【5月23・24日】相模川で潜水訓練を実施
夏に増える水の事故に備えて

潜水する隊員ら

訓練の様子
消防本部は23・24日の2日間にわたり、相模川で水難事故を想定した救助訓練を実施しました。参加した消防職員が、資器材の取り扱いや潜水しての救助などを実践しました。
この訓練は、水の事故が増える7・8月の行楽シーズンを前に毎年実施。事故発生時に安全で迅速な活動ができるよう、現場となる河川で実際の事故を想定して行っています。
23日は、潜水資器材の取り扱い方法の確認からスタート。ウエットスーツを身にまとった隊員らが河川に入水すると、浮きが付いた救助用ロープを要救助者に投げ入れるなどの水難事故を想定した救助訓練に取り組みました。その後、潜水資器材を装着し、二人一組で潜水訓練を開始。隊員たちは、水中の視界や川底の状況、水深、流れの速い危険な箇所などを、声を掛け合いながら一つ一つ確認しました。
潜水訓練に参加した警備第二課救助小隊の加藤僚祥さん(29)は、「訓練に参加したのは2回目。川の中は視界が悪く難しさはあったが、一緒に潜水した隊員との意思疎通や連携が図れた。実際の現場となる川での訓練は貴重なので、この経験を生かしていざという時に備えたい」と話しました。
消防本部が、昨年に出動した水難事故は6件。川遊びや水辺でのレジャーを楽しむ人が増える季節は、「子どもだけで遊ばせないで」「飲酒したら川に入らないで」などと注意を呼び掛けています。
問い合わせ 厚木消防署警備第一課・警備第二課 223-9376
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 広報シティプロモーション課 広報シティプロモーション係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2040
ファックス番号:046-223-9951
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年05月25日
公開日:2025年05月25日