神奈川県広報コンクールで「広報あつぎ」が2部門で最優秀賞(2022年度)

更新日:2023年02月02日

公開日:2023年02月02日

広報あつぎ3月1日号

広報あつぎ3月1日号表紙

広報あつぎ3月1日号

広報あつぎ12月1日号特集面

令和4年度神奈川県広報コンクールの結果

   令和4年度神奈川県広報コンクールで、「広報あつぎ」3月1日号が広報紙部門(市部)で、12月1日号が広報写真部門(組み写真)で、最優秀賞に選ばれました。

広報紙部門(市部)3月1日号 最優秀賞(4年連続)

《掲載意図》

   世界中でジェンダー平等が叫ばれる中、感染症の影響で女性の雇用悪化や育児の負担増加、自殺者数の増加など、貧困や孤立など社会が抱えてきた課題が浮き彫りになりました。その背景には、社会に根付く「男は外で仕事、女は家事・育児」という性差による固定観念の押し付けがあり、その偏りは女性だけでなく男性やセクシャルマイノリティーの生きづらさにもつながっています。そこで、3月8日の国際女性デーに合わせ、固定された性役割を取り巻く課題は何かを考えました。固定的な性役割にとらわれず、多様性を尊重し合う社会に向けて、一人一人に何ができるかを考えてもらうことをねらいとしました。

《審査員講評》

   3月の国際女性デーに合わせた性役割を問う特集で、TVやネットなどのメディアの特集と比較しても非常に優れていると感じました。ポイントは、(1)タイミング:国際女性デーという時節話題に合わせた特集(2)トレンド:昨今若い世代を中心に関心が集まっているテーマ(3)オリジナリティ:厚木市ならではの情報で全てが構成されている(4)多様な意見:「固定された性役割は良くない」ではなく、賛否両論を掲載(5)チャレンジ:自治体がテーマにするには勇気ある企画に挑む姿勢。特に(4)(5)は、どうしても自治体という立場上、「クレームが来ないように無難にしよう」、「性役割の決めつけは良くないと啓発しよう」と、上から目線になりがちなところかと思います。紙面には「女性らしさを求めたって良いじゃないか」という意見も含め、様々な世代・立場の方の意見がフラットに並び、まずはみんなが考えるきっかけを作る事がゴールに設定されています。

広報写真部門(組み写真)12月1日号 最優秀賞

《掲載意図》

   第37回教育奨励賞で文部科学大臣奨励賞を受賞した、市立毛利台小学校のインクルーシブ教育の取り組みを伝える特集面です。12月3~9日の障害者週間に合わせ、学校で垣根なく過ごす子どもたちと、それを支える先生の日常を組み写真で紹介することで、誰もが暮らしやすい環境とは何かを考えるきっかけとなる紙面作りを目指しました。苦手なことなどがあっても、周りの理解と支えがあることで、誰もが垣根なく生き生きと過ごせることが伝わるような表情や場面の写真を選定し配置しました。

《審査員講評》

   垣根のない学校というテーマにあった写真を選んでいるのが良い。レイアウト自体は奇抜ではないが内容に沿ってレイアウトされていたのと、1点1点の写真がとても生き生きしていて訴えてくるものがあります。

(公開日:2023年2月2日)

その他

   最優秀賞に選ばれた広報紙は、今年行われる公益社団法人日本広報協会が主催する、全国広報コンクールの審査対象となります。

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