令和8年厚木市議会第3回会議(6月定例会議)環境教育常任委員会委員長報告

更新日:2026年06月25日

公開日:2026年06月25日

6月定例会議が終了しました。
こちらでは、6月23日の定例会議最終日に報告された環境教育常任委員会の委員長報告をお知らせします。
なお、掲載は会議録が公開されるまでの期間になります。それ以降は会議録を御覧ください。

ただいま議題となりました日程のうち、本委員会に付託されました案件につき、去る6月15日に環境教育常任委員会を開きましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。

「陳情第3号 公立中学校における平和教育及び校外学習の政治的中立性と安全確保を求める陳情」については、委員から
【質疑】今回の陳情を受け、どのような対応を行ったか。
との質疑があり、理事者から
【答弁】教育委員会では、市立全中学校の過去3年間の修学旅行届や校外行事届の内容、また、各中学校の令和8年度教育計画から平和教育に関する取組の実施状況について確認した。その結果、政治的中立性や安全管理について懸念のある教育活動はなかった。なお、それらの教育活動の妥当性の判断については、令和8年4月7日、文部科学省通知「学校における校外活動の安全確保の徹底等について」で示された3つの項目、学校における校外活動時の安全の確保について、旅行・集団宿泊的行事における留意点について、そして適切な教育活動についてを踏まえて行った。
との答弁がありました。また、
【質疑】沖縄で痛ましい事故があったということで陳情が出されたと思うが、事故があってから厚木市の児童生徒の保護者から心配の声などは上がっているか。
との質疑があり、理事者から
【答弁】教育委員会のほうには直接届いていない。各学校への声については把握をしていない。
との答弁がありました。そして、委員からの意見として
【意見】政治的中立性の確保や校外学習における安全管理というのは重要である。中立性の確保や、安全の管理上の問題は生じていないとの説明があり、問題がないことを確認できたため、議会としては具体的な問題が確認された際に必要な対応を求めるべきであって、本陳情の採択には至らないというように考える。
との意見、また、
【意見】次の世代を担う子供たちへの平和教育は極めて重要である。本市については、今までも政治的中立性を守りながら平和教育にしっかり取り組んできたと理解している。昨年は戦後及び被爆80年、それから市制70周年の節目の年ということで、8月に小学校5年生から高校生までの児童・生徒が広島に行く平和学習訪問が実施されている。ただ行くだけではなく、記念式典の参列に加えて、事前・事後学習なども行われ、そこで学んだことも発表しているなど、しっかりとした平和教育がなされていると理解している。そして広島訪問に当たっては、出発から到着まで引率者、随行者によって安全対策もしっかりと行われていると理解している。そういったことから本陳情は、今回は不採択とさせていただく。
との意見、また、
【意見】今回の陳情についてはもっともであるが、問題なかったということを伺っているため、今回の陳情は不採択という判断をする。
との意見、また、
【意見】陳情の項目の、行程及び活動内容の危険性の事前把握、安全管理体制の確認、過去の記録の確認というのは理解できるが、特定の政治的主張に沿った活動現場の訪問、関連団体等の関与、政治的中立性または安全管理上の懸念ということが書かれており、ここまで書かれると現場が萎縮してしまう。何をどう捉えるかはその人次第であるから、もし議会が賛同してしまうと、厚木市の小・中学生が学校の行事として広島の原爆の記念館、その施設に行けなくなってしまう。アメリカの立場、あるいは被害を受けた立場、政治的中立性はどうだといった話になってしまうため、これは賛同しかねる。 
との意見がありました。 
採決の結果は、賛成なしで 不採択すべきものと決しました。

以上で報告を終わります。

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