特定外来生物「スウィンホーキノボリトカゲ」の確認について

更新日:2023年11月02日

公開日:2021年04月01日

スウィンホーキノボリトカゲの写真

捕獲されたスウィンホーキノボリトカゲ

 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で特定外来生物に指定される「スウィンホーキノボリトカゲ」の生息を市内(南毛利地区)で確認しました。

 このトカゲは2016年8月に特定外来生物に指定され、輸入や飼育等が禁止されています。

 疑わしいトカゲを捕獲もしくは発見した場合は、環境政策課にご連絡ください。

確認の経過

  • 9月2日 
    トカゲを発見、捕獲した中学生の保護者から、飼養の可否について相談を受ける。
  • 10月23日 
    市文化財保護課職員(学芸員)が中学生と共に現地に出向き、3個体を確認、1個体を捕獲。
  • 11月 4日 
    静岡大学で爬虫類の研究を行う生物学者、加藤英明氏が現地を調査。同定のために捕獲個体を持ち帰る。
  • 11月 10日 
    加藤氏から同定報告。特定外来生物「スウィンホーキノボリトカゲ」であることを確認した。

スウィンホーキノボリトカゲとは

台湾原産で体長は全長20から30センチメートル程度。
昼行性で、主にアリやチョウの幼虫などを捕食。
国内では静岡県磐田市、宮崎県日向市において生息が確認されている。
2016年8月、特定外来生物に指定。

スウィンホーキノボリトカゲの注意点

  • 人体への影響
    毒性や人体に危害を加えることはありません。
  • 生態系への影響
    アリやクモ、チョウの幼虫などを捕食するため、さまざまな昆虫への影響が懸念されます。樹上で昆虫を捕食することから、昆虫類や鳥類との競合も想定されます。

特徴

  • 頭が大きく、後足が長い
  • 背中に黄白色の稲妻模様がある
  • のど部分に白斑模様がある
  • 頭、胴、背中に凹凸のウロコがある 

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