令和5年第2回厚木市議会第7回会議(12月定例会議)市民福祉常任委員会委員長報告

更新日:2024年01月04日

公開日:2024年01月04日

12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月22日の定例会議最終日に報告された市民福祉常任委員会の委員長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

ただ今議題となりました日程のうち、本委員会に付託されました案件につき、去る12月13日に市民福祉常任委員会を開きましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。

「議案第77号 厚木市国民健康保険条例の一部を改正する条例」 は、委員から、
【質疑】万が一、不幸にも死産となってしまった場合、保険料の免除はどうなるのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】本免除措置における出産は、妊娠85日以上の分娩としており、死産、流産、及び早産も対象となる。
との答弁がありました。また、
【質疑】9月定例会で費用を補正したシステム改修の進捗状況は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】法律の施行に対応できるよう、今月中の業務完了を目途に作業を進めている。
との答弁がありました。また、
【質疑】保険料減額に係る対象者数や1人当たりの平均金額は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】対象者数は、出産育児一時金の件数を参考に年間150人程度見込んでいる。また1人当たりの免除額は、国の試算値で、1人当たり4ヶ月分として2万7000円程度である。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】出産育児一時金の申請件数の推移は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】令和元年度が215件、令和2年度が199件、令和3年度が148件、令和4年度が152件である。今年度は11月末現在で95件であり、昨年同時期と比較してほぼ同程度で推移している。
との答弁がありました。
採決の結果は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。

「議案第81号 厚木市営自転車等駐車場指定管理者の指定について」は、委員から、
【質疑】今回の指定管理者候補者を評価した点は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】現在、指定管理を行っている事業者であり、この2年半の管理実績を踏まえ、自転車等駐車場が抱える課題や利用者ニーズなどの現状を的確に捉えた管理運営方針の提案があったが、きめ細やかで、総合的かつ具体性と実効性の高い内容であるとともに、自転車等駐車場を単なる駐車場とはせずに、交通安全の啓発や市のにぎわいの創出などにも寄与する、民間事業者のノウハウを活用したものになっていた。また、自主事業についても課題やニーズを捉え、防犯対策などの安心安全対策や利用環境の改善、スタッフ研修などの人材育成の充実、自転車安全利用の交通安全意識の取組などの付加価値を加えた提案がなされている点を評価した。
との答弁がありました。また、
【質疑】どのような課題やニーズがあるのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】自転車盗などの犯罪や施設の老朽化、自転車の大型化への対応といった課題に対し、犯罪防止や事故防止など安全面への対応といったニーズがあるため、指定管理者と調整しながら進めていきたい。
との答弁がありました。また、
【質疑】指定管理期間が3年間から5年間に変わった理由は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】新たな事業者が指定管理者となった場合に、現行の施設の管理運営状況の把握や、新たな管理体制の構築、管理人への教育の充実、駐車場が抱える課題の洗い出しなどに一定の時間を要するとともに、課題解決に向けた取組や自主事業などの提案内容の実施を考えて判断した。
との答弁がありました。また、
【質疑】指定管理を民間に任せてしまうことに不安があるが、災害等があった際の対応は。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】大規模地震及び風水害に備えた業務継続計画策定の提案があるほか、施設の一括管理による連絡体制の一本化により、事件、事故、災害時等には迅速に対応が図れるものと考えている。
との答弁がありました。さらに、
【質疑】市民や高齢者の雇用はどうなっているのか。
との質疑があり、理事者から、
【答弁】市民の雇用は把握していないが、現在の事業者は高齢者の雇用について積極的に取り組んでいる。
との答弁がありました。
採決の結果は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

以上で報告を終わります。

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