令和5年8月 バスで行くエコツアーを開催しました!
「バスで行くエコツアー」について
環境保全に対する意識の啓発と、環境保全のために自らが率先して行動できる人材育成、機会の創出を図るため、環境市民学習講座「バスで行くエコツアー」を開催しました。
当日は、照ヶ崎海岸(大磯町)でのアオバトの見学やくずはの家(秦野市)で、指導員さんからのレクチャーを受けました。
照ヶ崎海岸でのアオバト見学
アオバトは5月から10月頃にかけて、岩場のくぼみに溜まった塩水を飲むという習性があり、照ヶ崎海岸はアオバトの集団飛来地として、神奈川県の天然記念物に指定されています。

海岸近くでアオバトの見学をしました。

当日は波が強く、アオバトは岩場に長くとどまれない様子でしたが、集団で飛来する場面を観察することができました。また、海岸では、参加者によるゴミ拾いを行い、「こんなにプラスチックごみが落ちているとは思わなかった。」と驚いていました。


アオバトの見学後は、昼食の時間を含めた自由見学です。

大磯港周辺には地元の食材を買うことや食べることができるOISO CONNECTのほか、食事処や公園などがあり、各々好きな場所でお昼を、楽しむことができました。

くずはの家で、指導員さんからのレクチャー
くずはの家は、「かながわのナショナル・トラスト第1号」に指定された葛葉緑地に、自然保護活動の拠点として平成10年4月に開設されました。
くずはの家では、市民が自然とふれあう憩いの場となるように、また、緑地の自然に興味や関心を持っていただき緑地の自然を守る輪を拡げていく場となるように、様々な事業を行っています。

まずは、くすのき広場にて、指導員の高橋さんから、葛葉緑地の歴史やくずはの家の取組について、学びました。

その後、高橋さんと一緒に、葛葉緑地の周辺を探索しながら、生態等について、教えていただきました。

葛葉川から見える地層の崖を案内していただきました。崖には、地層ごとにプレートが付けられています。地層は、箱根の山の噴火による火山灰が堆積したもので、年代ごとにプレートに数字が付いています。「数字が連続せずに抜けているのは、何故でしょう?」という問いに、参加者は、「火山灰がここまで到達しなかったから。」と答え、「正解!」とクイズを交えて解説していただきました。


参加された皆さんの感想から
・普段行く事がない所に行けて良かったです。有意義な1日でした。
・アオバトが海水を飲みに来るのが実際に見られて良かったです。
・くずはの家での指導員さんからのレクチャーが面白かったです。
イベント開催日
令和5年8月10日
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2023年09月28日
公開日:2023年09月28日