第172回厚木市都市計画審議会(令和6年11月27日開催)会議録

更新日:2024年12月24日

公開日:2024年12月24日

会議概要

会議主管課

都市みらい部 都市計画課
会議開催日時

令和6年11月27日水曜日 午後3時から午後4時10分まで

会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者

会長及び委員10人

都市みらい部長、都市計画課長、都市計画係長、都市計画課主任1人、都市計画課主事1人

説明者 都市計画係長

 

1 開会

2 挨拶

3 案件

(1)付議事項

議案第4号 厚木都市計画生産緑地地区の変更について(厚木市決定)

(2) 報告事項

ア 特定生産緑地の指定について

イ アミューあつぎにおける機械式有料駐輪場の設置について

4 その他

5 閉会

 

議事の内容については次のとおりです。

 

【事務局】

案件説明(付議事項 議案第4号)

 

【委員】

廃止になる箇所番号28について、スライド番号24の写真を見ると生産緑地として指定されている農地と隣接する道路に少し高低差があるようだが、生産緑地地区の指定基準にある公道との接道基準を満たしているといえるのか。

 

【事務局】

指定基準にある公道との接道基準を満たしていれば、高低差については問わないものとしている。

 

【委員】

災害時の避難などを考えると生産緑地として機能しないと考えるがどうか。

 

【事務局】

地区内のどこからでも入れるかというと難しいとは思うが、入ることができる場所が確保されていれば問題ないと考える。

 

【委員】

箇所番号260の生産緑地地区の縮小箇所について、スライド番号31の航空写真を見ると、建物が建っているように見えるが問題はないのか。

 

【事務局】

当該生産緑地については、令和5年6月14日に買取申出が行われたが、買取りが行われず、令和5年9月14日付けで生産緑地地区における行為制限の解除が行われた。行為制限の解除後は、建物の建築や土地の売買について自由に行うことができるため、今回のように都市計画変更前に建築物の建築を行っていても問題はない。

先日、現地の利用状況について調査したところ、4戸の住宅が建築されていることを確認している。

 

【会長】

航空写真は現在の状況であるため、買取申出時の写真を別に付けてあるということでよいか。

 

【事務局】

そうである。

 

【会長】

箇所番号28について、広い面積の土地であるが現況は宅地として利用されているのか。

 

【事務局】

先日、今回の廃止や縮小となる生産緑地の現況を確認したところ、箇所番号260以外の生産緑地については、買取申出時と同じように農地として管理されていた。

 

【会長】

近年、減少傾向にある生産緑地が今回新たに2箇所追加されることは喜ばしいことである。この2箇所については今までも農地として管理されていたと思うが、これから30年間引き続き営農されるということでよいか。

 

【事務局】

そうである。

 

【会長】

今回追加された農地のように、市街化区域内で営農されている農地については、防災機能など都市農地としての役割もあるため、今後も生産緑地として積極的に指定を行ってもらいたい。

 

【会長】

ほかに質問は。

それでは、議案第4号について議決するということでよろしいか。

 

【委員】

異議なし

 

【会長】

議案第4号について、原案のとおり議決する。

 

【事務局】

案件説明(報告事項 ア)

 

【会長】

今回の指定の受付については、平成6年指定の方を対象としているのか。

 

【事務局】

そうである。

 

【会長】

今回の受付により平成6年指定の方については特定生産緑地の指定に係る意向確認が全て完了したということだが、今後、まだ特定生産緑地指定の受付が済んでいない生産緑地についても、指定に係る意向確認が行われるということでよいか。

 

【事務局】

そうである。

 

【会長】

既に、8割から9割の生産緑地については特定生産緑地に指定されたということでよいか。

 

【事務局】

そうである。

 

【会長】

全国的にも同じような状況であるかと思う。

 

【会長】

今回の特定生産緑地指定についての公示は、どのタイミング行われるのか。

 

【事務局】

当審議会で意見聴取をさせていただいた後に、公示の手続を行うこととなっている。

 

【会長】

平成4年指定の生産緑地が一番多くあり、特定生産緑地への指定対象となる件数については年々少なくなっていくと思うが、都市の貴重な緑地なので特定生産緑地への指定に向けて御協力頂きたい。

 

【事務局】

案件説明(報告事項 イ)

 

【委員】

機械式になることで置くことができる台数は何台になるのか。

 

【事務局】

明確な台数は今の時点では分からないが、機械式になることで駐車可能台数は減少すると考えられる。

 

【委員】

現在、駐車可能な台数84台に対して、ピーク時には約150台の利用がある中で管理者の方が自転車等を移動するなどして対応をされていると思う。機械式にすることであふれてしまう自転車等については不法に止められてしまう可能性があると思うがどのような対策を取る予定か。

 

【事務局】

アミューあつぎに係る施設の管理契約において、駐輪場を含む施設全体が管理対象となっている。そのため機械式の駐輪場が設置されたからといって、管理員の配置がなくなってしまうということはないのではないかと考える。

 

【委員】

厚木市では子育て支援などに力を入れていて、アミューあつぎにおいても子育て支援センターなどの施設を備えている。チャイルドシート付自転車を利用する方が多くいると考えられるが、その方達が優先して駐輪できる機械式駐輪施設が市内にあるのか。また、今後設置される機械式駐輪施設についても優先区域の設定を考えているのか。

 

【事務局】

チャイルドシート付自転車の優先利用についての資料がないので、今時点では市内の状況については回答できない。しかし、今回の駐輪施設については、アミューあつぎに子育て支援の施設があることもあり、お子様連れの方が利用できるようにしてもらいたいと施設管理者に意見を伝えているところである。また、短時間の利用を目的とする施設利用者も利用できる駐輪施設になるように働きかけていきたいと考えている。

 

【会長】

是非、施設利用者の方々が利用のしやすい形にしていただきたい。

 

【委員】

今回の案件については、アミューあつぎの空地についての検討だと思うが、今後、民間施設についてはどのように指導していくのか。

 

【事務局】

今回のアミューあつぎについては、公共性がある施設として空地の利用について検討を行ったものである。民間の施設についても同様に、公共性があるといえる状況があれば、対応を検討していくこととなると考えている。

 

【委員】

駅周辺においては放置自転車などを見ることがある。今回と同様な事例であれば駐輪場の整備も検討できることについて、促していただければと考える。

 

【会長】

全国的にも同じような事例はあるかと思うが、今回の件を通して自転車の駐輪の在り方についてより良いものにつなげていっていただきたい。

 

【委員】

厚木市内ではあまり見ないが、シェアキックボードの放置やポートの設置はあるのか。

 

【事務局】

シェアキックボードの進出については確認をしていない。しかし、シェアサイクルのポートの設置があり、市内に5箇所あることを確認している。近隣市では海老名市、平塚市や寒川町でポートが設置されてきている状況を確認しているので、この流れにより本市においてもポート数が増えていくのではないかと予想している。

 

【委員】

今回設置する駐輪場は駅周辺にあるような立体的な駐輪施設ではなく、地上に設置する施設となるのか。

 

【事務局】

壁面位置の制限があり、建築物を建てることはできないため、屋根や柱のない機械式の駐輪場を設置する予定である。

 

【委員】

東側にある商業施設のようなイメージとなるのか。

 

【事務局】

そうである。

 

【委員】

施設利用者にとってデメリットがないような形での運用をお願いしたいと思うが、どのように考えているのか。

 

【事務局】

具体的な内容はまだ決まっていないが、アミューあつぎが公共施設であることから、その利用者に対しての措置を設けるなどの方策は考えられるかと思う。

 

【会長】

施設利用者や子育てを行う方などが有効に活用できるように検討いただきたい。

 

【委員】

パーソントリップ調査データや利用者の統計、ニーズがどこにあるかなどについての簡易な調査を行うことで、資料の質が上がると考えるので参考にしてもらいたい。

 

【事務局】

参考にさせていただく。

 

【委員】

今回設置する駐輪場は歩道に面したものとなるが、防犯の面についてはどのような対策を考えているのか。

 

【事務局】

先程述べたとおり、アミューあつぎにおいては施設管理契約において、駐輪場を含む施設全体が管理の対象となっていることから、今後も警備員が常駐して管理することが考えられるが、防犯についても施設管理者とよく調整していきたい。

 

【委員】

本厚木駅周辺には駐輪場が少ないため、終電後の自転車利用者数もほかの警察署管内と比べて少ない。アミューあつぎについては駅からも近く、自転車盗難などの犯罪を誘発する可能性もある。防犯カメラを設置することで防犯の向上につながることと、犯罪が起きた際の立証措置として映像証拠にもなるので、検討いただきたい。併せて、カメラを設置することでプライバシーの問題も発生するので配慮いただければと思う。

 

【会長】

施設管理者等の意見もあるかと思うので、色々な形で検討を重ねていただきたい。

 

【事務局】

(今後の予定等について報告)

 

【司会】

(閉会)

会議資料

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