第6回ジュニアエコリーダー環境学習講座を実施しました!

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

「あつぎこどもの森公園でススキのミミズクを作ってみよう!」を開催しました

 第6回の環境学習講座は、「あつぎこどもの森公園でススキのミミズクを作ってみよう!」
 バスであつぎこどもの森公園を訪れ、生き物が生息しやすい環境について学びました。
 講師には、あつぎこどもの森クラブの方々をお迎えして、グループワークや紙芝居、ススキのミミズク作りなどを通して、楽しく生物多様性について考えることが出来ました。

グループワーク

 まず初めに、公園内の管理棟でグループワークを行いました。
 どのグループでも、リーダーを決める時には、「リーダーをやりたい!」と立候補があり、スムーズにリーダーを決めることができました。

グループごとに分かれて資料を見ながらポストイットに記入したり、模造紙に貼ったりしている子供たちの写真

 生き物のすみやすい環境について、説明をしていただいた後は、各グループが生き物が住みやすい環境と、その理由をポストイットに記入し、模造紙にまとめました。
 まとめた意見の中から、何人かには発表も行ってもらいました。

ススキのミミズク作り!

 お昼ご飯を食べて、午後はススキのフクロウづくりをしました。
 事前に、講師と市職員でススキを900本ほど採集してありましたが、ジュニアエコリーダーには、ミミズクの耳になる部分を2本ずつ自分たちで採集してもらいました。

斜面に生えているススキを採集している子供たちの写真

 それぞれが、気に入ったススキを選んで採集しました。
 ミミにぴったりのススキは見つかるかな?
 ススキを採集できたら、ミミズクを作り始める前に、どうしてススキのミミズクが作られるようになったのか、紙芝居で学びました。

屋外でススキのミミズクの紙芝居を見ている子供たちの写真

 お母さんの病気を治すために、女の子がススキでミミズクを作り、それを売ったお金で薬を買うことができた、というお話があるそうです。
 女の子がお百度参りを行ったと言われる池袋の鬼子母神堂がある豊島区には、ススキのミミズクを購入することができる雑司が谷案内処があるそうです。
 今回は、自分たちでオリジナルのミミズクを作ってみましょう…!

ススキの穂の部分がまるい形になるように丁寧に作業をしている男の子の写真

 一つのミミズクを作るために、耳に使用する2本を含めて32本のススキが必要だそうです。
 先ずは頭から、丁寧に作っていきます。
 ススキは柔らかく、ふわふわしているので、形を作るのが難しく、悪戦苦闘しながら真剣に作りました。

みみずくの形に成形したススキにグルーガンで木の実を接着しているこどもたちの写真

 何度も形を整えた後、木の実を使って目やくちばしを付けたら、完成です。

完成したススキのミミズクの写真

 最後に飛び出たススキを切って整えると、より良い見た目になります。
 耳をつけずにフクロウにしたり、木の実でデコレーションをするなど、それぞれが自分だけのオリジナルミミズクを作ることができました!
 バスの帰着後、お迎えに来た家族に、「すごいでしょ!」と完成したミミズクを自慢する姿も見ることができました。

まとめ

 第6回環境学習講座では、生物多様性について学び、人間にとってきれいなお花畑が、必ずしも生き物にとって生きやすい環境とは限らないことなどに気づくことができました。
 ススキのミミズク作りでは、苦戦し「できない!」と言いながらも、グループで手伝いあって、全員が自分だけのミミズクを完成させることができました。
 ジュニアエコリーダー環境学習講座も、残すところわずかとなりますが、環境のためにできることについて、みんなで学んでいきたいと思います!
(公開日:令和元年12月5日)

イベント開催日

2019年11月16日

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