8/6身近な環境エコツアー「農大で生きものさがしをしてみよう」を実施しました
生きものさがしの前に注意点などを説明
今年も天気に恵まれました。今回は熱中症予防御為、東京農業大学の実験室の中で注意点などの説明を行いました。
参加した皆さんのグループごとに、農大生(植物多様性学研究室、昆虫学研究室)のお兄さんお姉さんが1日専属ガイドとなって、生きものについての知識や魅力、とっておきの場所などを教えてくれます。
農大は農業だけでなく、生きものに詳しい学生さんが沢山いるのです。
また、今回は見つけた生きものを「バイオーム」というアプリのAI判定機能を使って、種類や特徴を確認しながら生きもの探しをしました。
生きものさがしがスタート

生きものさがしがスタートしました。
スタートして雑木林に入り、早速、生きものを見つけたので、農大生に解説してもらいました。
普段、何気なく通り過ぎる様々な場所にも沢山の生きものがいることを再確認させられます。

ジメジメした天気だったので、たくさんの生きものを捕まえられました。
農大生がそれぞれ工夫をしながら、知識と経験を参加した子どもたちに伝えていきます。

捕まえた生きものは、専属ガイドの農大生が解説してくれます。農大生も参加した子どもたちに、生きものが持つ魅力が伝わるよう、丁寧に説明している姿が印象的でした。
もしかすると農大生自身も、小学生の頃の自分と重ね合わせていたのかもしれません。
なお、捕まえた昆虫は、ツアーの終了後に雑木林に戻してあげました。
農大の先生から植物も学んでみよう

生きものさがしの前に、農大の三井先生から雑木林の植物についての解説がありました。
どのような木に生きものが寄ってくるのか、ナラ枯れのメカニズムなど、木と昆虫の切っても切れない関係性を分かりやすく伝えていただきました。
捕まえた生きものを詳しく見てみよう
お昼を挟んで、午後は午前中に捕まえた生きものを、みんなで詳しく観察しました。
捕まえたときにバイオームでも種類が分からなかったものは、図鑑を広げて特徴を見ながらみんなで確認しました。
ここでも農大生が子どもたちの先生となり、ちょっとした授業のような風景となりました。




各グループで推しムシを決めて発表
グループでの観察が終わり、それぞれのグループで推しの昆虫(推しムシ)を1匹決めてもらいました。
子どもたちには担当の農大生と一緒に前に出てきてもらい、推しムシに選んだ理由や推しのポイントを発表してもらいました。
また、推しムシはマイクロスコープで大きく拡大して、参加者全員で見られるようにモニターに移しながら、体のつくりがどうなっているのかや見分け方などを農大生に発表してもらいました。


今回見つけた生きものの一部を紹介します

ニホンヤモリ

ノコギリクワガタ

キマダラカメムシ(幼虫)

マツグロスケバ

ヤマトタマムシ

オオシオカラトンボ(メス)

ニホンカナヘビ

オオカマキリ
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更新日:2024年08月27日
公開日:2024年08月16日