令和6年度第1回厚木市国民健康保険運営協議会会議録
会議主管課 |
市民健康部国保年金課 |
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会議開催日時 |
令和6年5月23日 午後3時から午後4時15分まで |
会議開催場所 | 厚木市役所第2庁舎15階 農業委員会会議室 |
出席者 |
厚木市国民健康保険運営協議会委員 9人 |
説明者 | 市⺠福祉部⻑ 市民福祉部次長 国保年⾦課⻑ 国保管理係⻑ 国保給付係⻑ 国保保険料係⻑ |
傍聴者 | 1人 |
会議の経過は次のとおりです。
司会
皆様こんにちは。
本日は、大変お忙しい中、御出席いただきまして誠にありがとうございます。
本日、司会を務めさせていただきます市民福祉部国保年金課国保管理係長の鍬でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
会議に先立ちまして、4月1日付の人事異動により、公益を代表する委員お二人に変更がございましたので、委嘱式を行います。
石塚副市長から委嘱状をお渡しいたしますので、お名前をお呼びしましたら、その場でご起立いただき、自席でお受け取りください。
それでは、お名前をお呼びいたします。
石塚副市長 よろしくお願いいたします。
神奈川県厚木保健福祉事務所 所長 長岡 正 様
【 副市長、委嘱状を長岡委員へ手渡す 】
司会
長岡委員、一言、ご挨拶をお願いいたします。
【 長岡委員 あいさつ 】
司会
ありがとうございました。
前任者の任期を引継ぎ、令和7年8月31日までの任期となりますので、よろしくお願いいたします。
次に、厚木看護専門学校 学校長 五十嵐 一美 様
五十嵐 様は、本日、所用により欠席となっておりますので、ご紹介のみといたします。
それでは、運営協議会開催にあたり、石塚副市長からご挨拶申し上げまず。
【 副市長あいさつ 】
司会
ありがとうございました。
本日の議題は、運営協議会への諮問事項である「国民健康保険料の料率改定」でございます。
副市長より諮問書をお渡しさせていただきます。
【 副市長、諮問書を朗読し、会長へ手渡す 】
司会
ありがとうございました。委員の皆様には、只今の諮問書の写しを、お手元に配付いたします。
【 各委員に諮問書の写しを配布 】
司会
このあと審議に入りますが、副市長におきましては、別の公務がございますので、ここで退席をさせていただきます。
【 副市長 退席 】
司会
続きまして、事務局につきましても変更がございましたのでご紹介をさせていただきます。
4月1日付けの組織改正により、市民健康部が市民福祉部と部名変更いたしました。また、人事異動により着任した職員もございますので、改めてご紹介をいたします。
【 職員紹介 】
司会
ただいまの会議の出席者は9人で、本運営協議会規則第4条の定足数に達しております。
これより、令和6年度第1回の厚木市国民健康保険運営協議会を開会いたします。
それでは、会議の開催にあたり、山口会長から、ごあいさつをお願いいたします。
【 会長あいさつ 】
司会
ありがとうございました。
では、これより、議事に入ってまいりますが、本日の協議会は公開となっております。
本日は1人の方が傍聴を希望されておりますので、先に、傍聴席へ御案内させていただきます。
【 事務局…傍聴人を傍聴席に案内 】
司会
それでは、議事進行につきましては、運営協議会規則第2条第2項の規定により、会長に議長をお願いいたします。
議長
それでは、皆様、よろしくお願いいたします。
まず、議事に入る前に、長年、副会長を務めていただきました武藤委員が辞任されましたので、運営協議会規則第2条第3項の規定により、公益を代表する委員から、新たに副会長を選ぶこととなります。
本日は、所要により欠席ではございますが、武藤委員の後任であります五十嵐委員に、副会長をお願いしたいと思いますが、委員の皆様、いかがでしょうか。
【 異議なしの声あり 】
議長
異議なしの声がありましたので、五十嵐委員に、副会長をお願いしたいと思います。
次に議事録署名委員の指名をいたします。
運営協議会規則第6条第2項の規定により、三浦委員、山下委員を指名いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
では、案件1令和6年度厚木市国民健康保険の保険料率等について、事務局から説明をお願いします。
【 資料1に基づき説明 】
議長
ただ今、事務局から、令和6年度厚木市国民健康保険の保険料率等について説明がありました。
質問がございましたらお願いいたします。
委員
資料4ページの左側の計算式と、右側の計算結果にずれが生じているのはなぜか。
事務局
資料4ページ右側に記載されていますとおり、限度額を超えた世帯が104世帯あるため、計算式と計算結果にずれが生じています。
委員
予定収納率は、徐々に上がってきていたが、ここで下がっているのはなぜか。
事務局
近年の実績を踏まえ、より実態に合った予定収納率としています。
委員
今後の予定収納率について、具体的な計画はあるか。
事務局
具体的な計画はないが、収納課と連携して、過年度分の収納率を上げるなどの取組を行っている。
委員
実態としてそのような収納率になるのは理解できるが、収納率100パーセントを目標に定めて、それに向かって様々な取組を進めていっていただきたいと思う。
委員
保険料の引上げにより、滞納も増えることが予想されるため、なおのこと、計画を定めるなどして、収納率向上に取り組んでいただきたい。
また、物価上昇による市民生活への影響を考慮すると、保険料の引上げによる被保険者への影響は少なくない。特に、低所得者への影響は大きいと思われるが、そのことについてはどのような対策が講じられているのか。
事務局
資料1の8ページに所得階層別の保険料の比較を掲載しております。
所得階層の構成割合としては、所得300万円以下の世帯が、約85パーセントを占めております。
また、3人以下の世帯が全体の約95パーセントとなっております。
この表の中で、赤字で表示されている世帯については、保険料が軽減される世帯となっております。
所得0円から43万円の1人世帯ですと、年間保険料が900円の増加、所得200万円の3人世帯ですと、1万2千円の増加となっており、平均すると約4~5パーセントの増加となっております。
また、令和4年度から、未就学児の均等割保険料の軽減制度が開始され、本年の1月から、出産する被保険者の産前産後4か月間の保険料の軽減制度が開始されるなど、子育て世帯への支援の拡大も図られています。
委員
医療費の算定に影響がある医療費について、1人当たり医療費の現状はどうか。
事務局
医療費の決算額は、令和4年度は約165億円、令和5年度の見込みは約163億円と全体としては減少しておりますが、被保険者数は減少しておりますので、1人当たり医療費としては、約1万4千円の増額となっております。
また、事業費納付金につきましても、令和5年度から令和6年度にかけて減少はしていますが、1人当たりにすると、約6千円の増額となっております。
委員
データヘルス計画に基づき、医療費の削減について着実に進めていっていただきたい。
また、令和6年度から、神奈川県の国民健康保険運営方針が改定されたと聞いているが、その内容についてお聞きしたい。
事務局
新たな運営方針につきましては、国民健康保険の県内統一化のさらなる深化を図るため、保険料水準の統一に向けた取組や医療費適正化の推進に資する取組が重要であるとの考えのもと、対象期間を今までの3年から6年に延長するとともに、国保事務の広域的及び効率的な運営の推進などが強化されています。
また、国においても、保険料水準統一に向けた都道府県の取組を支援するため、課題解決に資するものである、保険料水準統一加速化プランを策定しております。
委員
保険料水準の統一化とはどのようなものか。
事務局
イメージとしましては、後期高齢者医療制度が、神奈川県内で同一の保険料というように広域化されているのですが、国民健康保険も、同一県内で同一所得であれば、保険料も同一になることを想定しています。
まずは、医療費水準を納付金に反映させない、納付金ベースの統一化を、令和6年度から令和9年度にかけて実施されていきいます。
最終的には、令和18年度に完全統一化にむけて、保険料の算定方式や繰入金などの課題について、県内市町村で協議されていくものと考えています。
委員
大阪府や奈良県では、今年度から保険料水準の統一化が実施されている、かなり時間をかけて検討されたものと聞き及んでいる。
神奈川県での保険料水準の統一化の動きについても、本運営協議会に逐次情報提供をお願いしたい。
委員
決算補填目的の法定外繰入金が解消されたことにより、保険料上昇抑制における基金の役割が大きいものとなっている。
いざというときに基金の残高がないということがないように、将来を見据えたなかで、基金の積立てを行い、急激な保険料の上昇とならないようにしていただきたい。
議長
ほかに意見等はございませんか。ないようでしたら、本件につきましては、事務局説明のとおり御了承いただける委員は挙手をお願いします。
【 挙手による採決 】
議長
挙手が過半数となりましたので、運営協議会規則第5条の規定により、
「案件(1)令和6年度厚木市国民健康保険の保険料率等について」は了承されました。
なお、本件につきましては、諮問事項となっていますので、皆様の御意見を踏まえて答申書を作成いたします。
答申書の文案につきましては、私と事務局にお任せいただければと思いますが、いかがでしょうか。
≪異議なし の声あり≫
『異議なし』の声がありましたので、そのようにさせていただきます。
なお、答申書につきましては、作成でき次第、市長に提出させていただきます。
続きまして、案件2データヘルス計画令和5年度事業実施結果について、
事務局から説明をお願いします。
事務局
【資料2に基づき説明】
委員
特定健診の受診率が低い場合、何らかのペナルティが科されると聞いたことがあるが、厚木市ではいままでにペナルティを科されたことはあるのか。
事務局
特定健診の受診率については、保険者努力支援制度等により、交付金を加算されることありますが、ペナルティを科されるということはありません。
保険者努力支援制度は、貴重な自主財源ですので、しっかり確保して、保険料の急激な上昇の抑制等につながればと考えています。
議長
委員の方からは、何かございませんか。
ないようでしたら、この案件は終了とさせていただきます。
事務局から、その他ありますか。
事務局
オンライン資格確認システムの導入状況等について御説明いたします。
厚生労働省のホームーページを参照しましたところ、4月28日現在で、21万1千件の施設において運用が開始されています。これは、全体の約9割となっております。
神奈川県においても、ほぼ同じ割合となっております。
また、健康保険証の利用登録件数、マイナンバーとの紐づけをしている件数ですが、7,254万8,167件となっております。これは、マイナンバーカードを保有している方の約8割となります。
ただし、全国民と比較しますと、約6割ほどとなっております。
厚木市の国保についてですが、今年の4月時点で、登録者が約2万3千人となっております。3月末の被保険者が約4万2千人ですので、約55パーセントの方が、紐づけをしていることになります。
また、後期高齢者医療制度につきましても、同じくらいの割合の方が紐づけをされております。
また、実際の利用率についてですが、4月の時点では、国全体で約6.6パーセントとなっております。同時期の厚木市の利用率は約7パーセントですので、国全体よりは、利用率が高くなっております。
また、マイナ保険証への切替時期についてですが、今年の7月末で有効期限が切れるものについては、来年の7月末まで有効期限の保険証を通常どおり発送いたします。
12月2日にマイナ保険証に移行しますが、ここで発送する保険証については、来年の7月末まで使えるものとなります。
こちらについては、神奈川県内で統一した対応ということで、事務を進めております。
後期高齢者医療制度については、通常は2年更新ですが、今回はマイナ保険証との関係で、1年更新となります。したがって、後期高齢者医療制度についても、来年の7月末まで有効期限の保険証をお送りすることになります。
ただし、12月2日以降に転出されたり、就職されたりして保険証の資格が異動される方については、新たに保険証は発行されませんので、マイナ保険証又は資格確認書を使っていただくことになります。
委員
高齢者など、自分で紐づけをすることが困難な人への対応は。
事務局
直接窓口に来ていただければ、職員が対応することは可能です。
また、ご本人もしくはご家族の方が、マイナポータルから登録することもできます。
従来の紙の保険証は、来年の7月末まで使うことができますので、それまでにマイナ保険証に切り替えていただくか、もしくは資格確認書という保険証に代わるものを使っていただくか、いずれかになります。
委員
マル乳、マル親、マル障といった市の医療証についても、マイナンバーカードになるのか。
事務局
将来的にはそういった医療証や、介護保険証についても紐づけされていくことになるかと思います。
事務局
次回の協議会の日程でございます。
例年、11月頃に開催させていただいておりますが、今年度、重要事項案件の予定がございませんので、年明け2月頃に、新年度予算について協議していただきたいと考えております。
詳しい日程につきましては、後日改めてご案内させていただきます。
議長
では、協議案件があれば、ご連絡いただき、特段の案件が生じなければ次回は年明けということでお願いします。
それでは、以上を持ちまして本日の案件は全て終了いたしましたので、議長を降ろさせていただきます。
御協力ありがとうございました。
【進行を議長から司会へ】
司会
案件が全て終了しましたので、傍聴の方は、退席をお願いいたします。
資料につきましては係員にお返しください。
【傍聴人退席】
司会
それでは、最後に、山口会長に閉会のごあいさつをお願いいたします。
【会長閉会あいさつ】
司会
本日は、大変お忙しい中、御出席をいただき、また、貴重な御意見を賜り、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、本日の運営協議会を終了いたします。
皆様、大変お疲れ様でした。
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更新日:2023年11月30日
公開日:2023年11月30日