【8月31日】総合防災訓練を実施

佐川急便と協力して物資輸送訓練を実施

各地区の自主防災隊も訓練に参加
大規模災害に備えて
地震や風水害などの大規模災害に備えて厚木市は8月31日、市役所本庁舎や指定避難所などで総合防災訓練を実施しました。市民や市職員ら約1万3,000人が参加し、防災資機材の取り扱いや避難所の開設訓練、救助訓練などに取り組みました。
この訓練は、災害発生時に状況に応じた行動や対応能力の向上を図るため実施。昨年は台風第10号の影響により中止となったことから、2年ぶりの実施となりました。同市と自治会ごとに組織する自主防災隊が、これまでの災害の経験や教訓を生かした訓練を展開しています。
都心南部直下地震(最大震度7)を想定した職員による訓練では、災害対策本部設置や情報伝達、応急給水などを実施。7月に災害協定を締結した佐川急便と協力し、ぼうさいの丘公園(同市温水783-1)の備蓄倉庫から避難所となる厚木第二小学校(同市旭町5-38-1)へ備蓄食料などを運ぶ物資輸送訓練も行いました。自主防災隊では、地域住民たちが集まり、声を掛けながら災害発生時の初動対応や消火訓練、負傷者の救出・救護訓練、テントの組み立てなど実践的な訓練を展開。ドローンの活用やペット避難を訓練する地区もありました。
訓練に参加した花上哲郎さん(64・鳶尾)は、「災害はいつ起こるか分からないので、日頃の訓練が大切だと再認識できた。地域のみんなと一緒に訓練することで、助け合いの心が大切だと実感した」と話しました。
職員に向けた講評で山口貴裕市長は「いつ起こるか分からない災害に備えることが私たちの使命で、市民の命や笑顔を守ることにつながっていく。今後も訓練などを通して、皆さんの安心・安全を守っていきましょう」と呼び掛けました。
市では、自治会と連携し、自主防災隊の参加者に携帯トイレを配布。災害時の携帯トイレの重要性を周知しています。今後、指定避難所となる小・中学校に生活用水を確保する防災井戸や災害用水洗式マンホールトイレなどの導入を検討し、いざという時に備えています。
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更新日:2025年09月01日
公開日:2025年09月01日