第5回厚木市本庁舎敷地跡地等活用検討委員会の会議録について

更新日:2024年04月17日

公開日:2024年04月17日

会議概要

会議概要
会議主管課 行政経営課
会議開催日時

令和6年3月14日(水曜日)
午前10時から11時まで

会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者 厚木市本庁舎敷地跡地等活用検討委員会委員 14人
政策部長、行政経営課長、公共施設マネジメント係長
公共施設マネジメント係副主幹1人、主事1人
説明者 公共施設マネジメント係長
傍聴者 なし

 

第5回厚木市本庁舎敷地跡地等活用検討委員会

案件

  1. 提言書(案)について

(事務局)資料に基づき説明

(八尾委員)

「はじめに」について、関西万博に関する記述に違和感を覚える。これまで高度成長を遂げてきた都市が、持続可能なまちづくりへ転換していくといった主旨のものがよいのではないか。

(梶田委員)

事務局(案)の記載内容には、違和感がある。

(八尾委員)

時代の転換期を迎える中で、新たなまちづくりを目指すといった内容はどうか。
5ページに記述のあるアリーナという表現については、サウンディング調査において民間事業者から出てきた言葉である。委員会の役割として、理念を示すことが重要であり、事務局(案)では、何を目指すのかが強く打ち出されていない。例えば、市民交流・文化活動の拠点といった言葉によって理念を示すのはどうか。

(事務局)

アリーナという言葉を記述した背景を説明させていただく。第1回会議で説明させていただいた本庁舎敷地跡地等活用基本方針の策定方針においては、新たな価値を生み出すという考え方を説明させていただいた。また、市が展開する施策を踏まえ、歩行者の目的地、文化会館のホール機能の移転を視野に入れる中、それらを総称して多目的ホールという言葉を使い、民間事業者へのサウンディング調査を実施した。サウンディング調査の結果、複数の民間事業者の中から、多目的ホールを整備するのであれば、一つの可能性としてアリーナという形もあるのではないかという意見があった。アリーナという言葉を記述したが、アリーナありきということではない。全国の事例を確認しても、まちの回遊性やにぎわい創出、市民交流の場としての活用可能性もあると考えている。

(八尾委員)

多目的な施設をアリーナと呼ぶことは一般化していないと考える。誤解を招かないよう、表現には注意するべきである。

(難波委員)

1ページに記述のある「多面的な機能を有するアリーナなど」については、修正するべきである。

(事務局)

1ページの表現を修正させていただく。

(中村委員長)

固有名詞を出すとイメージが固定されてしまうため、アリーナの持つ機能を中心に検討するべきであるという内容に修正するのはどうか。

(早嵜委員)

事務局(案)に記述のとおり、音楽、スポーツ、展示会などを連想させるものとしては、アリーナという言葉はわかりやすいとも思える。

(八尾委員)

現状の表現では、囲み型のホールということを宣言することになるため、修正するべきではないか。

(山内委員)

他の例も併記するのはどうか。

(永井委員)

アリーナ自体が全く悪いわけではない。市民のわくわく感を生み出し、特に若年層には受けがよい。今後の検討に当たり、選択肢の一つとして残せるよう、表現を工夫したらどうか。

(山内委員)

厚木市は、多くの企業の集積などにより栄えてきたが、社会情勢が変わる中で、これを機会に前進していこうという内容はよいと思った。4ページに「世界から憧れを抱かれる」という表現があるが、説明を加えていただきたい。

(事務局)

抽象的な表現であるが、中心市街地のまちづくりを行う中で、世界から憧れを抱かれるという言葉をキーワードとしている。国内でもこれまでなかった展開を目指している。

(永澤委員)

Kアリーナの立地するみなとみらいの状況を確認した。周辺の商業施設は潤っているものの、近隣のマンション住民等にとっては交通渋滞等が課題となっている。大規模の集客施設を作るのであれば、周辺整備が必要である。
また、防災面では、観客がいないときには避難施設となるが、観客がいるイベント中に震災が起きた場合、観客は帰宅困難者になる。そういった視点も踏まえるべきである。

(事務局)

周辺の道路整備や交通渋滞対策は必須と考えている。厚木が受け入れることのできる施設規模についても検討していきたい。どのような防災機能が必要なのか、観客がいるときにも安全に滞在できるようなものを検討していきたい。

(八尾委員)

5ページについて、文章の流れがおかしい。市民に常に使われ、愛される施設を目指すべきである。

(事務局)

市民を最優先に考えているという思いは共有したい。今後、基本方針を策定する中でも、地域の意見を十分に聞いていきたい。

(中村委員長)

今後のスケジュールについて、事務局から説明をお願いしたい。

(事務局)

令和6年度は、当委員会からの提言を基に、市としての基本方針をまとめる。新たに委員会を立ち上げることはせず、様々な意見を聞き、基本方針を練り上げていく。その中で令和7年度以降のスケジュールを固めていきたい。

(早崎委員)

6ページで本庁舎敷地は現文化会館と比較して敷地面積が小さいとあるが、仮に第二庁舎と合わせると面積はどの程度なのか。

(事務局)

本庁舎の敷地は約9,000平方メートルである。文化会館の敷地面積は約15,000平方メートルであるが、駐車場も含めた面積である。第二庁舎敷地は民間企業が所有しているが、本庁舎の敷地面積と合わせると約12,000平方メートルとなる。

(難波委員)

7ページに記載のある市民の居場所として目的がなくても集まれる場という内容と、目的性のある施設という内容が相反してしまう。本庁舎敷地の活用として、空間をどう開いていくかが重要であるため、書き方を工夫していただくとよい。
また、4ページの市民から愛されるという言葉に違和感がある。施設が愛されるというよりは、まち全体が愛されるよう、もう少し広く捉えるのはどうか。

(八尾委員)

施設を含むまち全体を魅力的にするということではないか。厚木中央公園が隣接する重要な場所であるため、ゾーン全体が魅力的になることを目指すということではないか。
厚木らしさを活かすという部分にもう少し色付けできるとよい。学生とのワークショップでも「つながり」というキーワードとして浮上したが、歴史・文化、自然と都市が同居していることや、企業が多く立地し、大学との連携等を加えると厚木らしさのオーラが出てくる。

(永澤委員)

7ページに教育機関の誘致について記述があるが、本庁舎跡地への誘致を検討するのか、または周辺なのか明確に記述するべきである。本庁舎跡地であるとすると、そんなに多くの機能が入るのかという部分もある。表現を工夫するべきである。

(中村委員長)

今後の取りまとめについては、今回の意見を反映した上で、メール等で委員に再度確認いただき、最終版とすることでよろしいか。

(委員一同)異議なし

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