みんなの生物多様性~生物多様性あつぎ戦略2024-2030~の改定

更新日:2024年04月02日

公開日:2024年04月02日

みんなの生物多様性表紙

みんなの生物多様性~生物多様性あつぎ戦略2024-2030~の改定について

生物多様性とは、生きものが持つ豊かな個性と結びつきのことをいいます。水や空気、食料の供給など私たちの生活は、微生物から動植物まで「あらゆる生きものがもたらす恵み」に支えられながら成り立っています。
厚木市では、平成25年3月に市域の生物多様性の保全を進め、本市の豊かな自然やその恵みを将来に継承していくため、「生物多様性あつぎ戦略」を策定しました。
策定から11年が経過し、令和4年12 月の2030 年までの新たな世界目標の採択や、令和5年3月の国の新たな生物多様性戦略である「生物多様性国家戦略 20232030 」が閣議決定を受け、令和6年3月に生物多様性あつぎ戦略を改定しました。

みんなの生物多様性~生物多様性あつぎ戦略2024-2030~の位置付けと期間

本戦略は、「生物多様性基本法」第13条に基づく市域の生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画(生物多様性地域戦略)に相当します。

【戦略の期間】2024 年度から 2030 年度まで
【範囲】市域全体
【対象】市民、事業者、学校、行政、その他関係機関等

2050年将来像と2030年目標

2050 年の目指すべき将来像

2050年の目指すべき将来像は、人の暮らしが多くの生物の営みに支えられていることを踏まえ、生物多様性を保全し自然を守り育むことによって、そのめぐみと暮らし続けられる内容を表現しました。

「自然のめぐみを育むまちあつぎ」

2030年目標

2030年目標は、 2050 年の将来像より近い未来であることや現状の市民の認知度を考慮し、市民の生物多様性への理解向上や保全に向けた行動を促進することで、市域の自然回復の実現につながるものとしました。

「誰もが生物多様性を理解し行動することで、 自然が回復しはじめている」

みんなの生物多様性~生物多様性あつぎ戦略2024-2030~の特徴

生物多様性を知るための序章

生き物の写真やイラストを多く掲載するとともに市内で体感できる場所の紹介をするなど、生物多様性への関心を高め、意味や重要性を分かりやすく伝えるものとして戦略の冒頭部分に序章を設けました 。

施策の理解の入口となるコラムの充実

戦略の施策について、市民の皆さまに興味や関心を持ってもらう仕掛けとして、関連コ
ラムの充実を図っています。

厚木市のネイチャーポジティブ宣言

本戦略の改定によって、厚木市の生物多様性に関する「ネイチャーポジティブ宣言(※)」とします。

(※)ネイチャーポジティブの実現に向けた第一歩として、各団体等の取組姿勢を表明したもの。

皆さまからのご意見等をお聞かせください

皆さまから生物多様性に関するご意見やアイディアなどがございましたら、下部のメールフォームから環境政策課へお寄せください。

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

環境農政部 環境政策課 環境政策係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
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ファックス番号:046-223-1668

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