ソーラーシェアリングについて

更新日:2022年04月18日

公開日:2021年04月01日

水田に設置されたソーラーパネルの写真

ソーラーシェアリングを知っていますか。

 太陽光発電は、売電ができるほか、停電時にも電力が使用できることから、近年多くの家の屋根で見かけるようになりましたが、地球温暖化を防止するためには、さらに多くの太陽光発電の導入が望まれます。
 しかしながら、日本は森林が国土の7割を占めており、太陽光発電の設置に適した土地が少ないと考えられています。
 そこで、既存の農地に支柱を立て、その上に太陽光パネルを設置するソーラーシェアリングが、今後の太陽光発電普及に大きな役割を果たすと期待されています。
 そのため、市ではソーラーシェアリング設置者への補助金を創設し、推進を図っています。

農地に設置していいの?

 ソーラーシェアリングは、農林水産省が公表した「支柱を立てて営農を継続する太陽光 発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」に基づき、農地一時転用の許可を受けることで太陽光パネルを設置することができます。

作物の生育に影響はないの?

 植物には光飽和点があり、一定以上の太陽光は光合成に影響しないことから、光飽和点が低い作物であれば、影響はないとされています。むしろ、必要以上の太陽光は作物の熱を上げ、悪影響があるとも言われています。
 また、農地に日影ができることにより、夏の農作業の過酷さが軽減されるメリットもあります。
 なお、お茶、稲、さといも、サツマイモ、キャベツ、白菜、レタス、みつば、ブドウ、もも、梨、いちご、ねぎ、アスパラ、ナス、エンドウ、ミョウガ等がソーラーシェアリングに適していると言われています。

どれくらい実施されているの?

 全国で、1,500件以上の実績があります。
 千葉県、静岡県、群馬県などで盛んですが、市内でも第1例目が令和2年1月から飯山で稼働しています。

 (公開日:令和元年6月17日)

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