【令和4年6月】友好都市の沖縄県糸満市を訪問

厚木市長小林常良

4月22・23日の両日、井上武市議会議長、佐後佳親教育長と共に友好都市の沖縄県糸満市を訪問してきました。同市の市制施行50周年を祝うためで、約2年前に就任した當(とう)銘(め)真(しん)栄(えい)市長とも初めてお会いできました。

糸満市とは、北海道網走市が互いの友好都市である縁から交流を始め、2018年8月に友好都市を締結しました。小中学生の平和学習やスポーツ交流、行事への相互訪問などを重ねてきましたが、20年に新型コロナウイルス感染症が流行すると往来はストップ。友好を育む機会が、大きく減ってしまいました。

コロナ禍の沖縄訪問をためらう中で私を駆り立てたのは、「友好のともしびを消してはならない」という思いです。現地では、皆さんとの交流の他、ひめゆりの塔なども視察。平和な毎日にあらためて感謝するとともに、軍事侵攻の続くウクライナへと思いをはせました。

戦争は、対岸の火事ではありません。国内であった悲劇を次代へ引き継ぐことは、明日の平和への懸け橋となります。厚木の子どもたちに平和の尊さを伝えるためにも、糸満市との友情をさらに育んでまいります。

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