【10月30日】山梨県北杜市と大規模災害時の相互応援協定を締結

物資の提供や職員派遣などで協力

大規模な災害に備え厚木市は10月30日、山梨県北杜市と相互応援に関する協定を締結しました。北杜市役所（山梨県北杜市須玉町大豆生田961-1）で締結式を開催し、上村英司北杜市長と山口貴裕厚木市長が協定書を取り交わしました。

この協定は、互いの地域で起こる災害に備えるために締結。発生確率が高く、厚木市で被害が想定される都心南部直下地震の影響が少ないとされる北杜市に連携を申し入れ、締結に至りました。災害が発生した際は被害規模に応じて、食料や生活必需品、資機材の提供、職員の派遣などの協力ができます。同市が防災分野で協力関係を構築するのは2021年に沖縄県糸満市と結んだ防災協定に続いて5例目です。

この日の締結式で上村市長は「本日はお越しいただきありがとうございます。いつ起こるかわからない災害に備えて万全の体制を作っていきたい」とあいさつ。山口市長は「協定を結ぶことができて、大変心強い。災害時の協力だけでなく防災対策の情報交換などもできたらうれしい」と話しました。

厚木市では他にも、風水害や事故をはじめとする危機・災害の情報を人工知能（AI）でリアルタイムに解析・収集し、リスクを可視化するシステムの導入や防災備蓄品の見直しなど、災害への備えを進めています。

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