【3月7日】森の里小学校4年生が脱炭素の取り組みを発表

更新日:2025年03月07日

公開日:2025年03月07日

公民館に集まった保護者や地域の住民の前で発表する様子

公民館に集まった保護者や地域の皆さんの前で発表する様子

廃食用油を回収して飛行機の燃料に

厚木市立森の里小学校(厚木市森の里1-27-1、児童数176人、杉山仁校長)の4年生29人が3月7日、廃食用油を燃料として生かす取り組みの成果を発表しました。会場の森の里公民館(厚木市森の里1-31-1)には、保護者や地域の皆さん約90人が訪れ、子どもたちの発表に耳を傾けました。

発表は、横浜銀行が実施する「はまぎん環境教育プログラム」の一環。県央やまなみ協議会(厚木・秦野・伊勢原市、愛川町、清川村)が、脱炭素社会の実現を目指す取り組みの一つとして協議会のオブザーバーを務める横浜銀行と連携しプログラムの導入を決定しました。プログラムは、家庭から出る廃食用油で作られる持続可能な航空燃料(SAF(サフ))を題材に子ども向けの内容で実施。2024年度はモデル校として森の里小学校で取り入れ、4年生の総合学習の時間にSAF製造企業の出前講座や羽田空港の機体工場の見学、廃食用油の回収活動に取り組みました。

この日、子どもたちはスライドを使いながらSAFの概要や地域での廃食用油回収の活動内容を発表。公民館や郵便局、スーパーへのポスター掲示や住民への声かけ、地域の祭りでのブース出展などの取り組みも紹介しました。

子どもたちは「家で使った油が飛行機を飛ばす燃料になるのは知らなかった。初めて聞いたときはびっくりした」「いろいろな人から環境の話を聞けて勉強になった」と話しました。

このプログラムは今後、同協議会に所属する市町村の学校でも実施を予定しています。協議会では他にも、広域観光の推進や地域高規格道路、県道などの整備促進をはじめ、災害対策や農業、環境、スポーツ、文化など、多様な分野での課題解決に向けて一体となって取り組んでいきます。

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