令和5年度第3回厚木市国民健康保険運営協議会会議録

更新日:2023年11月30日

公開日:2023年11月30日

会議概要

会議主管課

市民健康部国保年金課

会議開催日時

令和6年2月15日 午後3時から午後4時15分まで

会議開催場所 厚木市役所本庁舎3階 特別会議室

出席者

厚木市国民健康保険運営協議会委員  9人

説明者 市⺠健康部⻑ 国保年⾦課⻑ 国保管理係⻑ 
国保給付係⻑ 国保保険料係⻑
傍聴者 0人

会議の経過は次のとおりです。

司会
皆様こんにちは。
本日は、大変お忙しい中、御出席いただきまして誠にありがとうございます。
本日、司会を務めさせていただきます市民健康部国保年金課国保管理係長の鍬でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ただいまの会議の出席者は9人で、本運営協議会規則第4条の定足数に達しております。
これより、令和5年度第3回の厚木市国民健康保険運営協議会を開会いたします。
それでは、会議の開催にあたり、
山口会長から、ごあいさつをお願いいたします。

【会長あいさつ】

司会
ありがとうございました。
それでは、議事進行につきましては、運営協議会規則第2条第2項の規定により、会長に議長をお願いいたします。

議長
それでは、概ね1時間を目処に進めてまいりますので、皆様、議事進行にご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
本日の議事録署名人につきましては、中村委員と緒方委員にお願いいたしますので、よろしくお願いします。
では、案件1令和6年度厚木市国民健康保険事業特別会計当初予算(案)及び令和5年度厚木市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(案)について、事務局から説明をお願いします。

事務局
【資料1・資料2に基づき説明】

議長
ただ今、事務局から、令和6年度厚木市国民健康保険事業特別会計当初予算(案)及び令和5年度厚木市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(案)について説明がありました。
質問がございましたらお願いいたします。

委員
令和6年度予算の国民健康保険事業費納付金は減額になっているが、1人当たりの保険料調定額は、令和5年度と比べて5,000円増となっているのはなぜか。

事務局
令和4年度と令和5年度では、基金の取崩しを行うなどして、保険料の急激な増加を抑えてきました。
令和5年度補正予算及び令和6年度当初予算で、一般会計から繰り入れて、基金の積立てを行う予定ではいますが、基金にも限りがありますことから、被保険者の方にも負担をお願いすることで、予算を組んでおります。

委員
県支出金が減額になっている主な理由は。

事務局
県支出金の多くは、療養給付費の支払いに充てられるものであり、歳出の療養給付費が減額になっているため、歳入の県支出金も同様に減額になっています。

委員
保険者努力支援制度の負担金は、どの程度確保されているか。

事務局
近年の傾向では、多少の前後はありますが、県内では上位にあります。
努力支援制度の負担金は、自主的に確保できる数少ない財源ですので、保健事業等をしっかり取り組んでいきたいと考えています。

議長
他に何かありますか。
特にないようですので、続きまして、案件2厚木市国民健康保険条例の一部を改正する条例案について、事務局から説明をお願いします。

事務局
【資料3に基づき説明】

議長
ただ今、事務局から、厚木市国民健康保険条例の一部を改正する条例案について説明がありました。
質問がございましたらお願いいたします。

委員
退職者医療制度とは、そもそもどのような制度なのか。

事務局
退職者医療制度は、昭和59年に創設された制度で、会社を退職して、国民健康保険に加入された方の医療費等を、以前加入していた社会保険の拠出金でまかなっていました。
平成20年度に制度は廃止されましたが、経過措置ということで残っていたのが、ここで完全に廃止されることとなったというもので、それに合わせて条例を改正するものです。
本市の退職者医療制度の該当者で残っていますのが、保険料の滞納1人で、605円です。医療費等に関しては、さかのぼって適用される方に備えて予算措置はしていましたが、令和2年度に約10万円の給付があって以降は、給付の実績はございません。
全国でも22人しか対象者が残っていないため、廃止することによる影響は、ほぼないと考えています。

議長
ほかにございませんか。
ないようでしたら、続きまして案件3、第3期厚木市国民健康保険データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画について、事務局から説明をお願いします。

事務局
【資料4に基づき説明】

議長
ただ今、事務局から、第3期厚木市国民健康保険データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画について説明がありました。
質問がございましたらお願いいたします。

委員
ICTを活用するとあるが、具体的にはどのようなことを考えているのか。

事務局
駅前のデジタルサイネージの活用や、市公式のLINEで健診のお知らせ等を発信することを考えています。

委員
厚木市公式LINEの登録者数はどのくらいか。

事務局
1万人以上は登録しています。そのうち、年齢や性別で対象者を絞って発信することができるので、より若年層に向けたPRができるようになっています。

委員
アンケートを見ると、郵便物などの紙媒体に頼っているという印象がある。

事務局
ICTを活用しても、目に留まらないタイミングもあるかと思います。まずは、さまざまな取組を行い、検証していきたいと考えています。

委員
特定健診を受けない理由として、食事を抜かなければならないというのも考えられる。

事務局
中性脂肪を測る指標の中で、空腹時の値を基準とするものがありますが、次回の特定健診からは、空腹時ではなくても有効になるよう幅が広げられました。
現状、食事を抜かなくても健診は受けられますが、そういったご意見などを踏まえて、健診がより受けやすいよう、健診項目などの見直しが図られています。

委員
ジェネリック医薬品の差額通知について、80%近く達成しているが、残りの約20%の対象者のために、事業を行っていくのは費用対効果が悪いのではないか。他の保健事業に予算をかけたほうがいいのではないか。今年の秋からは、先発医薬品を患者が希望した場合、ジェネリック医薬品との差額の一部が自己負担になる。ジェネリック医薬品については、薬局でも患者に説明してきたし、これからも説明していくが、それでも変えない人は変えないので、通知を発送しても効果が期待できないのではと思う。

委員
特定保健指導や糖尿病性腎症重症化予防の指導の部分に、歯科に関する記述が含まれていないように思える。どのような予防プログラムを実施しているのかを伺って、歯科医師会としてどう連携していくのか、検討していきたい。

事務局
頂きました御意見につきましては、計画にどう反映できるか検討してまいります。

委員
保健師の配置はどのようになっているのか。

事務局
国保年金課の正規職員としては、1名。会計年度任用職員が4名、配置されています。その他、管理栄養士が1名在籍しております。

委員
計画における医療費削減の取組として、どのようなものが含まれているか。

事務局
受診行動の適正化や、ジェネリック医薬品に関する取組の他、糖尿病性腎症重症化予防につきましては、病期の進行によって医療費が増加する傾向がありますので、進行を遅らせる、または、糖尿病にならないようにする取組により、医療費の削減を図るといったものが含まれています。
また、国が示した数字によりますと、特定健診の受診率が10%上がると、1人当たりの医療費が約1万円削減できると試算されており、厚木市で当てはめますと、約1億8千万円の削減になると推計しています。

委員
神奈川県は、特定健診の受診率が47都道府県で最下位だと聞いているが、国が示す目標値の60%に届いている都道府県はあるのか。

事務局
令和4年度の数字で、全国で受診率が高いところで56.5%です。そのうち、市町村国保については、36.4%となっています。

委員
特定健診の医療費削減効果などは分かるが、国の目標値が高すぎるように思える。ジェネリック医薬品についてもそうだが、保健事業については、できうることでやれることは、やりつくしているようにも感じる。意識改革をしていく必要があると思う。

委員
特定健診の受診勧奨について、年2回、通知を発送している。6月に受診券を発送し、7月に勧奨ハガキを送付しているが、年1回でかまわないのでは。郵送料も上がってくるので、検討していただきたい。

事務局
受診勧奨のハガキについては、年2回、未受診者に送付することで、実際に受診率が多少なりとも上がっていますので、今のところ発送回数を減らすということは考えておりません。
費用対効果につきましては、先ほどお話ししました、ICTの活用などにより、送料を抑えることなどは検討してまいりたいと思います。
また、意見用紙をお渡しいたしますので、今回、見切れなかったところなどについて御意見等ございましたら、後日でかまいませんので、用紙の御提出をお願いいたします。

議長
ほかにございませんか。ないようでしたら、時間に限りもありますので、
事務局から提案のあった内容で作成を進めていただくこと、及び説明いただいた内容含めて、意見等がありましたら郵送やメールなどで連絡するということで、よろしいでしょうか。
また、事務局からの説明にもありましたとおり、県の示す共通指標や、統計データの確定に伴い、変動する箇所につきましては、事務局と会長に一任いただくということでよろしいでしょうか。

委員
【委員了承】

議長
事務局から他に何かありますか。

事務局
次回協議会の日程でございますが、例年、5月頃に、開催させていただいております。
令和6年度国民健康保険料率等について協議をさせていただく予定でおります。
詳しい日程につきましては、後日、改めて御案内させていただきます。
以上となります。

議長
それでは、以上を持ちまして本日の案件は全て終了いたしましたので、議長を降ろさせていただきます。
御協力ありがとうございました。

【進行を議長から司会へ】

事務局
本日は、大変お忙しい中、御出席をいただき、また、貴重な御意見を賜り、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、本日の運営協議会を終了いたします。
皆様、大変お疲れ様でした。

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