令和5年度第1回厚木市総合計画審議会 会議録

更新日:2023年08月28日

公開日:2023年08月28日

 

令和5年度第1回厚木市総合計画審議会
会議主管課 企画政策課
会議開催日時 令和5年8月10日(木曜日)
午後2時から午後3時30分まで
会議開催場所 厚木市役所 本庁舎3階 特別会議室
出席者 厚木市総合計画審議会委員 10人
(事務局)6人
政策部長、企画政策課長、企画政策係長、計画調整係長、
計画調整係主査2人、主事1人
説明者 計画調整係長

 

 

会議の経過は、次のとおりです。

第1回厚木市総合計画審議会

1 開会

2 案件

(1) 会長職務代理の選出について

(2) 令和5年度施策評価について

(3) 第2期実施計画の策定について

(4) 第1期実施計画及び第1期基本計画「代表となる指標」の見直しについて

(5) その他

 

(1) 会長職務代理者の選出について

中村会長から会長職務代理として伊藤委員が指定されました。

 

(2) 令和5年度施策評価について

・中村会長

それでは、「案件(2) 令和5年度施策評価について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

令和5年度施策評価について、事前に送付させていただいた資料に基づき、六つのまちづくりのビジョンごとに、総合得点・総合評価や各実績を踏まえ、「1評価できる点、2改善を要する点、3今後の方向性」等を中心に意見をいただきます。いただいた意見をまとめ、事務局にて「総合計画審議会からの意見」欄を作成いたします。

・中村会長

それでは、六つのまちづくりのビジョンごとに、委員の皆様から御意見をお願いします。

なお、「総合計画審議会からの意見」欄の最終的な作成については、事務局と私で調整させていただき、後日皆様に御確認いただきたいと思います。

・鈴木委員

ビジョン2の4「多様性の尊重と平和都市の推進」について、「日本語教室参加者数」の達成率が低いですが、2019年から現在までの外国籍市民の人口は増加傾向でしょうか。

また、令和4年の目標値と実績値は適正ですか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

2019年から比較して外国籍市民の人口は増加傾向にあります。

また、目標値については、コロナ禍以前の実績を基に設定しています。なお、外国籍市民が増加傾向であることから、目標値については、担当課と再度検討したいと思います。実績値については、コロナ禍で教室の中止や人数の制限をしたため、目標値に達していない結果になっています。

・野元委員

資料3の10ページ「介護職人材確保支援事業」について、目標値を大幅に達成していますが、予算額より決算額が大幅に下回っています。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

決算額と実績の数値が乖離している部分については、担当課の工夫や努力も現れていることだと思います。

・事務局(企画政策課長)

予算額と決算額について、内容を精査したいと考えております。

・高田委員

ビジョン3の4「生涯スポーツの振興」の「グラウンド・ゴルフ場整備事業」の決算額について、当初予算額よりも多くなっているのはなぜでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

決算額については、令和3年度に予定していた事業費を令和4年度に繰り越して実施したため、当初予算額よりも多くなっています。

・田中委員

ビジョン5の4「緑豊かで美しいまちの実現」の「不法投棄件数」について、件数が目標値を達成していないのに達成率が100.0%になっていますが、なぜでしょうか。

また、不法投棄の定義とはどのようなものでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

不法投棄件数については、減少するほど良いという目標値設定になります。

また、不法投棄とは、ごみ集積所(自治会管理)等に放置されたごみの撤去件数になります。

・鈴木委員

ビジョン5の5「河川と共生するまちの実現」の「親水広場を活用した環境学習の実施回数」について、厚木市内には親水広場等が5か所あると思いますが、目標値が3回になっています。なぜでしょうか。

また、厚木市の自然を活用したウォーキングルートについて、より整備・活用をした方がいいと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

環境学習については、学校に協力を得て行っているので、学校近くの親水広場での実施となり、3回という目標値になっています。

健康・交流のみちについては、市内外に対してより魅力を発信していければと思っております。

・佐々木委員

資料3の71ページ「水辺ふれあい創出事業」について、予算額と決算額に大きな乖離がありますが、なぜでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

本事業については、親水広場の環境学習以外に相模川三川合流地区における水辺交流拠点整備の予算もあり、その整備が令和4年度に実施設計まで進めなかったため、決算額が低くなっています。

・橋本委員

鮎まつりに参加した際に、河川周辺の照明が少なかったり、路面の整備が悪路だったりしたので、観光資源に対する費用が足りてないと思いました。

・事務局(企画政策課長)

鮎まつりの費用について、限られた費用の中で整備等を実施しておりますが、悪路等、市民の安心安全に影響が出てしまう部分につきましては、担当課に報告したいと思います。また、河川自体の管理については、神奈川県となりますが、イベントの実施は厚木市となりますので、しっかりと整備をしていきたいと思います。

・橋本委員

ビジョン6の2「行財政改革の推進」の「公衆無線LAN整備事業」について、どこに整備しているのでしょうか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

公衆無線LANについて、主に公民館などの公共施設で設置しております。また災害時の緊急避難場所になっている施設を中心に設置し、情報収集を行える環境整備をしております。

・鈴木委員

公衆無線LANについて、使用しておりますが、そのようなサービスが市民へ周知されていないと思います。市民に対してもっと周知を進めるべきだと思います。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

整備したものを必要としている市民の皆様に利用していただくため、今後も周知してまいります。

・黒岩委員

コロナの影響で実施できなかった事業の表記はどのようになっていますか。また、算出方法はどのようになっていますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

令和2・3年度のコロナの影響を受けた事業については、得点の算出対象から除外しましたので、どの事業が影響を受けたのかが分かるような表記をしておりました。令和4年度については、緊急事態宣言等が発出されなかったため、除外せずに算出しておりますので、コロナの影響を受けたと分かるような表記はしておりません。なお、事務局としては、コロナの影響を受けた事業を把握しております。

・野元委員

市民実感度調査の結果について、令和4年度の結果が令和3年度に対して軒並み実績が下がっています。この点について、どのような分析をしているのか教えてください。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

令和4年度の結果では77項目中65項目が下がっております。マイナス幅が大きかったのが、防犯や住環境整備の項目でした。今年度中に報告書を作成し、分析等を進めてまいります。

・鈴木委員

全体の施策評価として、AとBの評価となっていますが、第2期まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略に掲げる将来展望と結びつかないのではないかと思います。このままでは、どんどん人口が減ってしまうのではないでしょうか。

・事務局(企画政策課長)

人口については、重要な問題だと思っております。ここ数年ですが、人口は横ばい、若干増加傾向となっております。これは、様々な施策の効果が出ているのではと考えており、厚木市なりの取組を今後検討していければと思っております。

・中村会長

他にございますか。

事務局からは、何かありますか。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

・令和5年度施策評価 意見提出用紙の説明

・議事録及び「総合計画審議会からの意見」欄の内容確認の説明

 

(3) 第2期実施計画の策定について

・中村会長

それでは、「案件(3) 第2期実施計画の策定について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

第1期実施計画の計画期間が令和5年度で満了することに伴い、令和6年度を始めとする第2期実施計画を策定いたします。策定の基本的な考え方については、施策評価及び市民実感度調査の結果を踏まえゼロベースで事業内容及び事業費を精査することを始め、指標の成果を的確に測ることができる項目の設定、社会環境や市民ニーズ、根拠やデータに基づく事業の効果を明確化することなどにより進めていきます。

 

(4) 第1期実施計画及び第1期基本計画「代表となる指標」の見直しについて

・中村会長

それでは、「案件(4) 第1期実施計画及び第1期基本計画「代表となる指標」の見直しについて」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

・事務局(企画政策課計画調整係長)

第1期実施計画の各事業指標について、令和3年度・4年度の実績値が最終年度の目標値を超えている事業のほか、新規事業や事業の見直しがあったため、令和5年度の目標値の見直しを行いました。

また、代表となる指標についても、令和3年度・4年度の実績値が最終年度の目標値を超えている指標があったため、38指標の見直しを行いました。

・野元委員

資料5の150ページ「高齢者の尊厳保持支援事業」については、担当課の努力によって目標値を大幅に上回る実績となったと聞いております。この事業は厚生労働省で先進例として取り上げられていると思いますが、どのような事業か紹介いただけますでしょうか。

・事務局(政策部長)

権利擁護支援センターについては、主に成年後見制度を行っております。これまで、高齢者等に対して、弁護士を中心に対応していましたが、相談が多かったこともあり、社会福祉協議会で権利擁護支援センターを設置し、市とともに中核機関として事業を進めています。また、周知を積極的に実施したことで相談件数が大幅に増えたとのことです。

・中村会長

他にございますか。

無いようでしたら、本日、予定していた案件は以上になります。

なお、本日の会議録につきましては、事務局で作成し、私の方で最終的に確認した上で、市のホームページで公開してまいります。また、会議録については事務局からの説明のとおり、作成した「総合計画審議会からの意見」欄とともに、委員の皆様へ送付いたしますので、御承知おき願います。

 

・中村会長

それでは、以上で本日の議事は全て終了といたします。

 

3 閉会

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