令和7年厚木市議会第7回会議(12月定例会議)都市経済分科会長報告

12月定例会議が終了しました。
こちらでは、12月19日の予算決算常任委員会に報告された都市経済分科会の分科会長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

  ただいま議題となりました日程のうち、本分科会に分担されました案件につき、去る12月15日に予算決算常任委員会都市経済分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告申し上げます。

「議案第115号 令和7年度厚木市一般会計補正予算 第5号 ［所管科目］」は、

委員から

【質疑】繰越明許費の厚木環状3号線街路整備事業について、繰り越す理由は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】接続する市道愛名森の里線の高さを2メートル程度下げるため、掘削作業に着手したところ、想定されなかった大型のコンクリート改良杭や擁壁が複数、埋設されており、撤去作業に時間を要し、以降の工事計画を見直す必要が生じたためである。

との答弁がありました。さらに

【質疑】撤去作業の進捗は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】順調に進んでおり、おおむね完了している。

との答弁がありました。また

【質疑】繰越明許費の歩道整備事業の進捗状況は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】温水地内におけるスポーツセンター入口交差点を南毛利スポーツセンター方面へ約30メートル進んだ箇所に歩道を整備する計画である。地権者との協議に時間を要しており、その後の設計や用地買収の工程に影響が出たことから、工事費を繰り越す。

との答弁がありました。また

【質疑】債務負担行為補正の市道本厚木松枝線外3路線舗装補修工事経費について、内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】4路線の舗装の打ち替えを行う予定で、損傷箇所の補修の前倒しと工事の平準化を目的としている。

との答弁がありました。また

【質疑】河川維持補修事業費について、増額の理由と内容は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】土砂の堆積や草木の繁茂により、雨水調整池の機能に支障が生じており、来年の出水期までに、容量と機能を確保する必要があることから、堆積している土砂を撤去するためのしゅんせつ作業委託を愛名地内にある愛名砂口第二調整池と、小野地内にある宝蔵山調整池の2か所で行う。

との答弁がありました。さらに

【質疑】河川管理者として管理している雨水調整池の数と維持管理は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】開発行為による10か所と区画整理事業による7か所の合計17か所である。職員が年に1回、巡視点検を行い、現状を確認するとともに、年に複数回実施している除草作業時に調整池の機能に支障がないかを目視で確認し、必要に応じ樹木の伐採やしゅんせつを実施している。

との答弁がありました。

続きまして、

「議案第120号 令和7年度厚木市公共下水道事業会計補正予算 （第3号）」は、

委員から

【質疑】継続費の補正にある大規模下水道管路特別重点調査等事業の大規模管路の定義は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】定義はないが、国の要請により内径2メートル以上の管路の調査を行っていることから、2メートル以上と理解している。

との答弁がありました。さらに

【質疑】調査内容と延長は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】内径2メートル以上で工事完成から30年以上経っている延長1万7131メートルを調査員が管路内に入り確認する潜行目視を行っている。

との答弁がありました。さらに

【質疑】今後、路面下空洞調査で重点箇所があった場合の具体的な作業は。

との質疑があり、理事者から

【答弁】原因が下水道以外に水道管やガス管などの可能性もあるため、道路管理者に報告し、協議するが、下水道管の破損の場合、例えば土かぶりが深くなければ、掘って埋めると考えられる。

との答弁がありました。

以上で報告を終わります。