【6月1日】「歯と口の健康週間」に合わせてイベントを開催

歯や口の健康の大切さを伝えるイベントが1日、保健福祉センターで開催されました。親子連れなど約60人が参加し、子ども向けの体験イベントや歯並びの相談、ブラッシング指導など、健康に保つための知識や日頃のケアなどを学びました。

イベントは、歯と口の健康週間（6月4日～10日）に合わせ歯科治療や歯・口の重要性を知ってもらうため、一般社団法人厚木歯科医師会（堀真治会長）が主催。市民らの健康増進につなげようと、同市、愛川町、清川村が後援しています。

この日、「なってみよう！子供歯医者さん」のブースでは、白衣を身にまとった子どもたちが歯科医師になりきり、虫歯に見立てた模型で修復を体験。実際に治療で用いる器具を手に、真剣な表情で治療に挑戦する姿が見られた。その他にも矯正専門の医師による歯並びの相談や、厚木総合専門学校歯科衛生学科の生徒によるブラッシング指導などが実施され、来場者らが歯のケアや虫歯予防のポイントなどを学びました。

親子で参加した荻野強()さん（48・中町）は「普段から食育を心掛けているため、食べることに直結する歯や口の大切さを実感している。イベントを通して、子どもにも虫歯予防の意識を持ってもらえるきっかけになればうれしい」と話しました。娘の桜梛()さん（8）は「虫歯を治す体験が思ったより難しかったけど楽しかった。絶対に虫歯にならないようにしたい」と笑顔を見せました。

市では、今年度から、高齢者を対象に加齢による口腔機能低下の早期発見や治療につなげる「オーラルフレイル健診」を新たに実施。歯と口の健康促進に取り組んでいます。