1 オオムラサキ

更新日:2023年06月13日

公開日:2021年04月01日

黒褐色のはねで、白色や黄色の斑紋が散らばっているオオムラサキの写真

日本の国蝶。雑木林に住み、幼虫はエノキの葉を食べ、夏に羽化、成虫は樹液を吸います。本市では、郊外の丘陵地に広く分布しますが、その生息地・生息数はともに年々減少しています。この要因は、雑木林自体の減少もありますが、手入れされなくなった林が増加したことも、この蝶の生息を危ぶませています。手入れされなくなった林は薄暗く、樹液がでる幹を覆うようにササ類が繁茂し、オオムラサキをはじめとした生き物の多くが住み難い林になるからです。資料館には、森の里など開発により絶滅した地域の標本を含め、各地の参考標本が展示・収蔵されています。

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