平成29年度第3回情報公開審査会会議録

 審査請求案件について、審査会委員から実施機関に対する質疑応答が行われた。

 また、これまでの審議及び意見陳述を踏まえ、答申をまとめるための審議が行われた。

 《事務局説明》

会長

 平成28年度情報公開・情報提供制度の運用状況について、委員から質問等はあるか。

委員

 6の非公開の内訳として、存否応答拒否が1件あるが、具体的にどのような内容か。また、7の出資法人等における情報公開について、勤労者福祉サービスセンターの件数が他の法人と比較すると特別多いがどのような要因があるのか。

事務局

 存否応答拒否については、文書の存在の有無を含め非公開決定したものである。

 また、勤労者福祉サービスセンターに対する情報公開請求については、主に会員事業者の代表者が会員名簿を請求したものである。

委員

 一部公開というと、テレビ報道等によると、真っ黒に墨塗りされたものをイメージするが、どの程度黒塗りされているのか。また、一部公開の度合いによってさらに区分けすることはできないのか。

事務局

 一部公開の内訳として、第7条第1号該当が30件あるが、個人の住所、氏名、印鑑部分が主な墨塗り部分である。第2号該当については、42件であるが、法人の代表者印が主な墨塗り部分であり、一般的に想像されるような真っ黒に墨塗りされた一部公開はほとんどない。

会長

 制度的には一部公開をさらに区別するというようにはなっていない。

委員

 何人の方から請求があったのか。例えば、一人の方が100件請求したというような集計はしているのか。

事務局

 昨年度に関しては、特定の方が大量に請求をされたということはなかった。最多でも5件の請求となっていた。

 また、公開請求の内容としては、入札に係る工事の金額入り設計書に対する請求が割合としては高くなっている。

会長

 建築計画概要書に対する請求は最近どの程度か。

事務局

 昨年度に関しましては、0件である。

会長

 ほかに質問はあるか。なければ、この案件はこの程度としたい。

＝案件了承＝