8/1身近な環境エコツアー「農大で生きものさがしをしてみよう」を実施しました

更新日:2023年08月24日

公開日:2023年08月24日

生きものさがしの前に注意点などを説明

エコツアー前の説明

前日の雨から一転して晴れたため、東京農業大学の雑木林の中で注意点などの説明を行いました(写真の説明者は農学部生物資源開発学科の三井教授)。

参加した皆さんのグループごとに、農大生(植物多様性学研究室、昆虫学研究室)のお兄さんお姉さんが1日専属ガイドとなって、生きものについての知識や魅力、とっておきの場所などを教えてくれます。

農大は農業だけでなく、生きものに詳しい学生さんが沢山いるのです。

生きものさがしがスタート

側溝付近での生きものさがし

生きものさがしがスタートしました。
スタートして雑木林に入り、早速、農大生から生きものの解説がありました。

普段、何気なく通り過ぎる様々な場所にも沢山の生きものがいることを再確認させられます。

土の中の昆虫さがしの様子

ジメジメした天気だったので、たくさんの生きものを捕まえられました。
農大生がそれぞれ工夫をしながら、知識と経験を参加した子どもたちに伝えていきます。

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捕まえた生きものは、専属ガイドの農大生が解説してくれます。農大生も、
参加した子どもたちに、生きものが持つ魅力が伝わるよう、丁寧に説明している姿が印象的でした。

もしかすると農大生自身も、小学生の頃の自分と重ね合わせていたのかもしれません。

なお、捕まえた昆虫は、ツアーの終了後に雑木林に戻してあげました。

農大の先生から植物も学んでみよう

雑木林の植物の解説を聞く様子

生きものさがしの前に、農大の三井先生から雑木林の植物についての解説がありました。
どのような木に生きものが寄ってくるのか、ナラ枯れのメカニズムなど、木と昆虫の切っても切れない関係性を分かりやすく伝えていただきました。

捕まえた生きものを詳しく見てみよう

お昼を挟んで、午後は午前中に捕まえた生きものを、みんなで詳しく観察しました。
捕まえた時に種類が分からなかったものは、図鑑を広げて特徴を見ながらみんなで確認しました。
ここでも農大生が子どもたちの先生となり、ちょっとした授業のような風景となりました。

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各グループで推しムシを決めて発表

グループでの観察が終わり、それぞれのグループで推しの昆虫(推しムシ)を1匹決めてもらいました。
子どもたちには担当の農大生と一緒に前に出てきてもらい、推しムシに選んだ理由や推しのポイントを発表してもらいました。
また、推しムシはマイクロスコープで大きく拡大して、参加者全員で見れるようにモニターに移しながら、体のつくりがどうなっているのかや見分け方などを農大生に発表してもらいました。

発表の様子1
発表の様子2
発表の様子3
発表の様子4
発表の様子5
発表の様子6
発表の様子7
発表の様子9
発表の様子9

最後はみんなで記念撮影

集合写真

今回見つけた生きものの一部を紹介します

東京農業大学の三井先生が、今回見つけた生きものをイラストにしてくれました。
とても素敵なイラストをお送りいただき感謝しています。
こう見ると農大のフィールドは生物多様性が豊かであることに、改めて気づかされます。
※三井先生には許可を得て掲載しています。

捕まえた生きもののイラスト

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