【YouTube配信中】あつぎひがし座「第48回人形浄瑠璃自主公演」

更新日:2021年07月31日

公開日:2021年07月31日

第48回人形浄瑠璃自主公演

厚木東高校人形浄瑠璃部「ひがし座」の卒業生を中心に活動をしている「あつぎひがし座」。3年ぶりとなる有観客公演の映像を配信中です。ぜひ御自宅で、人形浄瑠璃の世界をお楽しみください。

公演・収録 令和4年6月26日(日曜日) 厚木市文化会館小ホール

その壱「伽羅先代萩 政岡忠義の段さわり」

伽羅先代萩 政岡忠義の段さわり(画像をクリックすると公演映像にリンクします。)

(画像をクリックすると公演映像にリンクします。)

厚木東高校人形浄瑠璃部「ひがし座」の高校生による舞台です。

仙台藩の伊達騒動を扱った時代物「伽羅先代萩」の「政岡忠義の段」から、幼君の乳母、政岡が幼君の身代わりに犠牲となった息子、千松への思いを語る嘆きの場面〈さわり〉を上演します。

幼君鶴喜代(つるきよ)が後を継いだ伊達家ではお家横領の企みがあります。乳母の政岡(まさおか)は鶴喜代君の毒殺を恐れ、我が子千松(せんまつ)を毒味役にして自ら食事を作っていました。ある時、頼朝公からの使いが見舞いに来ます。差し出された菓子を千松が食べ苦しみだすと、無礼を理由に政岡の目の前で成敗されてしまいます。鶴喜代大事の政岡は我が子の死に微塵も動じませんでしたが、人目が無くなると母親の心にかえります…

出演

浄瑠璃:竹本 希

三味線:鶴澤 三寿々

人形:厚木東高校人形浄瑠璃部「ひがし座」 、あつぎひがし座

その弐「傾城恋飛脚 新口村の段」

傾城恋飛脚 新口村の段(画像をクリックすると公演映像にリンクします。)

(画像をクリックすると公演映像にリンクします。)

近松門左衛門の「冥途の飛脚」を改作した世話物で「新口村の段」が広く知られています。

飛脚屋の養子忠兵衛(ちゅうべえ)は、遊女梅川(うめがわ)に通い詰め、他所に届けるはずの金三百両の封印を切ってしまいます。その金で梅川を身請けし、逃げた二人は忠兵衛の故郷、大和の新口村へ辿りつきます。忠兵衛の知人の忠三郎の家に立ち寄り、人目を忍んでいるところへ外の雪道を忠兵衛の実父、孫右衛門(まごえもん)が通りかかります。氷に滑って転んだ孫右衛門を梅川が介抱するうち、孫右衛門は忠兵衛が居ることを悟り、最後の別れをしているところへ追手が迫ります…

出演

浄瑠璃:竹本 土佐子(重要無形文化財総合指定保持者)

三味線:鶴澤 津賀花

人形:あつぎひがし座、 厚木東高校人形浄瑠璃部「ひがし座」

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