玉川の空に舞う手作りのせんみ凧

更新日:2023年12月06日

公開日:2022年05月02日

せんみ凧は、明治末から昭和30年頃まで、子どもたちの成長を願い、5月の節句前に揚げられていました。毎年、せんみ凧づくり教室や凧揚げ大会も開催されており、多くの皆さんに楽しみながらご参加いただいています。平成14年から玉川地区文化振興会が企画して開催しているもので、玉川せんみ凧保存会が凧の作成の指導に当たっています。凧揚げ大会は、コロナ禍の影響で、一時、開催を休止していましたが、令和4年度から再開しています。凧揚げ大会では、自分で色付けをした凧が空高く舞い上がると、思わず参加者からは笑顔がこぼれ、「思っていた以上に難しいが、とても楽しい」との声も聞かれました。凧揚げに苦労されている方もいらっしゃいましたが、春の心地よい風の吹く大自然の中、世代を問わず、玉川地区の伝統と文化に触れていただきました。

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