の段階では、未来・図書館の管理運営体制などについて検討中であったが、本年8月に管理運営方針を策定し、管理運営体制は供用開始から当面の間、業務委託を活用しながら市が行うこととした。この方向性に基づき、未来・図書館の窓口等業務の委託期間を令和9年度から令和14年度までとし、また、今年度末までとなっている現在の窓口等業務委託の契約期間を1年間延長することとなったため、この時期の補正となった。

との答弁がありました。さらに

【質議】増額の要因は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】令和6年の神奈川県の最低賃金は時間額1162円であったが、令和7年に1225円に上昇したことに伴い、人件費が増額となった。

との答弁がありました。また

【質議】小中学校体育館冷暖房設備賃借料（その2）の内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】体育館冷暖房設備は、令和6年度から3年間の工事を進めているが、昨今の猛暑により、少しでも早く児童の快適な教育環境を提供するため、令和8年度に設置予定である小学校9校、中学校3校については、半年間前倒しで設置する。補正額の内訳は、令和8年10月から10年間の賃貸借契約の債務負担行為として、小学校費が6億372万円、中学校費が2億124万円である。

との答弁がありました。さらに

【質議】来年の夏までに設置は間に合うのか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】来年9月には設置できる見込みであるため、受託者と協議して、早く使用開始できるように調整する。

との答弁がありました。また

【質議】南部学校給食センター空調設備設置経費の内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】管理費として計上し、施設の老朽化によって対応できなくなった調理場の空調設備を設置するものである。

との答弁がありました。さらに

【質議】これまでの食材の管理について、給食に影響はなかったのか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】委託業者が常に適正な管理をしており、安全な食材を提供している。

との答弁がありました。また

【質議】公民館維持管理事業費について、どこのバウンドテニスコートを更新するのか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】睦合北公民館、睦合西公民館、荻野公民館、南毛利公民館、相川公民館、森の里公民館の6館である。

との答弁がありました。さらに

【質議】更新はすべて完了したのか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】今回の6館のほかに、すでに緑ヶ丘公民館は購入済みであり、依知北公民館は、これから購入する。本備品の点検を行った際に更新の必要があったバウンドテニスコートは、今回の補正をもって、すべて更新する。

との答弁がありました。また

【質議】飼料価格高騰対策交付金の内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】営農継続を支援するため、計上するものであり、交付対象は、市内の畜産農家10戸を予定しており、内訳は、養豚が3戸、酪農が6戸、養鶏が1戸である。支給要件は、市内で畜産業を営む農家が対象であり、算出方法は、飼料価格高騰前の令和2年4月時点の飼料価格に対する高騰差額分などから算出した額を交付し、上限額は350万円としている。

との答弁がありました。さらに

【質議】高騰前と高騰後の価格差は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】輸入乾牧草の高騰前の価格は、キログラム当たり約62円であったのに対し、令和7年5月には約91円と約1.4倍高騰している。また、配合飼料は、約60円に対し約87円と約1.4倍に高騰している。

との答弁がありました。さらに

【質議】対象期間は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】対象期間は、令和7年4月1日から令和8年3月31日まで、令和8年1月下旬までには、該当する畜産農家に連絡することを想定している。

との答弁がありました。また

【質議】公民館維持管理事業費について、愛甲公民館駐車場の整備内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】現在、愛甲公民館には11台分の駐車場を確保しているが、満車による路上駐車が発生しているため、公民館に快適に安心して車で通えるように新たな駐車場を整備するものである。

との答弁がありました。さらに

【質議】今後、公民館の統廃合が進んだ場合の駐車場整備の必要性をどのように考えているか。

との質疑があり、理事者から

【答弁】公民館は、社会教育としての施設だけではなく、センター業務も取り扱っているため、他の施設と公民館を統合して一つの複合施設とする場合、利用者の使い方を考慮し、限られた敷地面積の中ではあるが、駐車場整備も考慮したい。

との答弁がありました。

以上で報告を終わります。