令和元年度第2回厚木市労働報酬審議会について

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議の開催内容

会議主管課

総務部 契約検査課

開催日時

令和元年9月17日(火曜日) 午前10時から午前10時30分まで

開催場所

厚木市役所本庁舎3階第一会議室

出席者

厚木市労働報酬審議会委員6人 契約検査課長、契約検査課工事契約係長、契約検査課主査2名

説明者

事務局(契約検査課)

傍聴人

1名

令和元度第2回厚木市労働報酬審議会

開会

(事務局)あいさつ

あいさつ

(委員長)あいさつ

案件

令和2年度労働報酬下限額について

労働報酬下限額(工事)案について

(事務局)資料に基づき説明
 現在の労働報酬下限額(工事)は、48業種ある「公共工事設計労務単価」の業種ごとに設定され、日額を8で除して時間単価に直したものに、労働報酬審議会で決定した90%を乗じて設定している。

 来年度の労働報酬下限額(工事)の事務局(案)は、例年同様、2月下旬頃に「公共工事設計労務単価」の公表が予想され、時間単価に直したものに乗じる率90%についても、特段、変更する要因がないことから、最新の「公共工事設計労務単価」を基に、現在の算出方法を用いて設定したいと考える。

 意見等特になし。

(委員長)前年度と同様の考え方で、90%でよろしいか。
(委員) 承認

労働報酬下限額(委託等)案について

(事務局)資料に基づき説明
 令和2年度10月に改訂の神奈川県の最低賃金を、伸び率2.8%から2.85%程度と考え、1,039円から1,040円と想定し、改定額が令和2年度の労働報酬下限額を上回ることがないよう、神奈川県の伸び率に準じて、28円を加算し、1,044円とする案1と、2.85%増額し、1,045円とする案2の二つの案を提案する。

 なお、神奈川県の最低賃金の伸び率を2.8%から2.85%と想定したのは、神奈川県内では、政府の「働き方改革実行計画」で目標と示された、1,000円に到達したため、今後伸び率が抑えられるのではと予想される一方で、全国の加重平均額が1,000円に達していないことから、労働人口の多い神奈川県にけん引役が求められる可能性があるためである。また、労働報酬下限額の事務局
(案)が神奈川県の最低賃金の伸び率に準じている理由は、伸び率は据え置き、次回の最低賃金改定額の様子を見るという考え方による。
(委員) 相模原市や川崎市と平成29年度から金額の差が広がってきているが理由は。
(事務局)各市の審議会の意見が反映されている。
(委員長)平成30年度に一気に34円3.56%上昇させた理由は。
(事務局)平成28年度・29年度に厚木市労働報酬下限額が神奈川県最低賃金より2年連続で下回ってしまったので、上昇分を見込んで大きく引き上げた。
(委員) 1円違うことで、どのくらい影響があるのか。
(事務局)臨時職員と公契約対象案件で、1円上がると概算で220万円程度上昇する。
(委員) 市の財政との関係性はどのようになっているか。
(事務局)労働報酬審議会の答申を受けて、決定される。
(委員) 市の各担当者は労働報酬下限額を認識しているのか。公契約対象案件と対象外案件の業務によって金額の差が本来あってはならないと思うので周知を徹底してほしい。また、金額は1,045円が無難なところである。
(事務局)来年度の予算説明会の際、係長職に労働報酬下限額を直接説明しているが、各担当者に徹底されるように周知していきたい。
(委員) 労働者の観点からすると、少しでも多く貰えたほうがありがたいので、1,045円がよろしいかと思う。
(委員長)それでは、1,045円という意見が多いようだがよろしいか。
(委員) 承認

その他

 答申は委員長が代表して行うことで了承を得た。

閉会

(事務局)あいさつ

関連ファイル

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