【請願第1号】厚木市の学校給食の地産地消のさらなる推進と農薬や化学肥料に頼らない食材の使用を求める請願

更新日:2024年12月24日

公開日:2024年12月05日

請願第1号 令和6年11月26日受理
議決結果 令和6年12月23日不採択

件名

厚木市の学校給食の地産地消のさらなる推進と農薬や化学肥料に頼らない食材の使用を求める請願

請願者

「あつぎの輪~やさしい給食For All~」

厚木市緑ケ丘五丁目6番25‐3号
柴田 梨恵子


厚木市愛名1331番地
安藤 実花


厚木市岡田四丁目1番14‐2号
小川 麻衣子


厚木市飯山南四丁目25番11号
廣重 和子


厚木市愛甲四丁目2番29号 アルシオーネコートB201
松本 美歌


厚木市林二丁目37番43号301
岡田 初音

 

紹介議員

津森 英里花

髙田 昌慶

付託委員会

環境教育常任委員会

請願の趣旨

私たち「あつぎの輪~やさしい給食For All~」は、厚木市在住の子育て世帯を中心として、全ての子供たちの未来のために、より安全で、安心して提供できる給食を求めている団体です。心身の発育・成長に欠かせない「食」について、真剣に考え、子供たちに地球環境と食を支える農業を持続可能な形で受け渡したいと願い行動しています。
このたび、2024年7月から10月末までの期間で、厚木市民に向けて「厚木市の学校給食をよりよくするための署名2024」を集める活動を行い、厚木市民2432筆の署名を市長と教育長に提出しました。厚木市の学校給食費が無償化となり、市民からの賛同や理解の声が多かった一方で、食材費高騰により、安価な食材や調味料の使用があるのではと心配の声もありました。
本請願では、第一に、学校給食の月5回のパクパクあつぎ産デーをさらに増やして、地産地消の割合を高めることを要望いたします。規格外野菜の取り入れを行う、地域の農家や生産者の安定的な販路の確保等、地産地消(神奈川県産、厚木市産)をさらに推進する具体的な取組を目指し実行してください。
第二に、子供たちの心身の発育にも大きく影響を及ぼす農薬や化学肥料をなるべく使用しない食材を学校給食に一品目からでも取り入れるなど政策の工夫について検討し、実行することを要望いたします。
第三に、国の掲げる「みどりの食料システム戦略」の推進交付金のうち、「有機農業産地づくり推進」の項目に当たり、財政負担を軽減することができるため、相模原市や小田原市の次に厚木市もオーガニックビレッジ宣言を表明することを要望いたします。2050年までに有機農業の取組面積の割合を25%に拡大することが目標値として定められており、厚木市としても多くある農地を活用して環境保全型農業を推進していく必要があると考えます。
気候変動による影響、食料安全保障の脆弱化も危ぶまれる中、食を守る、農業を守ることは生きていく上で全ての人に関係があります。国では食料・農業・農村基本法の改正が議論されております。これらは、農業従事者とともに、全ての人が関係する内容であることから、国での議論だけではなく私たちが住んでいる地域から議論をすることが大切だと考えています。厚木市民2432名の市民の声を受け止め、以下の請願項目を踏まえ、目標を掲げ、具体的な政策を示していただきたいです。

請願の項目

  1. 厚木市の学校給食においてさらなる地産地消の推進を目指してください。
  2. 学校給食では、農薬や化学肥料に頼らない食材の使用を目指してください。
  3. 学校給食に無農薬の食材を使用するためにかかる経費については、保護者や生産者の負担にならぬよう国の補助制度を活用してください。

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