令和8年度第1回 図書館協議会 会議録

更新日:2026年09月02日

公開日:2026年09月02日

会議録

会議主管課

中央図書館

会議開催日時

令和8年8月19日 午前10時00分から午後零時25分まで

会議開催場所

厚木市立中央図書館4階会議室

出席者

厚木市図書館協議会委員6人、市民交流部長、中央図書館長、図書館係長、図書館・未来館整備担当主幹、係員2人

説明者

中央図書館長、図書館係長、図書館・未来館整備担当主幹、係員

会議の経過は次のとおりです。

委嘱式

委嘱状交付

あいさつ

1 開会

中央図書館長

厚木市図書館協議会委員及び事務局職員紹介

2 案件

(1) 厚木市図書館協議会会長の選出について

【事務局】

資料1について、会長・副会長の選出方法を含め、協議会の役割等について説明。

委員の互選により、山本委員を会長に、本杉委員を副会長に選出。

(2) 令和7年度図書館の運営状況について

【会長】

事務局から資料の説明をお願いします。

【事務局】

資料2について説明。

【会 長】

ただ今の説明について、確認事項等がありましたらお願いします。

【委員A】

利用状況については、県下各市に比べ、だいたい平均的な利用状況という説明でしたが、一方で図書館そのものにかかっているコストは、感覚的な話ですが、厚木市だけ突出しているように思います。図書館にかかっている経費という観点で、例えば住民1人当たりの換算で、県か他市との比較はしていませんか。

【事務局】

『横浜市の図書館(横浜市立図書館年報)2026』によると、市民1人当たりの図書館費としては、厚木市が1,387円です。厚木市よりも高いところですと海老名市が2,901円、大和市が2,315円、低いところでは座間市が956円、秦野市が824円なので、市によってばらつきはあるところです。厚木市と同額ぐらいの市を見ますと、綾瀬市が1,226円、南足柄市が1,534円、藤沢市が1,413円、平塚市が1,252円ですので、そこまで突出しているというわけではないと考えています。

【委員A】

今、ざっとお聞きした中でも、海老名市と大和市が高いというのは、やはり近年、新しい図書館を造っているということがあるのだと思います。そういう観点からすると、今後、新しい図書館を造った後のランニングコストがどのぐらいになるのか、やはりそれを見据えなければいけないと思います。それだけのコストをかけているのですから、それだけの効果を市民に対して生まなければいけない、もっと利用してもらわなければいけないという視点を持たなければいけないと思いますので、将来的に新しい図書館ができたら、ランニングコストがどのくらいかかるのかというのも、準備しておいた方がいいと思います。この協議会でいずれ説明いただけるように、新図書館のランニングコストがどのくらいかかるのか、それが海老名市、大和市と比べてどのぐらいのレベルになるのか、研究しておいていただければと思います。

【事務局】

補足ですが、未来・図書館になったときには、図書館とプラネタリウムなどの未来館機能を一体で運営していくという考え方なので、図書館だけ抜き出したランニングコストを出すのは、難しいというのがあります。
現在、子ども科学館は直営であり、市の職員と会計年度任用職員で運営していますが、新施設は業務委託になるので、金額に出てくる部分に、職員の人件費は含んでいないです。ですから、職員の人件費相当分を委託費として金額に含めるので、金額的には多分高くなると思います。それをどのような指標で、県内の他の市町村と比べるかという部分は、少し検討してみたいと思いますので、このような経過があるということだけ御理解いただければと思います。

【会 長】

事務局にとってはシビアな指摘ではありますけれども、その辺の視点も重要な部分と思います。ただ、数字だけが全てではないというのも一つあると思います。費用対効果以外の様々な利点というものもあるかと思いますので、それも含めて市民の皆さんに御理解いただけるような説明ができるようにしていただきたいと思います。

【委員B】

資料2の9ページ(コ)結ぶプロジェクトのb市立中学生図書館カード交付ですが、小学生はないのですか。今後の見通しはいかがでしょうか。

【事務局】

当初の計画では、小中学生に向けて、図書カードを交付するというものでしたが、まず、中学生から始めたものです。今後について、現在、検討しているところですが、中学生に図書館カードを交付したところ、貸出数に変化は見られませんでした。逆に、結ぶプロジェクトの中学校への予約図書貸出サービスは伸びています。中学生自身が図書館で借りたり、公民館図書室で借りたり、あとは図書を自身で予約したりというのは、まだ効果としては出ていません。
他市の事例を見ますと、GIGA端末が生徒に配られていますが、そちらでアクセスできるようにして、図書館の蔵書検索や電子図書館を授業で使っていただくなど、そういう展開をしている市町村で、効果が出ているようです。
中学校への取組がどのように成果を上げられるのかというところを検証した上で、小学校に広げていきたいと思います。

【委員B】

それは極力早めに検討していただきたいと思います。というのは、はっきり言って、中学生はあまり本を使わないです。小学生の方がよく使います。小学生の方がきっかけを作りやすいというのもあります。タブレット端末でやるというのももちろんいいですけど、厚木市の学校の図書館は、多分何も電算化されていないと思うので、そこからしてかなり遅れています。そこも考えつつ、学校連携がもっとスムーズにできるようにするべきです。このようなことも含めて、小学校を中心にしていただくよう検討していただけたらと思います。

【会 長】

中学生より小学校の方が利用する可能性が高いというのは、何か理由はありますか。

【委員B】

中学生は、全般的に個々に任されているのです。厚木市に限らず、全般的に個々の読書に任されています。読書する子もいますが、ほとんどの子は図書館に行く時間がないのです。中学校は部活があり、休み時間も短いですし、だから行きたくても行けないという状況もあります。小学校の方が休み時間があり、先生も図書館に連れて行ったりしているので、使う可能性としては小学校の方が圧倒的に高いです。授業で使うとか、個々の読書量を高めるというのは、非常に難しい状態にはあります。

【会長】

小学校だと、例えば絵本や児童書というものを読んだり、活用したりするという割合はいかがですか。

【委員B】

高いです。

【会 長】

教科書を見ても、小学校のときは常用語を使って教科書の内容は表現されていますが、中学校に上がると急激に、いわゆる学習用語に変わるという難しさがあるとよく言われます。そういう点では、むしろ学習用語をちゃんと理解するために、何か図書館で活用できるような、あるいは電子的なものでもいいですから、そういうものがあると、もう少し中学生が利用する可能性も出てくるかもしれないと思います。

【委員B】

先生方が図書館とタブレットでも何でもいいですが、そういった情報を活用して授業するということ自体が、なかなか中学校は難しい部分があります。図書館を使わなくても、タブレットでできますから、というのが最近の先生方の言葉です。

【会 長】

情報化社会、現代社会の事情もあります。それを踏まえた形で、また前向きに考えていければいいと思います。

【委員C】

資料2の11ページ(3)行事「夏休み図書館クイズラリー」についてですが、私、個人的にこの前脱出ゲームに行きまして、初めてですごく楽しかったので、これを図書館脱出ゲームみたいな感じにして、本を読まないと絶対に脱出できない、その成果物が自由研究として完成して、学校に出すことができるみたいな感じにすると、ちょっと違ったアプローチができて、利用者が増えるのではないかというアイデアです。
15ページの(1)「人口1人当たり貸出点数」もそうですけれども、本を借りる図書館カードをマイナンバーカードに連携できないでしょうか。もしできたら、どういう人が借りて、(2)「登録者1人当たり貸出点数」のバラつきとか、年代層の分析などがやりやすくなるのではないでしょうか。
23ページの貸出状況ですが、公民館の予約発送が、毎年増えていると思いますが、何かきっかけはありますか。

【事務局】

愛甲石田駅連絡所の数字が伸びています。伊勢原市の利用者も増えているという印象です。あとは、睦合西公民館図書室が、改修工事で休室になった関係で、別の公民館で受取を希望された方がいられたことから、公民館事務室での受取が増えたこともあります。

【委員C】

人口の比率なども影響があるのかと思いました。なかなか図書館の方に足を運びづらくなった方々などが、身近な公民館で借りたいというニーズもあるのかと思いました。

【事務局】

住んでいる場所で受け取らなければいけないというルールにはなっていないので、例えばお勤めをしている途中の行きやすい場所などで、皆さん借りたりしているのではないかと思います。駐車場のあるところの数が増えるとか、そういう施設的な部分も影響がありますので、駅にあるというのは、アクセスがしやすいという部分では利用者が多くなっています。

【委員C】

ありがとうございます。29ページの厚木市・大学相互利用状況において、大学図書における閲覧件数が、神奈川工科大だけ1.47倍伸びているのは、何かきっかけがあるのでしょうか。

【事務局】

神奈川工科大学に関しては、学生や教員以外で図書館に入館された方の人数となっているため、突出して多くなっています。
さらに、大学自体で周知活動を積極的にやってくださっています。地域に開かれた図書館で、地域の方も御利用いただけるということをPRしていただいている中で、このような数になっていると思います。
傾向としては、大学の図書館はやはり専門書が多いので、なかなか市民の方が求めるような本というのは少ない状況ですが、居場所として、ここに来て学習してよいということをPRしていただいています。他の大学の方々も、先日、会合した中では、そういった居場所としてという部分は受け入れてくださっています。

【委員C】

1.5倍は本当すごいですね。プロモーションなども参考にできるところがあるのでしょうか。全体として、いろいろな数字を出していただき興味深かったです。一番伸ばしたい数字的な部分は、全体として貸出数なのか、利用者数なのでしょうか。

【事務局】

今のところ貸出数です。現在、利用者数は、電子図書館でしか取ることができず、入館者数は、現在の図書館では取ることができません。本を借りない方でも来ていただき、資料に触れていただくとか、そういった利用の仕方でもよいので、貸出者数は増やしていきたいです。

【委員C】

次の方針など、取れる数字の整理としての質問でした。

【事務局】

今後、未来・図書館の成果指標というものは設定しなければいけないと思っています。新しい施設では、入館者をカウントできるようになる予定ですので、一つの成果指標としては、入館者になると思っています。ただ、庁舎との複合施設なので、市役所の窓口に来る人と図書館に来る人、両方カウントしてしまうため、数字の把握は課題となります。現在の市役所来庁者の人数を把握し、ある程度その割合で、算出していくようかと思っています。

【委員B】

大和市のシリウスも図書館だけではなくて、ホールなどを使う人もカウントしています。1年で300万人、3年で1,000万人を突破しています。立地条件として、まず駅から近いです。
それから、周りに横浜市、相模原市、藤沢市を抱えていますので、みんな遠いところから来ます。大和市の市民だけではありません。それはすごく立地としてはいいと思います。あと複合施設なので、1,000人ぐらい入れる大ホールを造っていますから、いろいろな意味で利用できるというのは、参考になると思います。

【会長】

委員Cの方からもかなり細かくいいところを質問していただきました。先ほどのマイナンバーカードの件も一つの方策かと思いますが、逆にマイナンバーカードに疑念を持っている人たちも恐らくいるので、それを全て結び付けるというのは考えていかないといけないと思います。
それから、先ほど神奈川工科大学だけ突出しているということだったのですが、神奈川工科大学の図書館が1階自体を変えて、誰でも入れるような形にしています。その中に、いわゆるかわいいロボットを2台置いておいたりして、誰でも来て中に入れる雰囲気を作ったり、あるいは、DVDであるとか、様々なビジュアルのものをいつでも見られるようにしたりしています。大学生にも、ライトノベルと言われる、ちょっと軽い読みやすいものを意外とたくさん増やしています。
このようなこともあり、若干数値的には上がっているかと思いますが、その辺は何を優先させるか、来てもらって人数を増やすということなのか、あるいは、これから将来の構成員となるこどもたちの素養を豊かにさせていくためということがあれば、ただ単に数値的なものだけではない質的なものということにもなるかと思いますので、それが一番難しいところです。あと、委員Bからも、いろいろと関わっている部分で御経験を述べていただき、参考にさせていただけるので、ありがたいと思っています。それでは、委員Dお願いします。

【委員D】

この資料をいただいて、厚木市立未来・図書館という名前と知りました。いつ頃決まったのでしょうか。「・(中点)」が入っている「未来・図書館」ですが、これはどういう理由で決まったのでしょうか。

【事務局】

管理運営方針を策定しました。策定の経過としては、この協議会の委員の皆さんからも意見をいただき、市民参加手続きとして意見交換会やパブリックコメントをやって作り上げたものです。施設整備に当たっては、新しい図書館と(仮称)未来館という二つの館を別々に検討を進めてきました。それぞれ整備方針を作りながら進めてきましが、供用開始後の管理運営のことを考えると、二つの館を造るのではなく、一つの館の中に図書館の機能とプラネタリウムなどの未来館の機能があるということで、それを一つの館として一体的に運営していくというような考え方を示しました。
その一体的な運営をするにあたって、館の名称を「未来・図書館」としましたが、検討の中では複数の名称候補を出しながら検討しました。最終的には、未来と図書館の間に「・(中点)」を入れましたが、市庁舎と図書館とプラネタリウムが一緒になった施設というのは、全国的にはないと思います。中点を入れた理由は、そういった新たな公共サービスの提供を通じて、市民の皆様それぞれが描く未来の創造につなげる施設とするために、未来と図書館の間に中点を入れています。例えば「未来のための図書館」であったり、「未来をつくる図書館」であったり、「未来を考える図書館」であったり、「未来を生きるための図書館」であったり、その中点を市民の皆様一人一人に感じ取ってほしいというか、捉えてほしいという意味を込めて、「未来・図書館」にさせていただきました。ですから、条例についても「未来・図書館」という名称にしたいと思っています。

【会 長】

愛称の委員会のようなものがありましたよね。

【事務局】

皆さんに愛着を持ってもらうための愛称ということで、市民の皆さんから応募いただいたものの中から「あつめき」に選定させていただきました。市の公の施設として設置する上では、正式な名称が必要なので、名称としては「未来・図書館」としたいと思っています。

【会 長】

最初は、こども未来館でしたか。

【事務局】

最初は「こども」がついていたのですが、こどもに特化するのではなく、市民の皆様、こどもから大人まで使えるということで、未来館になりました。

【委員C】

小学校の授業とかで使えそうですね。この「・(中点)」に当てはまる言葉を考えて、実際に図書館に行ってみて、どんな未来が想像できたかレポートをするとか、逆に、そういう意味を込めてこの「・(中点)」があったけれども、実際に行ってみてどうだったのか、授業の一環でやったら楽しそうですね。

【事務局】

小学校で、施設見学をされる学年があるので、来られたときに実際に見ていただいき、帰りにどう感じたのかを聞くというのもいいと思います。

【副会長】

委員Cの質問と関連しますが、29ページの厚木市・大学相互利用状況の数字ですが、これで見ると明らかに違和感があるというか、この数字には、大学生が閲覧した件数は入っていないのでしょうか。いわゆる厚木市民が借りたとか、貸出しをしたという数字なのでしょうか。

【事務局】

神奈川工科大学については、来館された方の人数ということでしか取ることができないため、厚木市民以外も含んでいます。来館された方については、特段そこで身分確認をしていないそうです。ですので、入館者から学生や大学の先生、関係者を除いた数で、厚木市民以外も数字としては入っているため、数字は多くなっています。それ以外の大学については、厚木市民の方の利用を、入館管理で確認しているということです。

【副会長】

数字そのものの意味が違っているので、あまり比較にはならないようですね。分かりました。あと二つあるのですが、9ページの(サ)図書等のリサイクルについてですが、令和7年度は、不要になった図書を2,782冊提供していただいたということですが、各家庭で不要になった図書はもっとあるのではないでしょうか。それを積極的に提供してもらう方がいいのか、その考え方の問題ですが、たくさん集まってくれば、図書館の経費削減や利用者数の拡大につながっていくのでしょうか。いらない本があっても、結局は紙のごみのときにまとめて捨てたという実情がありますが、もっと積極的に集めようとしているのでしょうか。
それからもう一つ、21ページの(8)雑誌スポンサー制度についてですが、企業が雑誌を提供してくれるとのことですが、いかにも少ないです。これは、現在、図書館にある雑誌はこれでおしまいということなのか、もっと提供してもらえれば、ありがたい雑誌がまだあるのかどうかを確認させてください。もしあるのであれば、もっと積極的に企業に働きかけをすれば、経費節減につながるのではないかと思いました。

【事務局】

最初のリサイクルについてですが、新しい本は、ぜひ寄贈していただきたいと思っています。刊行から10年以上経ったものは除籍対象にもなります。汚れや書き込みがある本、古い実用書、問題集などといった資料については、お受けできないことを示した上で、資料を御寄贈くださいとお示ししているところです。

【副会長】

提供されてもあまりメリットはないということですね。

【事務局】

ベストセラーの本や、予約がたくさん入る本などは、寄贈いただきたいと思っています。ただ、だいぶ古くなって読まれなくなったものについては、図書館で受け入れできない場合、自由にお持ちいただけるリサイクルコーナーに置き、それでも残った場合は、こちらで費用をかけて処分をしないといけません。処分費用がかかってくるものなので、処分されるような本であれば、寄贈はお断りをしています。

【副会長】

結局は、経費節減にはつながらないという意味ですね。

【事務局】

雑誌スポンサー制度は、中央図書館でのみ行っているもので、対象となる資料は購入している197誌となります。ただ、こちらの中には刊行頻度が年1回や年4回のものもございますので、そういったものはスポンサーにとって広告に適さないものと考えています。197誌のうち、刊行頻度が不規則なものを省き、主要なタイトルをリストアップして、周知をしています。
現在、スポンサーがついている雑誌は13誌なので、まだ御提供いただける余地はあると思います。企業や団体の方にアプローチしながら御協力いただくことはできると思っています。

【副会長】

こちらは、買わないで済むので、経費削減に直接つながりますね。厚木市内には事業所がたくさんあるので、その事業所に関連していればウィンウィンの関係で提供してくれると思うのですが、関連してなくても宣伝になるという話をすれば、結構やってくれるのではないかと思います。積極的に進めていただけるとよいと思います。

【委員B】

21ページの(9)国際資料ですが、厚木市も外国籍のお子さんや外国籍の方が増えていると思うので、充実してほしいです。その辺も考えていただけたらありがたいと思います。あと29ページの団体貸出状況年度別推移ですが、団体だけが減っているというお話でしたが、とても便利なので搬送方法を考えていただけると、もっと利用が増えるのではないかと思います。再度検討していただけるとよいと思います。

【会 長】

それでは、この案件につきましては、以上で先に進みたいと思います。

(3)厚木市立未来・図書館条例の制定について

【会 長】

事務局から資料の説明をお願いします。

【事務局】

資料3の1ページから6ページの関係法令との関係、本協議会での審議事項と未来・図書館の概要について説明。

【会長】

ただ今の説明について、御意見等がありましたらお願いします。

【委員A】

先ほどのお話の中で、最近の傾向としては、中央図書館へ来るのではなく、地域の公民館図書室や駅連絡所で本を受け取るという、本は利用するけれどもスペースとしては地域の公民館図書室や駅連絡所を使うというのがトレンドになっているのだと分かりました。この条例では、新たにつくる未来・図書館だけではなく、市内全体の図書館機能として、公民館図書室とのネットワークのことや、あるいは駅連絡所での本の受け渡しとか、新しく整備する未来・図書館に足を運べない高齢者やこどもたち、地域の方でもサービスが受けられますよというのは、条例のどこかに書いてあると思うのですが、こういう資料にもそういう説明を加えた方がいいのではないかと思います。公民館図書室とのネットワークがありますよ、移動図書館も引き続きありますよと。そこでこういうサービスが受けられるから、決して中央図書館に足を運べない人でも置き去りにするわけじゃないということを入れた方がよいと思いました。

【会長】

一つの御意見として、従来のものも含めて、十分活用するということでした。他に何かございますか。

【委員B】

駐車場は地下にあるのですか。

【事務局】

地下は、基本的に公用車用の駐車場になるので、利用者用の駐車場は、保健センター、大型バス発着場があった場所に、今、新立体駐車場を建てているので、そこに250台分、用意されます。ただ、そこが無料になるかどうかは、今、検討中です。基本的には、市役所にお越しの市民の方の駐車場です。

【委員B】

やはり、無料にしないと図書館にはなかなか来ていただけないのではないかと思います。

【会 長】

他になければ、次の内容について、事務局から説明をお願いします。

【事務局】

資料3の7ページから9ページの図書館機能における図書資料等の館外貸出の利用者登録有効期間、貸出点数及び期間について説明。

【会 長】

貸出の条件について、一度見直しをしようということで、事務局の方で検討していただいたということですが、何か御意見等がありましたらお願いします。

【副会長】

確認させていただきたいのですが、8ページの神奈川県の貸出期間が3週間になっていますが、県の図書館から借りると、いつも2週間で返すようにと言われます。

【事務局】

厚木の図書館を通じて、県立図書館の資料を借りる場合ですか。

【副会長】

そうです。

【事務局】

3週間は、直接、県立図書館に借りに行った場合の貸出期間になります。

【副会長】

厚木市の図書館を通して借りると2週間で、直接、県立図書館に借りに行けば、3週間という意味ですね。

【委員B】

もう決められていることなので、変えてほしいということではありませんが、貸出冊数は増やす方向にしていただけるとありがたいと思います。海外の図書館など、持てるだけ持って行っていいよという図書館も多いです。そういうところの方が、読書をする人や本を使う人が多いので、10冊というのは、本がなくなってしまうからというお気持ちも分かるのですが、なるべくなら多く借りられるような方向に考えていただけるとありがたいと思います。

【会 長】

日本と海外では、考え方が違うということですね。

【委員B】

そうですね。海外の方が、やはり状況はとても盛んです。

【事務局】

貸出期間が2週間というのは、この他の市を見ても2週間となっています。座間市が貸出冊数を50冊にしていますが、2週間で50冊は読めないと思います。現実的には、多分50冊を借りている方というのは、いらっしゃらないのではないかと聞いています。ですので、貸出期間を延ばせば、それに応じた貸出冊数を増やすという考え方もできるかと思ったのですが、他市の例を参考にすると、変える必要はないのかなというのが検討の結果です。

【委員B】

個人的に申しますと、もっと借りたいときがあるので、その点だけです。

【会長】

学生の読書習慣についてですが、海外の学生は課題が多く、資料を持ち寄り、1週間で何冊も読むことがありますが、日本ではほとんど読まない傾向があるように思います。読書に関する慣習的な背景もあるのだと思います。その点では、委員Bの御意見も含め、特に厚木市の場合として考慮に入れていただければと思います。
他になければ、次の内容について、事務局から説明をお願いします。

【事務局】

資料3の10ページから22ページの未来・図書館の運営に係る協議会及び観覧料と使用料及び利用可能時間・受付期間について説明。

【会 長】

ただ今の説明について、御意見等がありましたらお願いします。

【委員A】

20ページの使用料設定に当たっての考え方に「市内在住・在学の中学生・高校生は無料」とある一方、3の使用料の表ではデジタル工房は中学生以上100円、アナログ工房は高校生以上100円と読めます。表の記載ですと、デジタル工房は小学生無料、アナログ工房は中学生無料とも読めてしまいます。どちらが正しいのでしょうか。

【事務局】

利用できる対象は、デジタル工房は中学生以上、アナログ工房は高校生以上です。デジタル工房は中学生・高校生は無料、アナログ工房は、高校生は無料で、それ以上の方には料金がかかるという意味ですが、表記が分かりづらいという御指摘はそのとおりです。

【委員A】

そうであれば、表現の変更を検討いただければと思います。危険性の観点もあるので、小学生が利用できるかという点も含めて整理をお願いします。また、そもそも中高生無料とする理由について、プラネタリウムなど他の施設では中高生から料金を取っているのに、工房だけ無料とすると整合性に疑問があります。市内の他施設で、中高生無料の例はありますか。

【事務局】

工房については、もともと大人が100円という設定なので、例えば中高生はプラネタリウムと同様に半額の50円にする考え方もありますが、施設全体の方針として、館内にティーンズラウンジを設けるなど、中高生の居場所づくりや活動支援にも重点を置いており、ついては工房についてもその一環として中高生の利用促進を図っていきたいため、今回は中高生無料としています。

【委員A】

中学生のプラネタリウム観覧料は夏休みだけ無料で、普段は料金を取っているので、そうすると整合性が取れていないと思います。プラネタリウムは有料なのに、デジタル工房は無料というのは納得しづらいです。

【会 長】

何か理由付けがあれば納得できます。例えば、プラネタリウムはスタッフが投影等を行い参加者が鑑賞するのに対し、工房は参加者が材料を持ち込み、ツールを利用するという性格の違いがあります。こうした違いが料金に反映されているという説明ができればよいのですが。

【事務局】

条例制定に向けた市民参加の手続で、審議会で御審議をいただいております。今の御意見を踏まえ、最終案の作成に当たり、改めて検討いたしますので、この場で結論は出さず、御意見として承ります。

【委員C】

天体観望ルームと工房使用料の件ですが、貸切利用のウに関して、予約は個人でも可能でしょうか。例えば、1人で予約した場合、貸切りは可能ですか。

【事務局】

天体観望ルームは1人でも貸切り可能です。ただし、工房は席利用のため、1人で部屋全体を貸し切ることはできません。

【委員C】

例えば、個人で5人の予約をした場合、定員以内だと思いますが、共同での利用も可能ということですか。

【事務局】

もちろんお友達同士やカップルで使いたいとか、御家族で使いたいというニーズも当然あると思いますので、そういった方で、ここを貸し切って、御利用いただけます。

【委員C】

1人で利用した場合は1,800円で、10人の団体で使えば、その団体で1,800円ということだと思いますが、団体が二つの場合、一緒に使うことは想定していませんか。

【事務局】

基本的には想定していないです。

【委員C】

工房使用料の方のスタッフ配置等に係るコストの年間使用可能総数は5万2,560人ですが、多分、稼働率が加味されていらっしゃらないのではないでしょうか。

【事務局】

加味していないです。

【委員C】

中高生の無料なども入ってくると思いますので、多分、赤字試算になると思いますが、その辺は補助金というか、市の予算の一般財源からですか。

【事務局】

そうです。

【委員C】

プラネタリウムの観覧料の方も、年間定員総数が8万1,576人ですが、これも稼働率は加味していないということですか。

【事務局】そうです。この施設の受益者負担の考え方としては、年間提供できる時間、要は、稼働率は加味しない時間の中での計算をしています。逆に加味をしてしまうと、加味した以上に来たときに、市のそれ以上の儲けになってしまうので、あくまでもその年間定員数に対するコストを出しているという考え方です。定員ベースというのは、市の算出方法です。

【会 長】

他にございますか。

【委員B】

フリーに使える場所、おしゃべりもできる場所は、ある程度ありますか。

【事務局】

基本的に図書館は、会話はしてはいけないイメージがありますが、未来・図書館では利用のルールを変えまして、基本的には図書館の中で日常会話程度の会話をできるようにします。閲覧席は、基本的にそういった形でお使いいただけます。また、静かに読書をしたい方のために、4階の一角に静かなスペースを設けてあります。

【委員A】

先ほど、大和市のシリウスの話が出ましたが、シリウスには個人スペースを有料で貸しているスペースがあります。公共施設の中で、個人スペースを有料で貸し出すというのは、なかなか画期的だと言われていまして、一時間200円ぐらいだったと思いますが、そういうスペースの設置は考えなかったのですか。

【事務局】

当初の計画ではありました。私も大和市のシリウスは何回も見に行きましたが、有料スペースはとてもゆったりしているのに、無料スペースがぎゅうぎゅう詰めになっていると、やはり有料スペースを設けるよりも、もっと閲覧席を増やして、多くの方に御利用いただいた方がいいのではないかということになりました。面積の有効活用、集約化も含めて現在のレイアウトになっています。

【委員B】

フリースペースみたいに、例えば10人ぐらいでちょっと集まるお部屋とかは考えなかったのですか。

【事務局】

1階の広場的スペースというところに椅子やテーブルを置き、市民ラウンジという名前で位置付けていますので、お集まりいただけると思います。

【会 長】

他になければ、次の内容について、事務局から説明をお願いします。

(4)来館促進に向けた取組について

【事務局】

資料4について説明。

【会長】

事務局から、来館促進に向けた取組として、読書通帳のアップデートの検討の方向性について説明がありましたが、御意見等がありましたらお願いします。

【委員A】

この書式をダウンロードできるようにして、図書館のホームページに載せるのはどうですか。

【事務局】

ダウンロードはできるようになっています。

【委員A】

じゃあそれで十分ではないですか。やはり自分で書くというのが、一つのポイントだと思います。

【委員B】

要望ばかり出して申し訳ありませんが、未来・図書館になるので、いい機会ですから、お話させていただきます。図書館は、どうしても読書というか、本を読むとか、何かを読むことに集中しがちですが、やはり図書館は、探究するところ、学ぶところなので、そのような取組も、もう少し強化というか、考えていただけるといいかなと思います。今すぐにどうこうではありありませんが、図書館そのものが、ただ単に「Read」ではなく、「Read」でもあり「Learn」でもあり、海外は「Discover」とも言います。そういう図書館が未来につながっていくのでないかと思いますので、いろいろ話し合いを深めて、検討していただきたいと思います。

【会 長】

この協議会の方では、図書館の協議会という形で、どうしても図書の方がメインになりますが、先ほど説明があったような各階のイメージから見ると、委員Bが言われたようなことも含めながら構成はしているような感じがしますね。それがうまく運営できるかどうかは、今後のことだと思います。

【委員C】

読書通帳について、おうちの人に読んでもらった本を書いてもらうというのは、もっとアピールしてもいいのではないでしょうか。これこそ親子読書マラソンとかにしても、そのあと3歳や5歳になったときに「これだけ読んでもらった」ということを示せれば、本人はもちろん、お父さんやお母さんも、これだけ自分は本に触れてきたという長期的な読書教育にもつながると思いまます。

【委員B】

家庭読書もありますね。

【会 長】

いわゆる最近の流行りというか、非認知能力を高めるためには、本人だけではなく、親子関係の中ですごく重要だと言われていますよね。

【委員C】

社会教育委員会議の方でも、そういう話題を結構聞きます。

【会 長】

他になければ、案件は以上となります。その他の令和8年度の会議予定について、事務局から説明をお願いします。

3 その他

【事務局】

今年度はあと2回、第2回の会議を9月から10月頃、また3回目の会議を2月から3月頃に予定をしておりますので、日程調整等、御協力をお願いします。

【会 長】

今後、2回の会議を予定しているとのことですので、皆様、御協力をお願いします。それでは、予定の案件を全て終了させていただきます。

4 閉会

副会長

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