【4月6日】コミュニティ交通「森の里ぐるっと」の新車両が運行開始

運行開始式でのテープカットの様子

新たに導入された車両

地域での移動を快適に

地域住民主体の乗合交通「森の里ぐるっと」の運行開始式が4月6日、森の里公民館（厚木市森の里1-31-1）で開かれました。式典では、出席した市民の皆さん約50人を前に新車両がお披露目されました。

「森の里ぐるっと」は、無料で乗れる地域の足として一般社団法人厚木ぐるっとが2010年10月に運行を開始しました。開始から3年間は市と市民が協働して地域課題の解決に取り組む事業に採択され、市の支援を受けて運行。13年度からは市の草刈りなどの事業を請け負い、運行費用を賄ってきました。運行継続のため23年に市に支援の要望があり、4月から一般社団法人厚木ぐるっとや森の里自治会による「森の里ぐるっと運行協議会」を作り、支援を受けることになりました。導入された新車両は乗客定員が5人から8人に増えた他、サイドステップを装備しより快適に乗車できるようになっています。

この日、森の里ぐるっと運行協議会の神保忠男会長は「今日を迎えることができてうれしい。地域の足として、多くの皆さんに利用してほしい」とあいさつ。山口貴裕市長は「運行開始式の開催おめでとうございます。市として、今後もこの取り組みへの支援を続けていきたい」と話しました。森の里3丁目自治会の原田充治会長（68・森の里）は「地域内の移動をサポートしてもらえるのはありがたい。今後もぜひ続いてほしい」と笑顔で話しました。

市では、他にも公共交通機関の利用が難しい地域に住む市民の皆さんに対して日常生活での移動に関するアンケートを実施。移動手段を確保するための検討を進めています。

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