令和6年度あつぎタウンミーティング(地産地消編)

更新日:2024年12月25日

公開日:2024年12月25日

   市では、魅力あふれるまちの実現のため、幅広い年代や多様な立場の方々と、市政の課題や改善点等について意見交換を実施しています。

 

記念写真

   今回は、南米原産のペピーノの栽培や研究に取り組んでいる東京農業大学農学部の皆さんや商品化に取り組んでいるパティシエの協力のもと、東京農業大学厚木キャンパスを会場として、令和6年11月20日に意見交換を行いました。

<出席者>

東京農業大学農学部教授2人、学生6人、市内パティシエ1人

対話内容

1. ペピーノのブランド化に向けて

   現在、東京農業大学 農学部では、ペピーノの栽培や関連する様々な研究などに取り組んでいます。ペピーノとは、南米原産のメロンのような味と香りがするナス科の野菜です。栄養素も高く「アスパラギン酸」、「ビタミンC」が豊富に含まれており、疲労回復や美肌効果等に役立ちます。また、市内ではペピーノプロジェクトとして、東京農業大学や市内事業所などの多くの方々が協力し、ペピーノのブランド化を目指し、期間限定での試食会や試験販売がされています。市では、令和5年度からペピーノなどの農産物のブランド化を目指す団体へ支援を行っています。

2.意見交換

対話状況1

   意見交換では、ペピーノを使ったお菓子を試食しながら、厚木への思いや栽培・収穫のご苦労、ブランド化に向けての活発な意見が出されました。また、教授や学生からペピーノの栽培技術を高めるため、ビニールハウス栽培に加え、露地での栽培、肥料の研究、ペピーノを台木にしたトマト栽培の研究など、ペピーノを活用した取組の事例が紹介され、パティシエからは、ペピーノを美味しく食べるための工夫について紹介されました。

ペピーノ試食品

  当日は、ペピーノを使ったレアチーズケーキ、クッキーサンド、グミ、ラッシー、シュークリーム、プリン、サイダーなどを提供いただきました。シュークリームは、学生が試作を繰り返し、手作りしたものです。

3.まとめ

   本市では「持続可能なあつぎの農業」の実現に向けた取組を進めており、山口市長は、「次世代を担う若き挑戦者との出会いを感謝し、市内農産物の栽培技術の確立、商品化、そしてブランド化に向けた取組を応援していきたい。」と話しました。

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