古式消防(木遣唄・まとい振り・梯子乗り)

梯子乗り

市指定無形民俗文化財(昭和46年7月1日)
所在地
厚木市域
保持者
厚木市古式消防保存会
概説
今から約250年前の江戸時代中頃から明治時代の初めまで江戸の町の消防は、鳶職といわれる建築に携わる人々によって行われていました。厚木で鳶職がいつ頃できたのかはっきりしたことはわかりませんが、江戸時代の終わりの頃にはすでにあったようです。建築と消防の役目を担う鳶職は、「木遣」、「まとい振り」、「梯子乗り」などの技を伝えてきました。「木遣」は木遣唄ともいわれ、作業中の仕事唄や、棟上げなどのお祝いの時の唄です。「まとい振り」の「まとい」は町火消しのしるしで、これを振ることは名誉とされていました。「梯子乗り」は、高いところで仕事をするための訓練や正月を祝う意味で行われてきました。多くの技があります。厚木市ではこうした伝統を受け継ぐ鳶職によって、厚木市古式消防保存会が結成されました。
厚木市古式消防保存会 木遣り唄
松坂
松坂越て 明星の
茶屋に腰掛け 眺れば
曇に霞みて 見えざれど
あれは確かに 明星星
活動について
主な公演等
- 1月
出初め式
郷土芸能普及公演 - 秋頃
郷土芸能まつり - 通年
イベント等での公演
稽古日程
随時、公演等の状況に合わせて、稽古を行っています。
(更新日:令和2年6月12日)
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厚木市中町3-17-17
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更新日:2021年04月01日
公開日:2021年04月01日