令和5年度 第2回厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議 会議録

更新日:2023年12月11日

公開日:2023年12月11日

会議概要
会議主管課 企画政策課
会議開催日時

令和5年11月30日(木曜日)
午後2時から午後3時20分まで

会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者

厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議委員 10人

(事務局)7人

政策部長、企画政策課長、企画政策係長、計画調整係長

計画調整係主査2人、主事1人

説明者

計画調整係長

傍聴者 なし

会議の経過は、次のとおりです。

第2回厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議

1 開会

案件

第2期厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略改定の素案について

・中村会長

「案件 第2期厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略改定の素案について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

まず、資料1に基づき、改定の素案について概要を説明させていただきます。資料2は後程確認をお願いします。
参考資料については、意見交換会の結果ですが、素案に反映させる意見はありませんでした。
なお、御意見につきましては、本日の会議以降、別紙の意見提出用紙でも受け付けます。

・前田委員

意見交換会について、3名から意見があったとのことですが、意見交換会とはどういう位置付けなのでしょうか。
また、参加された3名は、どのように選出されたのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

市民参加手続にはいくつか手法があり、本審議会もその一つとなります。他には、ホームページや広報で周知して自由に参加していただく意見交換会や無作為抽出で選んだ方にアンケートをお願いする意向調査、ワークショップ形式で行うものがあります。これらの手続きに加え、パブリックコメントを必須要件として行っているものです。
なお、今回の3名は、意見交換会の開催案内を見て、当日に参加された方となっております。より多くの方に参加していただきたいところですが、当日は3名の参加という結果でした。今後実施予定のパブリックコメントを通じて、広く御意見を聞いていきたいと考えております。

・長野委員

意見交換会はどのように周知を行っていましたか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

市ホームページや広報あつぎで開催の案内をしています。

・黒岩委員

今回、新たに「展望」を追加していますが、前段で示されている「本市の現状と課題」に関する記載とデジタルに関する記載が無いように見受けられます。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

「展望」については、本市が目指す理想像を改めて文章化したものであり、現状と課題については、具体的な取組の中で解決を図っていきます。
デジタルについては、取組を進める手法の一つと考えておりますので、「展望」には明記せず、主な取組に位置付けています。

・黒岩委員

基本目標1のKPIに追加している「県央やまなみ地域の観光客数」ですが、指標を観光客に絞っている理由はありますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

関係人口の創出という具体的な施策に即したものとして、まずはこのエリアに来てもらうという観点から観光客を設定したものです。

・黒岩委員

令和4年度を対象とした効果検証では、KPIを見直してはどうかという意見がありました。今回はデジタル田園都市国家構想総合戦略を踏まえた改定であり、効果検証で出た意見については別途議論ということでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

KPIの見直しについては、デジタル田園都市国家構想総合戦略を踏まえた内容を中心に行っています。ただし、目標値については、より高みを目指すために見直しを検討しています。

・永井委員

展望の記載にもあるように、昼夜間人口比率の高さが特徴である厚木市では、勤務等で来ている方を対象とした分析や発信力強化に力を入れた方が良いのではないでしょうか。また、デジタル化の活用について、他の自治体での先進事例等があればお示しいただきたいです。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

これまでも小田急線内に動画広告を出させていただいています。また、今年度には本市の魅力発信を強化する取組も行っており、YouTubeやデジタルサイネージでの動画配信、インスタグラムでの広告等を通して、本市を知っていただく機会を増やしているところです。今後も、市内外両方に向けた魅力発信を強化していきたいと考えています。
なお、他市の事例については把握しきれていない部分があり、デジタル田園都市国家構想交付金の採択事例等を確認しながら、積極的に取り入れていきたいと考えています。

・佐藤委員

KPI「コミュニティ交通導入検討地区数」を「基幹的公共交通路線の徒歩圏人口カバー率」に変更した意図を教えてください。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

コミュニティ交通については、実施可能エリアが限られてしまうため、公共交通路線を維持していくという必要性も考え、より全市域を網羅できるKPIとさせていただきました。

・篠田委員

KPI「県央やまなみ地域の観光客数」について、県の国際文化観光局で県内の観光地誘客を図る組織があると思いますが、そことの連携はしていくのでしょうか。

・事務局(企画政策課長)

現時点では具体的な連携はありませんが、県とは連携を視野に入れた話をしています。

・篠田委員

KPI「LINE公式アカウントの利用登録者数」について、現在2万人くらいが登録していると思います。どの市町村でも、概ね人口の1割くらいだと思いますが、登録者数の目標値は何人で設定するのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

令和4年度の登録者数は19,300人となっています。今年度に機能拡張を行っており、計画最終年度である令和8年度には、54,000人を目指したいと考えております。

・佐久間委員

オンライン化した行政手続について、厚木市ではチャットGPTの活用をすると新聞で見ましたが、これもこちらに含まれるのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

チャットGPTの活用については、職員が業務の中で活用するものですので、含めておりません。住民票の取得や介護保険の認定申請等、市民の皆様が利用する手続きの数をカウントしています。

・佐久間委員

基本目標3で追加されているKPIの対象が「児童・生徒」となっていますが、今の子ども達はデジタル技術を活用した授業が当たり前になっていると思います。子ども達の視点だけではなく、親や先生といったデジタル化の前の世界を知っている人を対象にしたKPIがあった方が、デジタル化の変貌ぶりが伺えると思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

GIGAスクール端末の利用については、教員を対象にしたアンケートも実施しておりますので、アンケート内容の中からより良い指標があれば、追加を検討いたします。

・前田委員

行政手続のオンライン化は、すごく良いことだと思います。その一方で、オンライン化した行政手続というのは、導入当初の不具合がつきものになってしまっている点が気になります。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

現時点では不具合は聞いていないので、順調に推進できていると考えております。

・前田委員

新たに追加となったKPI「電子書籍貸出点数」ですが、電子書籍は通常の書籍と同じように借りることができるのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

電子書籍については、ライセンスフリーのものについては自由に借りることができますが、ライセンスに限りがあるものについては、通常の書籍と同様、貸出中のものを借りることはできません。

・佐藤委員

電子書籍のライセンスによって借りられる借りられないというのがあるならば、全国規模で連携ができれば良いと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

県央地区の市町村では、現在も実際の書籍の広域利用を実施しています。取組の一つとして、考えていければと思います。

・中村会長

総合戦略の根幹は出生率の向上だと思いますが、デジタル化が出生率の向上に寄与するのでしょうか。

・事務局(企画政策課長)

デジタル化によって、何でも解決するものではないと思っております。あくまで手法として、活用方法を検討してまいります。

・佐久間委員

今の子育て世代の一つ上の世代が楽しそうに生活しているのを見ると、明るい未来に向かって子育てができると思います。世代間の交流が少なくなってしまっている点に問題があると考えており、輝いている方々との交流があればと良いと思います。

・篠田委員

出生率の向上や転入の促進というところを見据えた時、デジタル化というのは手段にしかならないというのはその通りだと思います。新聞社では取材や出稿も自宅でできますし、様々な事件等の情報収集もAIを活用しています。

・越地委員

人口の減少対策の考え方として、何によって加速されるのか、何をすると更に減少してしまうのか等の要因を捉えられると、減少スピードを止めることができるかもしれないと考えています。
また、資料2の114ページでは、「将来に影響を及ぼすと考えられる社会・環境の変化」として、「災害対策」が挙げられています。厚木には川沿いの地域もありますが、そういったところ以外は安定している土地が多いと思います。そのような中で、例えば、市が補助金を出して市内企業のBCP(事業継続計画)を促進させるのも良い手段です。BCP自体は考え方さえ理解すれば割と作りやすいものなので、市としての特色を出せるのではないかと思います。
なお、デジタル化の効果は分かりづらいものだと思います。デジタル化が進んだらどうなのか、雇用が創出されるのか。もっと分かりやすく特色ある指標ができるといいなと思います。

・中村会長

他にございますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

今後のスケジュールについて、パブリックコメントの後、最終案を提示させていただきます。
また、今年度の効果検証報告書がまとまったため、後日、委員の皆様に送付させていただきます。

・中村会長

本日、予定していた案件は以上になります。
なお、本日の会議録につきましては、事務局で作成し、私の方で最終的に確認した上で、市のホームページで公開してまいります。また、公開に合わせまして、委員の皆様にも会議録を送付いたしますので、御承知おき願います。

・中村会長

それでは、以上で本日の議事は全て終了といたします。

3 閉会

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