【4月8日】相模川で救命ボート取り扱い訓練を実施

救命ボート取り扱い訓練の様子

救命索発射銃訓練の様子

水難事故に備えた実践訓練

厚木市消防本部は8日、相模川などで水難事故を想定した救助訓練を開催しました。訓練には市消防隊員80人が参加し、救命ボートの取り扱いや操船方法、水難救助資器材の使い方などを確認しました。

訓練は、川遊びやバーベキューなど、水辺周辺でのレジャーを楽しむ人が増える季節を前に毎年実施。水難事故発生時に迅速で的確に救助活動ができるよう隊員の技術向上に取り組んでいます。

この日は、救命ボートの動作確認などの点検からスタート。続いて水難事故を想定し、水中カメラでの検索訓練や、要救助者にロープや浮き輪を渡すための救命索発射銃を使った訓練に取り組みました。隊員たちは動作や手順を一つ一つ確認し、溺れた人の救助活動に備えました。

訓練に参加した警備第一課高度救助隊員の三澤友作（28）さんは「訓練に参加したのは5回目。毎年レジャー活動が増える時期を前に、実践に近い状況で訓練ができ、貴重な機会になっている。これからの季節は、水難事故が危惧されることから、訓練から緊張感をもち取り組み、いざという時に備えたい」と話しました。

市消防本部が昨年に出動した水難事故は11件。例年夏の行楽シーズンに事故件数が増加するため、注意を呼び掛けています。

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