令和5年度第1回厚木市消防審議会 会議録

更新日:2023年11月30日

公開日:2023年11月30日

会議概要

会議主管課

消防総務課消防総務係

会議開催日時

令和5年11月22日(水曜日)
午後3時30分から午後5時15分

会議開催場所

消防本部3階会議室

出席者

厚木市消防審議会委員6人

説明者

  消防長、次長兼警防課長、厚木消防署長、北消防署長、消防総務課長、指令課長、予防課長、救急救命課長
 進行:次長兼警防課長

 会議経過は次のとおりです。 

1 あいさつ

【次長兼警防課長】
本日は大変お忙しい中、消防本部まで御足労いただきましてありがとうございます。
それでは定刻となりましたので始めさせていただきます。
はじめに、本審議会の会長でございます、渡辺会長から、御挨拶をいただきたいと存じます。
会長よろしくお願いいたします。

【渡辺会長】
《挨拶》

【次長兼警防課長】
渡辺会長、ありがとうございました。
次に、岡田消防長から御挨拶申し上げます。

【消防長】
《挨拶》

2 開会

【次長兼警防課長】
それでは、ただ今から、令和5年度第1回厚木市消防審議会を開催いたします。
はじめに、出席委員数の確認ですが、本日は、8人中6人出席でございますので、厚木市消防審議会規則第6条第2項の規定によりまして、定足数に達しておりますことを御報告申し上げます。なお、本日の傍聴者はおりません。
本審議会では「会議等の公開に関する指針・3会議の公開の基準」に基づき、審議会等の会議内容は、原則として、公開するものとされております。
皆様にお諮りしたいのは、「会議録に発言者の氏名を記載し公表することについて」及び「会議録の形式について」でございます。
まず、発言者の氏名の公表につきましては、発言者の責任が明確となり、審議会等での審議内容の透明性の確保が図られることが期待されますが、氏名を公にすることを前提とした場合、意見に賛同しない団体等からの圧力や干渉等の影響を受けることにより、自由かつ率直な発言が妨げられるおそれがあることから、審議会等ごとに審議会等の長が当該審議会等に諮って定めることとしています。
以上のことから、審議会での発言者の氏名を公開するか否か、委員の皆様にお諮りしたいと存じます。
それでは、発言者の氏名の公開について公表することに、賛同される方は、挙手をお願いします。
→賛同多数(挙手が4人以上)、よって発言者の氏名は公開することとします。
次に、審議会の会議録の形式について全内容を記載するか又は発言内容を要約したものを記載するかどちらか一方に挙手をお願いします。
○会議録に全内容を記載する
○発言内容を要約したものを記載する
→多数(挙手が4人以上)、よって会議録の形式については、発言内容を要約したものとします。
それでは、ここからは厚木市消防審議会規則第5条第2項の規定により、渡辺会長により、議事を進めていただきたいと存じます。
渡辺会長、よろしくお願いいたします。

3 議題

(1) 第2期厚木市消防力整備計画の進捗状況について

【渡辺会長】

それでは、議題(1)第2期厚木市消防力整備計画の進捗状況について、事務局から説明願います。

《資料に基づき各課から説明》

【渡辺会長】
ただ今、事務局から説明がありましたが、委員の皆様、ご質問等ありますでしょうか。

【沼田委員】
厚木本署の建替えについて、現在の場所で建替えを計画しているのか、または別の場所で建替えを検討しているのか、わかる範囲で教えていただきたい。

【消防総務課長】
中心市街地という方向で検討しており、現在の場所も候補地の一つというところで検討している段階でございます。

【沼田委員】
わかりました。
もう1点お聞きします。厚木市を流れる相模川は相模ダムや城山ダムの放流域でもあり、中心市街地で考えているのであれば、大雨時に危険となるので、水害のことを考慮に入れて考えていただきたい。


【消防総務課長】
貴重な御意見ありがとうございます。そのことも踏まえて、検討させていただきたいと存じます。

【渡辺会長】
そのほかに、委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

【竹内委員】
団員の実員について説明がありましたが、女性消防団員は何人いるのでしょうか。

【消防総務課長】
令和5年4月当初の人数で6人でございます。

【竹内委員】
ここ何年か、女性消防団員数に変動がなく増員もありませんが、女性消防団のことを知らない市民が多いのではないか。広報等の実施状況をお聞かせください。

【消防総務課長】
自治会等で募集チラシの配布やイベント・SNS等を活用して、広報を実施している状況でございます。また、女性消防団員の活動としましては、消防団ふれあい広場等のイベントへの従事や住宅防火診断へ出向していただいております。
また、募集につきまして、男性消防団員同様に実施しているところでございます。

【竹内委員】
引き続き、頑張っていただきたいと思います。
次に、消火器についてお聞きしたいと思います。使用期限が切れてしまった際に、どうすればいいのかわかない人が多いので、お聞きしたいです。

【予防課長】
消防設備業者やホームセンターで新しいものを購入することができます。消防署で回収及び交換は実施しておらず、消防設備業者で回収をしてもらえます。
なお、厚木市のホームページに「消火器の事故防止」という題目で、廃棄方法やリサイクルシステムについて紹介していますので参考としていただければと思います。
また、交換の際にわからないことがありましたら、予防課へご連絡いただければ、御対応いたしますので、お問い合わせいただければと思います。

【竹内委員】
ありがとうございます。

【渡辺会長】
そのほかに、委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

【落合委員】
本部機能の移転についてお伺いします。指令センターの共同運用の検討状況について、お聞きしたい。

【指令課長】
近隣消防本部との共同運用について検討して参りましたが、次期での移転整備については困難という判断に至り、単独整備とし、通信指令体制の強化を図っていく考えでございます。

【落合委員】
他都市では、共同運用を実施している都市もありますが、厚木市に対して、共同運用の話はあったのか、なかったのかをお聞きしたい。

【指令課長】
本市に対しての共同運用の話はございませんでした。近隣で共同運用を実施している市では、山岳救助等の関係で共同運用に至ったと聞き及んでおります。

【落合委員】
わかりました。
次に、組織体制についてお伺いします。条例改正の内容で職員定数を13人増員するとありますが、募集時期についてお聞きしたい。

【消防総務課長】
新採用職員については、消防学校で実施される初任教育へ出向するということを鑑みて、計画的に採用を考えております。

【落合委員】
救急需要が増えており、厚木市と近い規模の市で消防職員を多数増員するところもあると聞いていますが、そこと比べて救急隊員の負担についてはどう考えているのか。
また、厚木市では日中の時間帯に活動する「日勤救急隊」の増設を考えているということでありますが、その市との差についてはどう考えているのかお聞きしたい。

【消防総務課長】
コロナ禍で救急需要が増加したこともあり、本市では毎日勤務の職員で臨時の救急隊を増隊して、対応しておりました。しかしながら、臨時救急隊の増隊となりますと、元々の業務が滞ってしまうことも考えられるので、現在「日勤救急隊」の創設について検討をしているところでございます。

【消防長】
本市は、総務省消防庁が告示しております消防力の整備指針の中で、救急隊数につきまして、定数に達しております。また、地域の実情に合わせて、基準より少ない隊数で、運用している都市もあると聞いておりますが、救急需要の増加に合わせて、救急隊数の増加を検討している都市もあると伺っております。

【落合委員】
わかりました。引き続き、救急隊員の負担等を考慮にいれて検討していただければと思います。

【渡辺会長】
そのほかに、委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。
無いようでしたら、私から何点かお伺いしたいと思います。
まず1点目は、近年、異常気象により災害は激甚化・頻発化しており、水害・土砂災害等の気象災害や豪雨等に対して、消防としてどのような取組をしているのか、また、考えているのかお教えいただきたい。

【次長兼警防課長】
洪水浸水ハザードマップに示されてるように洪水時には、氾濫水の勢いで浸水の予想がされます。このような場合、住民の避難誘導を最優先で活動し、また、迅速な対応ができるよう、浸水のない地域に消防車両を移動するなど、考えております。
なお、水害が発生した場合、各署へ救命ボートを配備しているので浸水区域に搬送し、救助活動を出来るような体制をとっております。署員だけでは難しいところもありますので、消防団員と連携しながら、迅速に対応できるよう考えております。

【渡辺会長】
署員だけですと人数が限られられていますので、消防団員の協力が必要ということ、また、災害は想定を超えてくるということも踏まえて、引き続き、取り組んでいただきたい。
次に、消防団員の充足率についてお伺いします。消防団員の広報を実施されていることは承知しております。全国的にも充足率は減少傾向にあるが、高水準を維持している都市の広報等を取り入れてもいいのではないか。
また、消防団員へアンケートを実施していると聞いておりますが、アンケート内容を踏まえ、こういう方向性にしていきたいというところがあればお聞かせください。

【消防総務課長】
他都市の広報活動の手法等、積極的に取り入れていきたいと考えております。
また、アンケートを実施し、消防団員の負担軽減という観点から、訓練回数の制限、操法大会の競技化の見直しや火災予防運動等の広報活動の軽減等に努めていきたいと考えております。

【渡辺会長】
より良くなるよう今後もよろしくお願いします。
また、広報について他市の参考となる点はを取り入れて、より効果的な広報を実施されたい。

【消防総務課長】
貴重な御意見ありがとうございます。
参考に取り組んでいければと思います。

【渡辺会長】
最後に、立体駐車場火災の類似施設に対して立入検査を実施したとのことですが、指導内容で類似施設以外へも周知等したほうが良い内容があったのか、お聞かせください。

【予防課長】
移動式粉末消火設備については、使用は難しいので、各事業所で実施する消防訓練の中で取扱訓練を実施するよう呼びかけるとともに、その点も踏まえて、消火設備が設置されている他事業所に対し、立入検査の際などで訓練等を実施するよう呼びかけをしているところでございます。

【渡辺会長】
引き続き、よろしくお願いします。
その他に委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

(2) その他

【渡辺会長】
では、続きまして、議題(2)のその他でございますが、事務局又は、委員の皆様から何かありましたら、お願いいたします。

4 報告事項

(1) 令和5年8月に発生した立体駐車場火災の概要について

【渡辺会長】
それでは、報告事項(1)令和5年8月に発生した立体駐車場火災の概要について事務局から説明願います。

《資料に基づき各課から説明》

【渡辺会長】
ただ今事務局から説明がありましたが、委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

【落合委員】
発生から鎮火までどのくらいかかりましたか。

【北署長】
約4時間でございます。

【落合委員】
駐車場はほぼ満車状態で、風も強く、危険物等も多くあり、消火困難であったと存じています。初期消火が大切になってくると思いますので、事業所の管理者等に自衛消防隊が消火できる体制を引き続き、指導していただきたいと思います。

【次長兼警防課長】
貴重な御意見ありがとうございます。

【渡辺会長】
その他に委員の皆様、御質問等ありますでしょうか。

(2)その他

【渡辺会長】
では、続きまして、報告事項(2)のその他でございますが、事務局又は、委員の皆様から何かありましたら、お願いいたします。

5 その他

【渡辺会長】
無いようでしたら、次第3のその他に移りたいと思います。事務局又は委員の皆様から何かありましたらお願いします。
無いようでしたら、以上で議長の座を降ろさせていただきます。

6 閉会

【次長兼警防課長】
渡辺会長ありがとうございました。
委員の皆様におかれましては、貴重な御意見をいただき、また、御審議くださいまして、ありがとうございました。
以上をもちまして、令和5年度第1回厚木市消防審議会を終了いたします。

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