【2月11日】厚木市文化会館で地域包括ケア市民講演会を開催

更新日:2025年02月11日

公開日:2025年02月12日

お笑いタレント・エッセイストのにしおかすみこさんの講演

お笑いタレント・エッセイストのにしおかすみこさんの講演

東京大学名誉教授・上野千鶴子さんによる講演

東京大学名誉教授の上野千鶴子さんによる講演

自分らしい暮らしを

地域包括ケア社会の実現を目指す厚木市は11日、講演会「人生の最期まで自分らしく生きる・良き人生の歩み方」を開催しました。市民らおよそ1100人が、お笑いタレントでエッセイストのにしおかすみこさんと東京大学名誉教授の上野千鶴子さんの話に耳を傾けました。

この講演は、誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられる社会の実現を目指し、同市が毎年開催しています。10回目の今年は会場入り口にキッチンカーを配置。認知症予防につながるメニューを用意し、啓発活動に努めました。

この日、開会に当たり山口貴裕市長は「多くの皆さんにご来場いただき感謝している。高齢化が進む中、地域包括ケア社会の実現に向けてさまざまな事業を進めていきたい。今日の講演が有意義なものとなることを心から祈念している」とあいさつしました。初めににしおかさんが自身の著書と同じ「ポンコツ一家」と題し、認知症やダウン症のある家族との暮らしを経験を織り交ぜながら講演。上野さんが「最期はひとり人生のやめどき」をテーマに、家族や人間関係との向き合い方、人生の最期に向けた準備を語りました。

来場した田中節子さん(81・船子)は「一人暮らしの私にとって家族との交わりや、生きている今を大切にしたいと思うきっかけになった。講演で取り上げられた、介護保険の話題も大変勉強になった」と話しました。

同市では、認知症の正しい知識や意識の普及を目的に映画の上映会やトークショーを開催するなど、「地域包括ケア社会」の理解を深める取り組みを進めています。

問い合わせ 地域包括ケア推進課 046-225-2200

 

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