【8月21日】平和のつどい「被爆ピアノ演奏会」を開催

南毛利中学校合唱部の歌声が会場いっぱいに響き渡る

ピアノの音に乗せて奏でられるフルート
音色が届ける平和への願い
戦後・被爆80年を記念し、広島県で被爆したピアノの音色に合わせて合唱や演奏を披露する「被爆ピアノ演奏会」が21日、厚木市文化会館(同市恩名1-9-20)で開催されました。会場に集まった市民ら350人が、ピアノの音色を聴き、平和な世界の実現を願いました。
同演奏会は、市制70周年記念事業玉川地区委員会と市戦後・被爆80年記念事業実行委員会が共催。被爆2世で、全国各地を巡回している調律師の矢川光則さんが、被爆ピアノを持ち込んで開催しました。
同日、同実行員会の潮田春男委員長(76)が「大切に守り続けられてきたピアノの音色には、平和を願う人たちの思いが込められています。演奏を聴いて、平和について考える機会にしてほしい」とあいさつ。市にゆかりのあるピアニスト・渡辺俊爾さんの演奏する被爆ピアノの音に乗せて、南毛利中学校合唱部の歌声やフルート、バイオリンなどの音色が会場いっぱいに響き渡りました。
夫婦で伊勢原市から来場した小林功治さん(80)は「広島で亡くなった人たちの思いと未来へ向けた希望の思いが、ピアノの音色に込められている気がして感動した」と話しました。
同市ではこの日、同会場で市戦没者追悼式も開催。戦没者を弔い、平和への決意を新たにしました。
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更新日:2025年08月21日
公開日:2025年08月21日