12月は地球温暖化防止月間です
知っていますか?地球温暖化防止月間
12月は地球温暖化防止月間です。なぜ12月なのでしょう?
これは、1997年12月に気候変動枠組み条約第3回締約国会議(COP3)が京都府で開催されたことを記念して定められました。
その後、2015年に開催された国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)にてパリ協定が採択され、2020年以降の温室効果ガス削減に関する世界的な取り決めが示されました。
地球温暖化の主な要因は、エネルギーを使うために化石燃料を燃やすことで、二酸化炭素が排出されることです。
厚木市では、二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指して取り組んでいます。地球温暖化の進行を食い止めるには、環境に配慮した一人一人の行動の積み重ねが大切です。
日々の暮らしを見直し、できることから始めてみませんか。
カーボンニュートラルとは
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と、森林による吸収量などが均衡した状態のことです。


世界中の人々が今のままの活動を続けると気候変動に伴う豪雨や猛暑のリスクが高まり、水資源や自然生態系などに影響が出ると言われています。
こうした影響を食い止めるため、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指して取り組んでいる自治体を「ゼロカーボンシティ」と言い、厚木市も令和3年2月に表明しました。
ライフスタイルを変えていくことで、未来の私たちの生活への負担を減らすことができます。
地球温暖化を止めるためにできること
荷物の再配達をなくしましょう
再配達にも燃料が使われます。
コンビニ受取や宅配ボックス、置き配などを積極的に利用し、荷物を1回で受け取るようにしましょう。

環境にやさしいエコドライブをしましょう
エコドライブとは、二酸化炭素の排出を抑え、地球環境に配慮した運転方法のことです。
アクセルはゆっくりと踏み、車間距離を空けましょう。
また、車に荷物を積みっぱなしにすると余分に燃料を消費します。必要のない荷物は降ろして、燃費も向上させましょう。

食品は必要なだけ買いましょう
食べきれなかった食品は、生ごみとして処理され温室効果ガスを排出してしまいます。
食品ロス削減のためにも、食品は必要な量を買い、冷凍保存などを活用して食べきりましょう。
必要なものだけ購入することで、食費の削減にもつながります!
また、まだ賞味期限まで時間がある一部の食品は「フードバンク」を通して困っている誰かに寄付することもできます。

省エネ家電に買い替えましょう
古い家電は、電気をたくさん使います。
省エネ性能の良い物に買い替えると電気代も節約できます。

再生可能エネルギー電気への切り替え
購入する電気を再生可能エネルギー由来の物にすることで、排出する温室効果ガスを減らすことができます。


マイボトルやマイバッグを使いましょう
ごみの削減のために、マイバッグやマイボトルを持参しましょう。
カフェによっては、マイボトル持参で飲み物が割引になります。

不用品は捨てずに必要な人に譲りましょう
物を大切に使い、不用になったものは捨てずにフリーマーケットなどで必要とする人に譲りましょう。

厚木市の取組
地球温暖化防止のために、厚木市は色々な取組を行っています。
その中の一部をご紹介します。
厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金・厚木市省エネ住宅導入促進奨励金
厚木市は、地球温暖化防止に寄与することを目的に、スマートエネルギー設備やゼロ・エネルギー・ハウスまたはLCCM住宅を導入する方、断熱窓改修を行った方に対し、厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金や厚木市省エネ住宅導入促進奨励金を交付しています。
厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金は、太陽光発電システムや住宅用蓄電システム等が対象、厚木市省エネ住宅導入促進奨励金は、ゼロ・エネルギー・ハウスやLCCM住宅、断熱窓改修が対象で、厚木市に住民登録がある個人の方は申請することができます。
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対象機器 |
補助単価 |
| 太陽光発電システム |
kW×10,000円(上限60,000円) ※太陽光出力、パワコン出力のいずれか低い方 |
| 住宅用蓄電システム | 50,000円 |
| 家庭用燃料電池システム | 50,000円 |
| 【終了】蓄電池同時設置加算 | 50,000円 |
| 大容量加算 | 20,000円 |
| 居住誘導加算 | 50,000円 |
| 【終了】既存住宅設置加算 | 100,000円 |
| 自家消費加算 |
(太陽光)kW×70,000円(上限420,000円) (蓄電池)蓄電池価格の3分の1 ※蓄電池の価格が155,000円/kWh以下の機器が対象 |
| ZEH | 100,000円 |
| 【終了】LCCM住宅 | 600,000円 |
| 断熱窓改修 | 税抜き改修費用から国県補助金額を控除した額の二分の一 (市外事業者が施工した場合は三分の一) ただし、20万円が上限 |
詳細は、リンクからご確認ください。
地球温暖化出前授業の実施
令和3年度からは、厚木市で活動する環境団体である「宇宙キッチン」の方が、電気を使わずに太陽光を使って調理ができる「ソーラークッカー」について教えてくれる「発展コース」も開始しました。令和5年度は205人(3校)が参加しました。

この記事に関するお問い合わせ先
環境農政部 環境政策課 カーボンニュートラル推進係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2746
ファックス番号:046-223-1668
メールフォームによるお問い合わせ










更新日:2025年12月01日
公開日:2025年12月01日