厚木市自治基本条例の見直し(総点検)の結果について【平成30年12月】

 自治基本条例が、本市の自治を推進する上で最も尊重すべき条例であることを担保するため、四年に一度の見直しを行いました。
 見直しに当たりましては、十分な市民参加を得るため、約千五百人を対象としたアンケート調査や意見交換会、パブリックコメントなど多くの市民の皆様から御意見をいただき、また、自治基本条例推進委員会による慎重な審議を経て、「運用上の問題はないか」「規定を改正する必要がないか」などについて、検討を重ねてまいりました。
 本条例の制定から八年間の運用状況や社会経済環境の変化が条例に与える影響の有無を総合的に検討した結果、「人と人との絆を大切にする自治」を始めとした3つの基本理念と「市民自治の原則」を始めとした5つの基本原則、そしてこれらを具現化するための各規定の果たす役割は制定以来変わるものではなく、本市の自治を推進する上で、最も尊重すべき条例として十分な内容となっているものと判断し、今回の見直しでは、自治基本条例の改正は行わないこととしました。
 今回の見直しに当たり市民の皆様から頂いた多くの御意見を今後の市政運営にいかすため、条例の更なる周知に努め、自治基本条例の実効性を高めていきます。
(公開日：平成30年12月21日)